麺や 維新


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口コミ
もはや文句の付けようがない「透明感」と「漆黒さ」!磨き上げられた塩気と旨みの円やかさが「美しき味」!
TOMASSOON(1834) [携帯電話番号認証済]
2019/03最終訪問
★★★☆3.5
★★★☆3.6
(詳しい評価)

★★★☆3.6
2019/03訪問
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/24/160116
とまそんのYouTube: https://youtu.be/IJ749bC0dbc

<2019.03> つけ麺

 食ってから午後でかける予定でしたが、タイミングをずらして空腹感が出てくるのを待とうと移動を開始しました。ちょっと遅れ気味になってしまったが、目黒界隈で漸く食う気分になって途中下車。目黒と言えば・・・やっぱりあの店に足が向いてしまう。今回も「麺や 維新」さんでございます。 寒さを紛らすために汁系を頂くこともせず、今回は悠々と「つけ麺」を頂くこととしました。先日、ここで味噌らぁ麺を食ったときに、他客が食ってたのが旨そうだったのを、駅に着いた途端に思い出してしまってね・・・・。神の啓示と素直に受け止めてみましょう。
 
 
 
 
<全体&つけダレ> もはや文句の付けようがない「透明感」と「漆黒さ」!磨き上げられた塩気と旨みの円やかさが「美しき味」!
 
 さてつけダレ。醤油感が生き生きとしてその表面は鏡のようです。まずはレンゲで静かに啜ると定番と分かっている味なのに、毎回驚きと感動を与えてくれる。まず醤油感が凛としている一方でとっても円やか。これは鶏コクを意識した香味油がみっちりと醤油のカエシに密着している感覚。醤油の風味が透き通る度に、香味油の旨みも引きずられて味わいを彩るような感覚。スープでもない。ソースでもない。「タレ」なのだ!。中華に端を発する麺料理が、日本で進化したのがラーメンだとしたら、「タレ」は、うどん蕎麦で馴染みの深い食べ方。いや「ツユ」と言ったほうがしっくりとするかな・・・。麺をディップして啜り食らうという旨さは、日本人が一番探究心が深いのではないでしょうか。スベリ・喉ごしは麺に限る話ではなく、味わいとその香りも同様で口から喉へと駆け巡る旨さの快感。きっと醤油だっていろいろ研究重ねてブレンドされたに違いない。
  
 そして鶏ガラの旨み。丸鶏と鶏ガラの違いってのがまだ味の出方で体感できないオレですが、濁りないエキスの溶け込みには丸鶏の芳醇さを感じつつ、とは言え微妙に霞む部分もあるわけで、そんな微妙なエキス感がコク深さを与える。そんな煮出汁感覚に鶏ガラ系の旨みかな???なんて妄想しつつ、レンゲで掬っては味わっていく。夢中になってたら、つけダレがどんどんと減ってゆく。
 
 しかしそれだけの単純な味わいではないぞ!。乾物の溶け込みがまたニクイのだ!。私がよく反応してつぶやく「滋味」という言葉。たとえば今回で言うと、煮干よりは節系の旨みが感じられ、そして昆布の旨みがとても深いと感じました。今回はこの乾物では昆布にとても心ひきこまれる・・・・と妄想を重ねてしまいましたが、実際のところはどうなのか??。さてこの昆布エキス・・・・麺皿のスダチの味わいにとても相性がよろしい。混じりあうと不思議な旨みに昇華しまくりますので、もう一個スダチをくれと言おうか言うまいか・・・迷ってしまったが、タレが少なくなったため野望は次回へと積み残しです。
 
 
 
 
<麺> 多加水平打ちストレート麺!汁の濡れや絡まりが程よく止まり麺の持ち味との一体感がすばらしい!大盛推奨!
 
 まずは一本手繰ってすすると、とっても滑らか!多加水のモチモチ感よりも滑らかすべすべ感がいい感じ。それでいて舌に貼りつくようなそぶりで絡まります。そんな特製を記憶から消えないうちにさっさと醤油つけダレへと投入し一気に啜りあげる。そのままでも滑らかだったのに、さらにその上!。しかも醤油ダレの濡れたそぶりがとても芳醇で、啜りあげる動作でタレの香りまで引っ張ってくるから素晴らしい。 
 ストレート麺だから絡みつきはどうかな?と危惧はあったものの不要でした。とってもタレ絡みつきがよろしく、濡れただけでもタレの味わいが麺に留まる。いわゆる汁ハズレが低いというヤツで、スベリという点ではこの上なく上質です。平打ちですから舌触りや喉ごしに残るシルエット感も、分かりやすくキッパリと感じ取れますし、食ってる!って醍醐味が格別です。スパスパと切れ込みも軽やかだし、これは女性でも化粧あまり気にせず啜れる太麺ではなかろうか?。
 
 
 
 
<チャーシュー> もはや一品料理か高級オードブル感ある半レア肩ロース!肉が憎いほど旨し!
 
 もう・・・見るからに肉身と脂身のサシが美しく絡み合い、柔らかさと芳醇さが分かりやすい。オードブルかって感じですわな。まさしく今風のレアチャーシュー。旨くないはずがない。個人的にはこんなに上質なら、コショウを振って何もつけずに頂きたいのですが・・・たまたま見当たらなかったし、時間もなかったので、ちゃぷっとつけダレに軽く沈めて、すぐに引き上げてみました。少し表面が艶めかしくなったところを食らう!。コショウもいいが・・・肉って醤油にも合うよね!。と言うか、醤油は万能で肉にも合うのか!? 時間と金があったら肉ましで酒を絡めたいところ。これは一口で食いきるには勿体ない、崇高な出来栄えでしたよ!。
 
 
 

<スープ割> ブーメラン方式:割ってもなお、乾物等昆布エキスの芳醇さが香しき哉
 
 器を目の前の少し高い台に乗せてコールするタイプ。改めて雪平鍋で沸騰寸前まで温め直したベーススープを注いでくれます。これが味が薄くなったという感じよりも、淡くなったぶん滋味が表に出てきたような変化の仕方をします。こっちの方が醤油が軽やかなのはわかるが、滋味がもっと輪郭キッパリとしてくるような旨さ。これは凄く好きな味タイプ!。単に薄まって、ラーメン状態に戻りました・・・なんてのも否定しませんが、割ってみたら少し変化して別の楽しみが増える・・・そんな展開の方が面白いに決まってる。嗚呼、この微かで明らかな変化はいつまでも楽しんでいたい。
 
 
 
 
 総じまして「春風の穏やかさと快晴思わす透明度!旨み凛として染みわたる崇高醤油清湯つけ麺!」・・・と言う捻りなしの感想。これは広く受ける味だと思うし、気分を明るくさせるところは、まさに春にはピッタリの味風景かと思う次第です。まだまだ寒暖の差がありましょうが、都内目黒い機会があれば是非とおススメしたい!。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   春風が
   仕事煩悩
   忘れさせ
 
 
 
   食欲覚ます
   季節のつけ麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

★★★☆3.6
2019/02訪問
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/02/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/9gTYhXPaHow

<2019.02> cheese on 味噌らぁ麺

 久しぶりな気もするが実はそんなに前回訪問あら間が空いたわけでもなし。「麺や維新」は私にとってそんな店でして、場所柄アクセスしやすいのもあっていつも気になる存在です。いつも客層はわりと若めでして、毎回浮く存在である私ですが、淡麗な出汁、美しい麺線が気になると平日はこちらへ伺ってしまいます。そんな流れで今回も訪問。ほぼ分かり切ってる味なんだけどね・・・。
 
 
 
 
<全体&スープ> 発酵系同志のコラボレーション!相乗効果侮れず!旨みが指数曲線のように累計化てゆく!
 
 おおお!味噌と言うより何とも眩しい山吹色じゃないか!。見本よりチーズ自体は沈んでいるが、スープ全体の印象が素朴さよりも洗練さを感じさせるほどで、味噌だってスープ感覚に見えてしまう。鶏ガラのエキスは相変わらず表層にも煌めいているし、維新の一杯というセンスには統一感あるね。などと観察しているうちにチーズが溶けだしてきたので、急いで食わねばならぬ。
 
 さてその味噌味ですがちょっと舐めてたら失礼なほどに、好みにドハマりでした!。実は田舎味噌イメージの素朴さもキープしている感覚。コンテンポラリーな味噌ラーだったら、赤味噌っぽい塩気と引き締まった風味輪郭で攻めるところなんだろうが、「甘味をキープ」している麦味噌っぽい旨味も感じられてこれが実に旨い。味噌も複数ブレンドしたと思うけど、その中で大豆の欠片がそのまま出てくるのは珍しい。最初は挽肉かと思ったけど、味噌大豆だと分かった・・・。これを噛み潰すと旨いのだよね。そして何を言ってもチーズとのコラボなのだ。思えばどちらも発酵食品。合わない道理はないわけだった。蕩けるチーズはモッツアレラなのかそれに近いものと思われるが、スープ熱で見る見るうちに溶けてゆく。そしてクリーミーな仕立てに変化してゆくとともに、チーズの風味と塩気と淡い酸味が、甘い味噌味に滲んでゆく。そこから一体化したかと思えば、ぐぐっと味噌風味の濃厚さが引き出されたようにぶわーーーっと膨張してゆくから驚き。チーズの風味が味噌の風味にプラスされると別ものかと思うレベルアップです。
 
 
 
 
<麺> 多加水平打ちストレート麺!個性豊かな汁はつけ麺ライクなガッシリ麺が受け止める!
 
 スープばかり飲んでいるわけにはいかない。程よいところで麺に切り替えて味わいます。麺はつけ麺用の平打ち型の多加水ストレート麺?。非常にモチモチと明るさを残しますが、表面はツルツルでのど越しに良さそうなタイプです。割と汁も吸い込むタイプらしく、スパスパと前歯でも切れ込みが心地よいタイプ。またのど越しまでシルエットを明確に感じるので、平打ち太麺にしてはズボボボっとすすり上げがライト。
  
 後半は部分的にネットリとチーズが絡む。クリームパスタを食っているような感覚に陥りますが、それがまたうれしい誤算で旨い。ツルツルさが命な麺が、ねっとりネバネバチーズに足元を取られたような絡みつきが、舌の上に伝わって味風景をねっとりと堪能してしまいます。こいつが堪らん。本音は今回だけは確実に大盛にしたかったのだが、こちらはつけ麺以外は対応不可。ここだけは善処してほしいのだがな・・・・。飯割を推奨しているのか???
 
 
 
 
<チャーシュー> 半レア肉を・・・チーズホンデュのように絡めて食う
 
 もう王道の肩ロース肉の半レアチャーシュー。現代チャーシューの王道、低温調理タイプで、これまでこちらのレビューでもさんざん語ってきた薄味で肉味芳醇!歯応え柔らかな崇高タイプです。しかし今回これに止まらないのは、チーズ絡みということ。チーズが溶けた味噌スープに浸し濡らして食うのもいいが、少しでもいいから蕩けたチーズを絡めて食うと、倍旨く感じる。チーズホンデュとまで例えるのはオーバーなんだが、それに似た感動を一瞬でもしてしまったから、もっとチーズも肉もくれと本音では叫んでいた次第です。
 
 
 
 
<チーズ他> 単体で味わうことなく、ほぼ全体絡みまくって汁に完全に溶けて全体貢献
 
 ドゥエイタリアンでもフロマージュのラーメンは食って感動したはずだが・・・今回の方が新鮮に記憶に残るかも。既述の通り、味噌との相乗効果によるものだけど、それ以外に味噌に相性がよい薬味が、チーズにも影響を与えているようです。まず見ての通り一味系のスパイスは、実にチーズの発酵感とも合う。また気のせいかっもしれませんが、挽肉の旨みの中に生姜に近い風味を感じたんだが、これがまたチーズにも合うとは知らなんだ。
 
 こんなこともあって、チーズは少し単体で味しめようとした考えを改めて、途中からすべて汁と麺とトッピングそれぞれ絡めて食うことにして、堪能しつくしでございます。できれば金払うからダブルチーズ!いやいやそれでは味の厚化粧が過ぎるか・・・・。
 
 
 
 
 総じまして「ありそうで・・・やっぱりあり!な名コンビ!味噌×チーズの崇高コラボ麺!」・・・と言うそのままの感想。価格を見てしまうと悩むかもですが、まだ寒さが残るうちにこんな味噌もいいもんです。特に外国の方にはとっつき易い味噌味に違いない。海外から遊び来る友人にはこれを勧めてみるつもり!。寒さがまだ残るうちにこんな味噌いかがでしょう?そんな宣伝気分のままですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   ゆく冬の
   味の名残を
   噛み締めん
 
 
 
   味噌の深みに
   暫しの休息
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

★★★☆3.6
2018/10訪問
<2018.09> 特柚子塩らぁ麺

 出先から戻るときに、いつものように一杯ひっかけてから帰ろう。これが唯一の毎日の楽しみなんですが、こんなことにも気合が入らない・・・。これはイカンね。そんな感じであまり考えることも余裕もなく、ランチタイムに目黒付近を通過するなら降りてしまえ。そして、いつもの店にとりあえず行けばいいじゃん・・・てな感じで、ドラマ性の欠片もありませず、やってきたのが「麺や維新」さんです。言わずとしれた神奈川淡麗系を感じさせるお店。ちょうど気分的にも合っていたからナイスチョイス。
 
 
 
 
<ZUND-BAR系譜の淡麗系!鶏エキス芳醇にして円やか!柚子も香り程度ですっきり感を高める崇高鶏塩出汁!>
 
 一口レンゲですすって、ああ!この味!あの味!と安寧を感じます。厚木の山奥にある名店ZUND-BARの系譜を感じるかな・・・・。基本的にはあっさり味の系譜なのですが、鶏油のコクでどんどん食わせる印象そのままの味わい。鶏ガラエキスの煮出しが素晴らしく、エグミが全くない透き通った旨さと芳醇なコクが印象的。上質なゆえに重さを感じません。もっともそれだけでなく、昆布や節系の溶け込みも感じられて落ち着きを与える旨味もプラス。そして塩ラーメンなのに塩を極力抑えたかのような、淡麗な旨み感がすごいです。柚子はどんな感じかというと、ほのかに香る程度。まったく前に出てこないので、塩味の陰に隠れたような立ち位置ですが、これがまた良い。かなり以前になってしまったが、横浜の維新商店よりは、とても淡泊な柚子味風景。それだけにより上品であるが、分かりにくい部分でもあるかも。 
 
 
 
<ややスリムな平型ストレート多加水麺!しなやかさ極まり、シルキーな汁の吸い込みと持ち上げがナイス!>
 
 標準的な細麺に見えますが、実は少しだけ微妙に平たい形状をしているようなイメージ。なので箸でリフトした見栄えが綺麗です。加水が高めなので、モチモチした歯応えイメージでしたが、じつは大人しい反発感。プツプツとリズミカルにあっけなく切れ込みます。すすり上げが非常に滑らか。多加水麺は濡れるだけでもスベるのに、麺と麺が引き合いやすく、いわゆるスープの持ち上げ感がすばらしい!。レンゲで掬いあげながら啜ると、スープの味わいと麺の風合いが分厚く味わえます。淡麗スープだからこそ、こういう食べ方で風合いをアップして堪能したい。のど越しも貼りつき感なく、シルエット感も滑らかでシルキー。
 
 
 
 
<化粧パフのような和やらか鶏胸肉が2枚!肉質感じる腿肉1枚!汁を吸い込み旨し!>
 
 特製だとチャーシューが3枚。醤油は鶏2枚と豚1枚。塩だと鶏3枚になります。しかも内訳は胸肉2枚と腿肉1枚。肉のトッピングにこれだけの拘りと計算!?。
 
 
 この胸肉が最高に柔らかい。いつまでも甘噛みをしていたいようなパフパフ感覚で、いつも例えに引き出すのが化粧パフ(変態的発想じゃな・・・・反省)。どの方向から前歯を差し込んでも、気持ちよく千切れる。そして奥歯へ送り込んだらスポンジが液体を吐き出すかのように、ジュワーっと口の中に広がります。ベースが鶏ガラなので相性合うのは当然。しかも香味の鶏油の色気ある旨味も浸透するから、肉としてはステップアップした感じ!。一方の鶏肉は、小さいサイズだけど一点して歯応えを感じさせるたタイプ。同じように噛み締めると、鶏肉本来的な旨みも滲むといった感じで、これがまた泣ける。
 
 
 
 
<まさに泡のようにふわふわとしたワンタン!次から次へと止まらなくなる>
 
 一番驚くのは歯応え!。まさに泡のようなふわふわ感の肉餡!。味わいは挽肉から溢れる脂とスープ感でとてもナチュラル。コリコリと歯応え伝えるタイプもいいが、このふわふわ感はすごいぜ。先日も同じようなワンタンがあったが、中を割って調べてみると半分計算されたレア状態。こちらはそんな感じではなかったけど、思わず割って調べてしまうほどです。中のスープ味がこぼれないように、しっかりレンゲでキャッチすることも忘れずに!。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!出汁浸透感がとても深く甘味に色気すら感じる熟成感!>
 
 薄口醤油が少し混じった円やかで薄味の出汁に、わりと長い時間ゆっくりと寝かせられたイメージ。薄いカフェオレ色に染まった白身は均一に浸透し、中の卵黄はジュレを思わせるトロトロ粘度あり。艶めかしく輝いたのをパクリと味わうと、出汁の浸透で熟成したような、濃密な甘味ある卵黄が楽しめます。これは100円の価値は十分にあるねー。しかもサイズも仕上がりもナイス。嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 
 総じまして「出汁の芳醇さに限らず!柔らか食感のカオス極まる凄味的鶏柚子塩!」と言う感覚でして、どこをどう取り上げても極上。トップクラスの旨みの集合体という感覚でした。また忘れられなくなりそうで逆に怖い。近いうちに恵比寿のZUND系を久々訪問してみたく思います。それにして癒しの一杯であったし気持ちが一気に明るくなった!そんな感謝を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   出勤し
   もやもや悩む
   月曜日
 
 
 
   気分晴らせよ
   ふわふわワンタン
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

★★★☆3.6
2018/08訪問
<2018.08> 特醤油らぁ麺

 目黒界隈では一番通っているのはここ。実はマイ・マスターピースな店。ゆず塩がイチオシっぽい雰囲気が一時期あったような記憶ですが、最近は俄然醤油系にハマっております。まだ冷やしの限定が恋しくもあるものの、今回は定番で一番いろいろな楽しみが多い「特醤油らぁ麺」とさせていただきましょう。価格にして 1,050円也。この50円ってのがイタイんですが・・・、もうこれ以上悩みたくないから払う。


<芳醇のようであっさりとした鶏エキス!醤油の円やかエッジは甘くも感じる!>

 こちらは、比較的女性客が多いのも特徴ですね。一人でもすんなり入れる雰囲気でもありますが、やはり食べやすいし、女性に似合う麺顔をしていると思えるのです(オレだけか)。ちゅるちゅる啜り易いのも、ラーメン選びにも関係するのだろうか、ラーメン女子たちには。そんな疑問を感じながら隣の客を感じていたところで、虚を突かれたように唐突に配膳されたのがこの麺顔です。


 おおお!まさに「ザ・特製醤油」たるお手本のような麺顔。端正で整った感じがあってとても旨そう。ベースの鶏ガラエキスか香味油のブラッシュアップなのか、とても全体的にキラキラして見える。また、具材が所狭しとありながらも、バランスのいい配置。3種のチャーシューに、3個のワンタン。特製の特権として食らう喜びにあふれる麺顔ではないですか!。いつもならもっとプレゼンスある味玉が、オールスターキャストなる具材たちなので、こころなしか大人しく感じられます。


 一見してこれは神奈川淡麗系。すっきりした透明感ある醤油ブラウンは深く、全体的に色気が立ちます。しかし味わいはと言うと、他によくみられるような鶏油の香味がとても低い。あのバターにも似たまったりとしたコクよりは、鶏ガラ本来のエキス感にあふれるといった感覚がいいです。けっして味が薄いわけでもなく、芳醇な鶏ガラエキスなのだけど、しつこくなくて胃に負担が本当に少ない。表層はギラギラと光り輝く鶏エキス感なのに、すっきりと食えるから好き。


 そして醤油がとても香ります。それはとてもマイルドな塩気・・・・と言うより甘味すら感じるエッジング。醤油独特の醸造に似た香ばしさをキープさせながら、後味に酸味も少なく、塩気でじりっとさせることもなく、円やかに甘味が広がる感覚。これには昆布をはじめとする乾物の効能を個人的には感じるのですが・・・・。ひょっとして貝の滋味なども溶けているのかしらん。


 今回は、特製でとっぴんの量も種類も多かったので、そこから滲むエキスも全体に影響しているのかも。シンプルなようで深い滋味とともに、後半になるとスープが霞んで複雑さが少し増して旨く思えます。


<滑らかさの極致!とも言える多加水極細ストレート麺!>

 本当にこの神奈川系のストレート細麺は、いつ見ても上品です。角麺なのだけど、細くて揃いがいいから、滑らかに思えて丸麺のように思える。それほどしなやかでシルキー。麺が寄り添うことから、スープの持ち上げが良い上に、スープの吸い込みもしっかりしているから、麺とスープのダブルの味わいを、同時に楽しみやすいタイプです。


 表面がつるつるだから、口当りから内頬、舌ざわりへと啜り駆け抜けるのもライト感覚。そして素早い。あっと言う間に奥歯にたどり着き、クチリクチリと咀嚼で潰れてゆきます。そして汁とグルテンの香りと旨みが一瞬にして結合し昇華。と思ったらあっけなく喉奥へと次々に落ち込んでゆきます。なのであっという間に食い切ってしまいそうですが、意外と量が多めに感じられ、並でも食べごたえそこそこ。また、ツルツルすべる麺だから、エコ箸では掴みづらく、時間がかかっただけかもしれません。 


<三種のチャーシュー!さすが特製!>

 鶏のモモ肉&胸肉。そして豚のロース肉という展開です。鶏肉は両方ともあっさりとした薄目の味付け。それぞれに肉味をストレートに堪能できますが、モモの脂身の味わいと、胸肉のあっさりとした淡泊さが、同じ鶏でもこんなにも味の広がりが違うのかと、ちょっと参考になりました。醤油スープに染まり切らないで食うのがいいね。薄っすら塩味程度が、肉味の本質を楽しめそうですから。


 また豚のロースは間違いのない旨さ。薄いピンク色が変化しきらないうちに、真っ先に避難させるか、いっそのこと食らってしまおうというもの。これもスープの浸透少なく、濡れた程度で一気に食らいました。少し脂身の部部分があり、これを後半にとっておいて一気に食い切りますが、こうなるとビールが欲しくなるから、また悩みそうです・・・。


<淡雪のようなふわふわ餡のワンタン旨し!>

 こちらのワンタンは、淡雪のようにふわふわな餡です。外見だけみるとしっかりとした肉餡が詰まっているように思えますが、食うとふわっと解けるような歯応え。そして挽肉が解れてゆくような錯覚に包まれ、それと同時に餡の旨みある脂が広がります。この時、はんなりと生姜の雰囲気があるやなしか・・・・という程度に香りがたつ。こういう点も含めて実に上品なワンタンとい感じです。


 もちろん皮部分のつるつるちゅるりんとした滑らかさは絶品。今回付言するとしたら、皮に味わいを感じられて肉餡の解ける雰囲気とよくマッチしていたと思えました。


<味玉にハズレなし!浸透と熟成感で甘し>

 この醤油ダレを薄く長く漬けこまれたようで、白身をかじった瞬間から甘味を感じました。近年は、トロトロした卵黄よりは、多少カタメに熱が通ったタイプが増えた気がしますが気のせいでしょうか。ジェルやゲルのようなのでもなく、半分芋羊羹のような湿ったスカスカ感が残るタイプ。これだと卵黄が一番ねっとりと感じられるので、味わい深いのでしょうか。事実この卵黄もタレが浸透して熟成でもしたのか?と思うほど濃密で円やかな味わい。甘さすら感じるタイプで、今回も痛感したのは、「嗚呼、味玉にハズレなし」ということ。


 総じまして、「界隈随一の上品清湯!目黒で迷ったらここ!」と言う感じでしょうか。たぶん何も考えたくないときに、どうしても旨いもの食いたいというわがままが強いなら、ここがおすすめかもです。実は隣客のつけ麺が異様に旨そうに思えて、麺が以前とは変わったような・・・・。なんか宿題をもらって帰ったような気がしますおで、きっと近いうちにまた来ます。次回はつけ麺ということで!。兎に角何回来ても飽きません。なのでとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   突き抜ける
   晩夏の空に
   蒼き哉


   旨さ突き抜け
   維新のらぁ麺


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

★★★☆3.5
2018/06訪問
<2018.06> 味玉醤油らぁ麺

 目黒で途中下車。午後休暇取って二郎で憂さ晴らしするかと思ったら、調べたところ休みだった(サボりというより逃げだね・・・)。こう暑いと権之助坂を帰りに上がるのも鬱陶しいし、確実に美味いものを食いたい。悩みだしたら余計にモヤモヤするので、一番このエリアで好きな店に結局はなってしまいます。そんな気分で「麺や 維新」。やはりここでよかった〜、気が落ち着きます。


<まさに磨きのかかった醤油のピッチリ感と透明度!鶏ガラ&鶏油の追い撃ちがコクふかし!>

 もう定番の逸品しか思いつかなかったので「味玉醤油らぁ麺」という王道の一杯としました。他には暑いので、煮干系の冷やしがあったんですが、限定で興奮するより、定番で癒されたかった次第。何よりも仕事がうまく行っていない空虚感を、旨さで充実したかったんでしょう~。そんな心の隙間を埋める一杯は、こんな麺顔でした。


 おおお!見た瞬間、もやもやが飛び散るような透明感じゃないですか!。しかも生揚げ醤油のように穏やかで、澄んだ琥珀色が実に深みがある!。ネオまたおま系と一部で揶揄されましたが、いやいやどうして・・・そんな中でも突き抜け感覚のあるプレゼンスが見事!。表層をうごめく香味油もゆったりしており、旨さに色気を感じさえます。また味玉がカフェオレ色に浮かんでいるのがミスマッチのようで、実は全体的にはしっくりくる麺顔図柄。やはり来てよかったと溜息漏れる。


 味わいますと、嗚呼・・・・沁みるねぇ~。まずお醤油感覚が明るい。カエシとか塩気とか、そんな類ではなく旨みと包含したい味風景。醸造感じる風味が上品で、淡い酸味がありつつも、存在を求めると甘味に同化してしまう・・・。鶏油のコクが更にまた甘さに磨きをかけて、色気すら覚えます。当然鶏ガラのベースの豊かさもあって、しっかりしているのでしょうが、よくよく味わうと落ち着き感もありなむ。これは魚介とか昆布系の旨みが染みていると思われ、妖艶というより貞淑なイメージを感じますね。


 また麺の風合いも後半になるとじわじわと感じます。少し霞が生じるあたりから、炭水化物の成分をイメージしてしまう。穀類の柔らかい糖質が加わると、更に味わいがマイルドになる気がするオレは、変態過ぎるだけかもしれませんが・・・。


<滑らかさとスープ持ち上げのナチュラルな上品さがたまらん!そんな多加水ストレート細麺!>

 大盛にしておくべきだった・・・・。旨すぎてあっという間に平らげてしまいました。左となりの先客より、はるかに早く食べきってしまいました。何と言っても、スベリがとても高級で、まさしくシルキーと感じます。加水は高めでいわゆるモチモチとした感じ。密度感が少ない一方で汁の吸い込みを感じます。またストレート細麺で、やや平べったいようなイメージ。なので麺と麺との隙間から、毛細管現象のようにスープの持ち上げを感じますが、そこが素晴らしい。スープの旨みとともに、麺の風味や旨みが一気に楽しめますから、箸がとまりません。


 前歯の当たりのリズミカルでクツクツと切れ込み、抵抗感すくなくてライト。啜って口元や舌ざわりの柔らかさを楽しんだあとは、奥歯へと運び込みます。一気にプレスにかけ、横ずらして潰していくと、唾液が吹き出し一気にグルテンを糖化させて、旨みを昇華させる。もっと楽しみたいが、無意識で咀嚼はほどほどにして、嚥下してしまいまします。だから、もっと食べたかった・・・。


 喉元を落ちるイメージは、とても滑らかなのでシルエットはあまり感じないタイプ。なので次は、細つけ麺でならもっと、のど越しを楽しめるのではと期待しています。


<もち豚肩ロース肉&地鶏のモモ肉ロール!淡麗にしてスープに馴染む旨味がナイス!>

 もうこの手の淡麗系ラーメンでは、二種チャーシューは当たり前になりましたね。しかも鶏と豚の・・・。低温調理によるナチュラルな肉の旨味が完璧です。豚の肩ロースは適度な脂身のさしに赤身の本来の旨さがより引き立って、淡麗なようで実に味わいが深い。鶏ガラにげんこつも煮出されているような、鶏豚の一体感すら感じ、スープがチャーシューに浸って旨いです。また鶏肉は、もも肉と思われ、よく運動をしている肉らしい、程よい歯応えに味の深みを知ります。こう言う肉は、白飯よりも酒に合うだろうね〜。旨し!


<味玉にハズレなし!>

    非常に甘みのある醤油だれ、しかも淡麗系の出汁がジンワリと深い浸透が伺えます。一口食べた瞬間から、白身も甘みを感じるし、卵黄は実に円やかな熟成をイメージします。まさしく甘露と言った卵黄のうまさ。ジェル状態で、いちいち舌に絡みつくようです。この味玉の完成度も高いな〜。嗚呼、今日も味玉にハズレなし!。


    総じまして、「王道にしてアートすら感じる美しい神奈川淡麗系醤油麺!」と言う感覚でして、すでにつぎの訪問を計算してるオレです。本当に隙がないね・・・この完成度は。目黒は比較的活動エリアの中心に位置するので、これから気持ちが凹むとここに吸い寄せられることが増えそう。今後ともよろしくです。そんな頼みをイメージしつつ、それをお忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいとおもいます!。


   透き通る
   琥珀のスープ
   清らかに


   やるせない気と
   憂さを流す哉


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

★★★☆3.5
2018/02訪問
<2018.02> 味玉醤油らぁ麺

 ランチタイムピークでしたが、運よく一番出入り口に近いカウンター席が一つだけ空いておりました。なので座ろうとしたら、「ご案内しますからお待ちを」と制せられる。それに従って少し待った後、結局その席に案内されるー。こういうことはよくある。きっともっといい席を準備できるかと、タイミングをはかったものの、あいにくだったようです。それともオレの間が悪かったのか。お綺麗なお姉さん会社員のお隣で、少し緊張も覚えつつ食うことになりました。
 
 
 
<もはや透明度とブラウンカラーに王道感がある神奈川淡麗系〜!見た目以上に濃密な味わい>
 
 そう言えば、ここに来る道中で「朧月 目黒処」が無くなっていた。決して悪くなかったいのにどうしたことか!。そんなに人通りが少ないようにも思えず、この業界の厳しさを思い知りました。目黒駅東エリアはここ「維新」がダントツのお気に入りなので、踏ん張ってほしいもんです・・・などと心配と応援を考えていたら、なかなか早いタイミングで配膳が完了。いつもの麺顔に安堵します。それはこんな麺顔でした。
 
 おおお!教科書みたいなティピカルな醤油清湯麺!まさにラーメンのアイコンみたいな馴染みを覚えますな!。やはり透き通ったスープに、透けて見える麺の流れというのは、ラヲタとしては心落ち着ける説得力があります。もうわかり切った味わいですが、今回もゆっくりとまずはレンゲでひと啜り。
 
 むうう・・キリリとした醤油感の中に、コクの深さとその甘味。そこには艶を感じますな。スープボディの鶏エキスは、言うまでもなく芳醇で、あっさりしているように見えてその逆。味の濃ゆさすら覚える旨みの渦です。表層に浮かぶ油は、誠にキラキラと煌めき、スープの渦に溶けていくのが美しい。まさしく芳醇な鶏出汁とはこのことでしょう。その上さらに、鶏油が効いた香味油が引かれているようで、これがさらにコク深さをアップさせる上に、旨みが突き抜けた甘味を感じます。これがまことに神奈川淡麗系のイメージを彷彿とさせ、心は東海道線界隈の名店へといざないます。
 
 醤油のインパクトもシャープなようで柔らかく、そして甘い系統。塩気がないわけではなく、乾物等の旨みも溶けていると思いますが、醤油の濃密さと後味の甘さがいい感じです。大いに鶏油系の味に影響され、むずびついているのでしょうが、そのタレは後味には酸味より甘味を残すイメージが強い。
 
 大変よくできたスープですね。これは広くウケるタイプと思われ、客層に割と若い女性が多く、それい違和感を覚えないのも自分で納得してしまいます。
 
 
 
<多加水系のストレート細麺!スベりの心地良さはまさにシルキー>
 
 ひとことで言えば「上品」。箸で麺をリフトすると、麺同氏が貼りつき見栄えがとても女性的です。麺は明らかに多加水系で極細に近いタイプ。麺の密度はあまり高くなく、潰しこみによるストレスが全くありません。微妙な平型をした切り口で、麺線がとても流麗です。
 
 前歯の切れ込みは、プツプツスパスパと物凄く軽く、リズミカルに断つことができます。すすり上げてから奥歯で潰すとクチクチクチクチっと短いタップでつぶれこみます。元からスープを吸い込んでいるか、もしくは毛細管現象による汁の持ち上げにより、咀嚼で鶏と醤油の旨みで一杯になりましょう。そのあとはただ無心に嚥下するのみで、表面のつるつるさもあって、滑らかこの上なし。
 
 こおようですので見栄え、歯ごたえ、すべり、こしつき等・・・全体をまとめると「上品」とか「シルキー」というイメージが浮かぶ次第です。
 
 
 
<味玉にハズレなし>
 
 これも旨いねー。またまた今回もハズレなし。薄いめの醤油ダレがしっかりと浸透しており、白身はふるふると震え、卵黄は濃密さの中に熟成のような風味を保ちます。全体的にゆるいジェル状で、これが一番舌全体にまとわりつくタイプですね。口の中が卵黄一色になったところを、酒で洗い流したい気分にさせます(ほとんどアル中的な発想)。
 
 
 
<淡麗系にとても似つかわしい鶏豚二種チャーシュー>
 
 今では定番とも言える二種の低温仕上げチャーシュー。豚のロースと、鶏のもも?の肉。どちらも薄味で、スープの熱で固くならないように、そうそうに玉子の上にのせて、熱退避させながらゆっくりと味わいました。豚はさらっと脂身がさしていて、肉の中に浸透したスープの影響と脂身が合わさり、旨さに甘さが滲みます。鶏肉は、肉周囲が皮に近いのか不思議と油分を感じる身でして、全体的に淡泊ではあったものの、鶏肉らしい脂の甘味を感じました。
 
 
 
 総じまして、「まさに安寧すら覚える清湯系醤油麺! 目黒醤油と言えばココ!?」と言う個人的感覚でございます。久しぶりの維新さん訪問だったので、ちょっと新鮮に感じてしまいましたが、日ごろ見逃していただけにこれからは、もう少し足を運びたくなってしまいました。限定も定期的に出しているとは知りませんでしたし、今月の限定味噌もチーズが入ってなかなか面白そうだったし。と言う感じで、食傷気味だったはずなのですが、しっかりとスープまでも平らげてしまいました。ストレス発散には、旨いもの食う以上なことはありませんなー(いや、酒があるか!?)。ともあれ今回の荒れた胃袋と気持ちをすくってくれた一杯には、感謝です。そんな気持ちを忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 
   ストレスと
   疲れがたまり
   荒れる胃に
 
 
   優しさ沁みる
   維新の醤油
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

★★★☆3.5
★★★☆3.5
2014/04訪問
<2015.11> 細つけ麺・大

【クッキリ醤油と艶めく鶏コク!仄かに香る煮干しは残像感!】

配膳された途端、「コレ好き!」と言う感覚! 淡麗好きな麺食いにウケそうなキラキラな透明感。濃い味好きにも、納得感与えそうな醤油のコク深い色合い。そして表層に揺らめく香味オイルがとても艶かしくも思えます。ネギが浮かび漂う様は、まるで水墨画の竹林を表す様な、落ち着いた佇まい。それがとても印象的だったかも…。

レンゲをすくい上げ、エキス感ある泡立ちと香味湯が入り込むところをズビビーっといただきます。するとしっかりした醤油のニュアンスがキリリと際立ちますねーw。まさしく、醤油のキレって感じで、生醤油のような優しいんだけど、締まった塩気を感じるところがあります。そこに崇高な醤油っぽさを感じてしまう。

その一方で、芳醇な鶏のコクが広がります。そのコク深さから、先ほどまで感じていた塩気がさらに丸くなり、後味においては、甘みすら感じるという一連の流れが素晴らしい。以前食った汁系よりは、明確にエキスに甘さを感じます。そんな感じでグビグビとスープを啜っては、こりゃいかんと麺を引きづり出し、麺とつけて頂いたりする。そんなことを続きけている後半には、ほのか〜に、煮干し?の風合いを感じたりするのだが、それは錯覚かー。ともあれ、淡麗のようで、色濃い旨味が鮮烈ですね。

【ひょっとしてダブル!?角ばったシルキー細麺が滑らか!クッキリ歯応え!】

いつものお気に入り麺!今回は、それを思う存分に食することができます。それもつけ麺だからダイレクトに、そして大盛りだから思う存分!それにしても、思う存分すぎると思えるのは、その麺量。ひょっとして二玉なのか?と思えるほどの盛りの量がナイスですねー。何やら水分をはって提供を受けますが、これってどうやら昆布水か?そのまま何も付けずにいただくと、ほのかに香る出汁風合いが、上品な旨さを醸し出します。

やや平たくなったストレート麺。そしてキリリとしたエッジが立った麺。見ているだけで流麗に感じる細麺です。多加水の様相ですが、モッチモチというわけでもなく、引き締まりを覚える歯応え感。一見スパスパと小気味好く切れそうですが、クッチリとした淡い弾力感がいい感じです。箸でリフトアップしてもキレイにお行儀よく揃うし、奥歯でプレスすると横ズレしてクチクチクチクチっと順列で潰れてゆく、規則正しいような感覚。

そして印象的だったのは、麺が長めに感じたかなー。引きずり出すところとか、すすり上げる長さなどから、妙に長い麺のような気がしました。縦伸びするような麺自体のニュアンスもありますし、そういうところ余計に感じたかも。表面もツルツルで、口当たりも良く、滑らかなスベリは、まさにシルキー。昆布水でふやけるような部分は一切ございませんねー。

【何もかも一旦沈めてから頂く!そんなトッピング達】

定番と思えるほど、鶏のムネ肉チャーシューが一般化してしまいましたが、それでも「こいつは上品だ!」といつも感心させられるパーツですね。割と大ぶりのムネ肉を、早々につけダレに放り込み、しばらく放置状態。ほどほどに汁を吸い込んだところを一気に食みます。適度に醤油ダレに染まったところと、鶏エキスを逆輸入したところが、スポンジから一気に溢れ出るところが実に旨し! 時々、糸唐辛子を貼り付けてくるから、ピリッとした感覚もたまにあるところが、面白いところ。

【昆布水?のような淡い出汁で頂くシメのスープ割】

最後は、割りで楽しみます。余った昆布水は、麺の風合いが移ってでんぷん質を含みます。それが、また別の甘みを生み出しまして、醤油のつけダレをより円やかに仕上げます。少し冷めたスープ割り。これも中々オツなもの。夏場でなくとも、しみじみと満腹感を思い返ししながら、ゆっくりと、ゆったりと啜ってフィニッシュ。

総じまして、「シルキー&メロウで大盛ゴージャスな細つけ麺」と、ただそのまま単語を羅列した様な印象です。つけダレが食い続けても、淡くなっても、残念感がない。大盛り麺を啜り続けても、単調さを一切感じなくて一気にフィニッシュ。チャーシューも、穂先メンマも、割りスープも、つけダレのニュアンスに非常にマッチしてこれまた旨し。950円は、少し高いかなーと思ったけれど、値ごろ感ありました。食う前は、少し打ちのめされた感があったけど、食った後は何だか勇気が出てきた。人間は、腹ペコ状態ではいけないものだよなーって何となく感じ入った次第。なので詠います!

外回り
しとしと雨の
昼下がり

雨よけ飛び込み
落ち着くつけ麺

お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2014.10> 柚子塩らぁ麺

【スープ:フレッシュ感とコクまろやかな感覚が交錯する柚子塩ワールド】


<皮と言うより果肉と感じる柚子風味!透き通る塩加減!>


 啜った瞬間に・・・「あ!どこか維新商店@横浜と同じ!!」と感じるフィーリング。当たり前ですね。先に横浜で食っているから、共通項と差異がどうしても気になります。共通部分としては、やはり「柚子の明るさ!とその酸味」でしょう。こちらの柚子塩は、よくある柚子風味という「皮のほのかな苦味」が溶け込む味わいではありません。柚子は柚子でも、「皮より果肉」と感じるフレッシュ感が特徴的!維新ブランドらしいアピールです。その酸味はスープにきっちりと合わさり、フルーティにすら感じるというレベル感。はっきり言って壁ドン級に好きです。


 そして違いとしては、「フルーティ度合いが横浜よりも低い」という感覚かな?その分洗練されたというか、また都会的でもあります。素朴感よりもはるかに淡麗感が広がる感じがナイスです。


 さらに鶏塩としてのスープ感もやっぱり秀逸です。鶏ガラの透き通る煮出しぶりが淡い中に動物系の旨味をさらりと表現しています。とってもクリアーなスープ感が、食いだすと麺の成分が交錯して霞のように濁りますし、そこに優しく塩の味わいがにじむ・・・という感覚。塩がとっても淡雪のように角がなく舌の上に広がるといった感覚。柚子に圧倒されて気が付きにくかったけど・・・・塩の角が丸風です。淡麗の中でも優しい塩気がとても好みなタイプでます。


<鶏油の色めくコク!三ッ葉の淡い清涼感!全てがバランスしてる流行の塩系>


 それでも、単なる淡いだけの淡麗で終わるはずもなく、神奈川系を連想させる鶏油のうまみ成分がサラーーっと一面にひろがります。クリスタルイエローとも思えるコクの油が一面を泳ぐ。それが・・・・またたおやかでありまして、大きな旨味油の輪っかが漂う様は、惚れ惚れします。事実、淡麗だけの味わいだと頼りなく終わる食べ応えも、この鶏油の色気で格段に旨しです。


 更に、三つ葉がまたいい仕事をしていますね~。塩系淡麗スープには定番だと思えど、柚子の酸味とこれほど合うとは想像以上。一見明るすぎる果肉的な柚子風味は、この清涼感ある三つ葉と化合して、落ち着きを感じます。そしてどこまでも、じわじわと染み入る感覚。わずかな量でもいい仕事をしますね〜。嗚呼、私もこんな風な存在感でありたい・・・オッサンでは無理だけど。


【麺:シルキーそのもの・・・といった平打ちストレート!】


<気持ち良いほどストレートでしなやかな細平打ち麺>


 この麺がまたシルキーな風合いで堪りません。細麺ストレート平打ち系なんですが、多加水な歯ごたえでスパスパっと小気味よく切れ込む感覚が、とっても優しい~。この傾向は、湯河原の名店を彷彿としてしまいますが、いえいえ、独特のクチリと潰れる奥歯のプレス感覚がまた上品な感覚です。意外と熱ダレが少なく、最初から最後まで同じ感覚でコシを感じます。これは、日頃ラーメンとは疎遠な方たちにとてもウケるはず。家族で訪問したく思えてきます。


<纏まりとツルツル地肌がとてもいい感じ!全く負担ない啜り上げ>


 そのシルキーさはスベリ感覚で一番光ると思います。麺同志がとても寄り添い纏まるので見た目も流麗。スープの持ち上げもよく、表面のツルツル~な感じもあって、高速に滑ります。温かい汁系には、こういったしなやかな細麺の啜り上げが良く似合いますね~。全く抵抗感なく、のど越し感覚にシルエットを残しながら、スルスルと胃袋に収まっていきます。


【具:上質感がもはや定番なパフパフ~♪な鶏胸肉】


<化粧パフのような・・・ふんわり鶏胸肉>


 むう・・・、鶏油のプラスティックイエローを透して伺える鶏胸肉は、とても芸術的ですね~(ほとんど病気的な私)。こういう最高に上品に思える「化粧パフ」のような胸肉は、もうそれほど珍しいものでもなくなりましたが、やはり定番的な安堵感もあります。ほんのり薄味仕立てなところを、あえてスープに長めに浸して、鶏油やスープのコクと塩気を吸い込ませる。そこをスポンジを優しく噛むように歯を突き立てて、じゅわーっと旨味を口の中に放出されるのは、まさに至福というものです。嗚呼、疲れの澱みに染み渡るよう・・・。旨し・・・。


<一転して和と感じる薄味醤油がほんのり香る穂先メンマ>


 デフォルトの「塩らぁ麺」には、味玉ハーフがついているのですが、価格アップしていてもこちらの方には付かないのね・・・。その分メンマに意識が高まりますが、これがまた和な薄味醤油なテイストでして、穂先メンマらしい軽やかなタケノコ歯応えに、独特の竹系風合いが結びつきます。なかなか落ち着きますね~。麺を啜っていると、一部穂先メンマを同時に吸い込んだりして、少し変わった歯ごたえが混じるのがまた面白い。この一杯にはとてもよくマッチしていると思える具材でした。


 総じまして、「ハイセンス淡麗塩、フレッシュ柚子風味なるコンテンポラリーな一杯」という感想でしょうか。いや~久々にの柚子でしたし、より新鮮に感じ取ることができました。いつもはどうせ塩系を食うなら柚子は余計かもと思ってましたが、考え方変わりますよこれは・・・・・。弱り切った体には最適であります。


 しかし、弱り切っている場合というのが異常だよな・・・・。残業と能力は反比例と世では判断されるそうで、頑張り損でしょうか。でもね・・・見過ごせないのだよな~、本当に損な性格。ま、いいさ。なので詠います! 


   人知れず
   精魂尽きた
   徹夜明け


   残業付かず
   塩っぱい気持ち


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2014.04> 煮干しらぁ麺

【スープ:ライト煮干しなれど、醤油の色気と鶏コクで色気を感じます】


<煮干し体感と当時に明るい醤油ダレの風合い・・・甘味あり>


 配膳の瞬間は、中々華奢な丼にバランスの良い具の配置が伺えまして、早速に高い質感を感じさせます。「お熱いですからお気を付け下さい」のコメントも気持ちが伝わるようでもあります。受け皿に乗っけられたそれを丁寧に受けとり、先ずは撮影なり全体を眺める。おもむろにスープを啜り出すと、味わう前半は、なるほど煮干しとはいえ、こちらの定番「醤油らぁ麺」の高品質をティピカルに感じる、タレの甘い香りがいい感じです。こちらは醤油にも相当コダワリがあるようで、カウンターにもその薀蓄がコメントされとります。とっても柔らかく火入れした手のかけ方が伝わるようで、醤油感覚がイキイキとして明るく、キッパリとしているのが分かるようにも思えます。


 そしてその次に、じゅわーっと広がるのが「煮干し」でして、普通煮干し感じるのが先だろう!と思えど、花粉症鼻づまりの為、そんな順番になってしまうのかもしれない。さて、この煮干しですが、パンチ系のようなニボニボっと強い煮干しではなく、煮干旨みの上澄みのような洗練されたもの。甘さも芳醇なれど苦みがとてもさわやか!濃ゆいというほどでもない適度な煮干し感がいい感じです。センス、バランス、そんな仄かな絶妙を感じます。


 このバランスの中には、煮干し以外の旨みも見え隠れ。節系や昆布なども入っておりましょうが、海産物系のサラッとしつつ濃縮なアミノ酸は、貝柱の旨みか! 看板の醤油らぁ麺にも通じますが、上手に煮干しアレンジが反映されたなと、一通り感心いたします。


<中盤から鶏豚コクのボディ感、そして終盤は醤油と煮干しが結びつく酸味>


 さて中盤にかけては、徐々に煮干し味に慣れてきたのもありますが、裏腹にライトですっきりした動物コクもしっとりと感じます。豚というより鶏のニュアンスの方が濃ゆいかな。鶏油も仄かに投入されておるように感じて、それが煮干しで円やかに感じるかのようであります。こういうところが、ライト系な煮干し醤油とは言え、しっかりとした食べごたえ感に通じるものがあります。「大盛りが無い」お店だけに、そういうところ大切だと思います。


 また味わいの後半がまたスキッとしてよい印象。後半の残り香的な味わいが、醤油ダレの酸味を仄かに感じさせる。そしてその仄かな酸味が、煮干しの味わいと交じり合って、また違った煮干しの豊かな味わいとなり芳しく思えます。何となく、また啜りたくなるというレンゲの止まらないパターンに陥りそう。


【麺:ライトな潰し込み感でクチクチと小気味よく切れる麺!モチモチ度も程よし】


<比較的モチモチ度が高い多加水系、スープの明るさとマッチ>


 煮干しには、多少粉っぽさもあるパツパツ麺もいいもんですが、このような豊かなすっきり煮干しスープには、多加水系もまたいいもんです。比較的モチモチしたニュアンスで、弾力はほどほど。その歯応えがクチクチっとしていて、束になるとクニリと淡泊に押しつぶされる。明るいスープニュアンスには、この分かりやすいモチモチ弾力が相性がよいと思えます。


<レギュラー麺とは変化!平打ちなやや縮れっぽいフォルムで啜りが楽しくスベリも良好>


 しかし、こういう麺だったっけ?と後になって気づくのですが、他の定番メニューは、細麺ストレートですな。この煮干しらぁ麺だけは、やや平打ち系の弱縮れだったのね。何となくハンドメイド感が漂って、煮干しというイメージをより一層色気づけます。地肌はつるつる系でして、物腰はとてもしなやかなので、啜り上げには殆ど抵抗というものを感じません。いつものように、ズボボボボボボボーっと一気にすすり上げる。駆け抜ける縮れ地肌が、内頬を高速に撫でて、喉奥へと落としこむのがまた快感であります。


【具:上質感感じる肉と薬味】


<脂でなく「肉」の旨みが柔らかく噛みしめられる崇高なチャーシュ>


 中々、絶妙な火の通しと申しましょうか、配膳の瞬間はほんのりと中央部がピンク色で、まわりがタレの薄い染みこみを感じさせる褐色。肩ロースの端っこみたいな部位がとても上質さを感じます。歯ごたえは、よくあるホロホロと崩れるようではなく、割と感で肉質を感じさせるというタイプかと。あっさり味なのが、スープのバランスを崩さないで良いし、肉も薄まらないようでとても良いです。


 しかし、後でゆっくりと食おうとすると、絶妙なピンク色が完全に白く茹であがってしまいますから、ほんのりとした肉風合いが消えてしまいますからご注意を。まずは肉食えということですな。


<三つ葉と紫玉ねぎ微塵が何気に好プレー!>


 煮干しにはフレッシュ玉ねぎ微塵がテッパン。それが軽い煮干しでもそのテッパン法則は外せません。玉ねぎは紫色したやつで丁寧な細微塵。さっぱりしていてスープの後味によく合います。そして、ところどころ、ジリっと感じさせるのが、三つ葉でして、この薬味も少ししか入っていないのに、中々良い仕事をしてくれます。程よい箸休め的に清涼感を感じさせますので、欠かせないアイテムですね。


 総じまして、「軽やかですっきりした色気」を感じる煮干し。すっかり春めいた時節にこれを啜って、若葉が盛りにむけてうごめき出す脈動を感じますな。


 個人的には、まだまだモヤモヤしたものをたくさん感じますが、季節が変り、年度も改まって組織は新しい体制でスタートダッシュを計らん!といたしまする。私だけ置いてけぼりにならないように、頑張るしかないすかね・・・。なので詠います!


   春盛り
   躍起と気怠さ
   入交り


   組織変わるが
   課題は変わらぬ


お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2013.12> 塩らぁ麺


【スープ:濃厚でなく、しっとりとした感じが凛々しい感覚!旨味の趣を楽しむ淡麗系塩スープと受け止めました・・・】


<豚のしっとり感と鶏油の色っぽさが、ピッチリと決まってる!>


 いや〜旨し!・・・・醤油の揺ったり感とはまた違って、しっとり感が満載でオヤジ泣かせでっせ・・・。


 配膳の瞬間!これは、今時の塩ラーメンだ!!という華やいだ気分にさせます。霞がかったような清湯に、鶏油コクの深み!黄色い揺らめきがバッチリ決まっておりではありませんか。これは、既に旨いに決まっていると思えます。油の大きな揺らめきが、まさにペイズリー文様のうごめきにも感じられて、動的な印象を与えます・・・・。


 さて、そういうコンテンポラリーな麺顔でありましたから、味わいもそれなりに華やぐのを予測して味わいます。しかし、いやいやどうして×2・・・実にしっとりとした動物系の味わいが広がるわけです。これは、個人的には霞がかった部分に豚コクを連想してしまう・・・。申し訳ないが、見た目からは、少し厚化粧な旨味を想像していたのですが、実はかなり質実な豚の旨味を醸し出します。


 しかし、豚の旨味をまったりと味わいだすと、やはり一転して鶏油のまったりさとシャープな部分がアピールしてきます。スープの表面一面に・・・真円の油が広がる・・・華やかさが徐々に表に出て来るという塩梅かも。それに、このスープ自体も少し熱々で提供されましたので、鶏油と熱が旨くコラボしているのか・・・・ぴっちりとしたフォーカスが合った旨さに昇華しとるではと思えるのです。


<節系の様な趣きを引きずるサッパリ塩気が良いね!>


 さて何の脈絡がないが、ここは目黒であります。目黒と言えば秋刀魚。秋刀魚節が効いていれば、話が膨らむのでしょうが、このスープには、そことなくカツオの節系の味わいが濃く広がると感じるのです。それが、塩ダレであったり、また天然の塩気であったりするわけでして、塩らぁ麺たる由縁かと。


 この塩気は、旨味との差異がわからぬほどに、節系の味わいと一体化していると思えるのです。後味が非常にスッキリしているところは、引っかかりがないとかよく表現しますが、塩気が効いているのに引っかかりが無い・・・・、そんな不思議な感覚を与えてくれます。節系の塩気が旨く調和している。そんなスープ感でして、醤油らぁ麺より50円プラスのお高いイメージは、この時点で納得のいくものと理解できるわけです。


【麺:ここでも多加水&シルキーな麺との遭遇、基本型ながらも・・・今風の余韻も感じる】


<舌に張り付くようで、実はまさにシルキーなすべり!>


 前回訪問で、かなり上品な麺だったなという印象だけはあって、突撃したこの店、この麺でありましたが、塩らぁ麺にていただくと・・・より一層に「シルキー」と感じ入ってしまうのですね〜。単なる茹で上げコントロールのぶれだったりするかもですが、今回のこの麺の滑りとまとまり具合には、かなり嬉しい思いをさせてもらいました。


 多加水な性質ですが、白めな地肌がとても印象的で質の良さを感じさせます。そして表面のヌメリが割と少なく、一本一本の麺の独立具合が非常に際立ちます。それでいて、束になったときのまとまり具合が非常に艶かしくも感じ、のど元を通り過ぎる感触がとても「シルキー」と感じる次第。


<クチリとした歯応えが、妙に淡く上品にも思える>


 ここまでシルキーなら、アルデンテ感覚など不要と思えど・・・・実は、微かなアルデンテ感を感じさせる、表層/中間層の二重構造がが見て取れます。軽く表層一枚が、半透明でして非常に滑りに貢献しているけれど、ぬめるという残念さがありません。そして中間層が程よく淡い抵抗感を感じさせます。まさしく「クチリ」とした感覚でありまして、前歯で高速にスパスパと千切れを楽しみ味わうことができます。


【具:お酒のお供としても通用する上質さがいい感じです】


<タレが良く効き、しっかり感じる薄味系>


 脂身と赤身がいいバランスで混じり合う、良いロース部位で大きさも標準サイズ。やや脂身が多いか・・・。程よい塩気がいい感じでして、タレ味としても塩系。その浸透具合も深いようで、実は薄味なので、肉本来の味わいも残すと言った感じで、仕上がりがナイスです。熟成っぽい風味の残りがに、微かな酸味を覚えるか、覚えないかの崇高な仕上がりがいいですね〜。レアのようでレアでないような薄ピンクも上質そうに感じる・・・。


<黄身の甘い余韻に泣ける・・・もっとくれ・・・>


 デフォルトで付く半味玉があるかないかで大きく印象が違うもんです。特にこの味玉は、オレンジ色濃い黄身への浸透が深く、食すると濃厚なるソースのごときのコクに加え、後味に自然な甘みすら感じるベストな仕上がり。トロトロっとしたジェルのような仕上がり具合が、また舌にぺったりと絡み付き、スープをむやみに濁したりしないところが、個人的にも好きなタイプです。


 総じまして、「目黒エリアのローテーション店確実!」なお店でして、また近いうちに来るでしょう。これからもよろしく。


 それにしても・・・・ラーメンライフは、かなり満足してきましたけど、仕事に結果がついてきません。いずれ鉄槌がくだされる日も近いか・・・。真面目にやっとるのだけど、日の目を見んな(苦笑)。そんなこんなで・・・・なので詠います!


   あとわずか
   暮れのざわめき
   避けて食う


   塩ラー染み入る
   スキマの時間


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2013.10> 醤油らぁ麺


【スープ:熟成され実に明るい淡麗系醤油ダレ!そしてスッキリとした鶏コク!】


<円やか極まる醤油ダレ!塩気と熟成度合いが柔らかく!そして研ぎすまされたよう>


 やはり、この麺顔このスープ感は、多少依怙贔屓になっても仕方あるまい・・・そんな個人的なツボにハマる系。淡麗な醤油味。定番に思えどこれはどこかコンテンポラリーな風合いを感じてなりませんな・・・。麺顔に全体的なワックス感を感じてきらびやかです。レンゲですくい確認するまでもなく、豊かな鶏の脂がふんだんに煌めいて、香味を醸し出しているようです。ゆったりと表面をうごめくそれは、まさにペイズリーであります。雑味の欠片も感じさせません。


 醤油感がまた実に明るくて素直。塩気と旨味は裏腹でありまして、醤油由来の塩気はまさに角が丸まったような印象で、非常にナチュラル感が豊富です。そして、醤油の味が肉厚にも感じさせる熟成度があるのに、全然重くないというのがとても秀逸。酸味をあまり感じさせないタイプですが、鶏のコクと旨く調和しているという感想です。


 しかも・・・この研ぎすまされたような透明感がちょっと凄いと感じます。清湯の透明度で、食う前からすっきりした味わいが何となく想像できるのですが、更に上を行きますかな。このあたりは、鶏ガラ・丸鶏の丁寧な処理感を感じます。


<鶏のコクが半端なくしっとりとして風味豊か・・・>


 さてその鶏コクですが、香味油の助けもあってか、エッジングがとても丸みがあるのに、とても肉厚にも感じる。魚介の感覚があまりなく(ない)、動物系味わいがもつ独特な明るさが前面にでています。敢えて言えば、動物系のコクが非常に「しっとり」としているかなと。そのため、ゴクゴクと一気に飲み干しても、後から喉が乾くといったところがありません。似ている似ていないに関わらず感覚でいうと、昔町田、今赤坂にあった名店で初めてくったときの印象とすこしダブるかも・・・。  


【麺:ストレートがとても奇麗な細麺平打ち麺!それがとてもしなやか!!】


<上品さを前面に感じる多加水ストレート!やや平打ちな細麺>


 さらに嬉しく思わせるのは、この麺のしなやかさが半端でないこと。いつも麺は固めが好きと豪語していながらも、このしなやかな麺は実に心を和ませるな・・・。全体的に多加水を思わせる風合いで、ややモチッとしています。そして美しいほどにストレートがきっちりと決まっている。さらに細麺でありながら、やや平打ちという形状が、舌触りにとてもアピールしてきます。

 
 前歯の千切りはクチクチ!っと淡白にすら思える風合いでして、束になって奥歯ですり潰すとクチッ!っと短いタップで潰れて行く。箸で持ち上げると、コマがそろうように奇麗に整列する麺でして、麺をリストすること自体が俄然楽しく思えてならない。


<非常にすべりがシルキーと感じますな>


 このやや平打ちってところが、またすべりとのど越しにいい印象を与えて、全体的にはシルキーと思えるシルエットを与えます。多加水系で地肌がきめ細かく光沢あるってところも、高速さをもって滑るところ。やや後半に汁を吸い込むところも、よりしなやかさを醸し出すところですね。これは実にいい!


【具:パフッとした半レアなチャーシューと完璧なハーフ味玉】


<半レアな仕上がりも上品!もも肉チャーシュー>


 完璧なレアでもなく、ハードボイルドでも当然ない・・・・なちゅらるな半レアなチャーシュー。味付け的には薄味で、スープをまとっても淡麗と感じる味付け。ご飯が進む系とは真逆で、酒のアテとして成立しそうな崇高な仕上がり方を感じます。赤身な部分なのに、カスカスとしたところがなく、非常に汁を吸ってか脂の旨味も感じる。チャーシューらぁ麺には凄く期待ができると思います。


<デフォルト750円はこのためか!?半味玉がこれまた完璧ですな>


 デフォルトが750円という少しお高めな設定。ちょっと痛いと思ったけど、これは味玉が半玉つくことを鑑みれば納得できます。しかしどうでもよい味玉だったら、かえって逆効果と言えましょうが、いやはや・・・・なかなかな仕上がり感です。白身部分は薄味ながらも、しっかりと染み込みを感じるし、旨味も感じます。黄身は、周囲がゆであがり状態なれど、中にいくにしたがって、とろりと粘度を感じる度合いが増えます。そして味わいとしても濃厚なまとわりつきも感じる・・・。なるほど、味玉追加になれば、目玉が3つになるという寸法なのね。


 その他、メンマは穂先メンマを使用ということで、これまた最近のラーメンだなと思える。海苔はそこそこの風合いだけど、残念感はない。柚子や胡椒など、細工もなく、思えば非常にシンプルな構成。どれも平均以上の仕上がりで満足感は高いです。


 総じまして、巡り合わせというか・・・ひょんなきっかけで訪問した一品でしたが、誠に個人的にもツボにハマった感覚です。奇麗な一杯という感じで、これなら老若男女広く受けると思います。近くの「航」もあり、駅の反対側には「藤代」「しみる」「じゅる麺」があるという中々の競争エリア。どんなに厳しくとも頑張ってもらいたい。どの店もね。ちょうど天気的にも嵐の中の出航になりましたが、乗り切れば広く穏やかな海原が待っていることもあるよね。応援気分。なので詠います!


   台風や
   嵐の前の
   静けさよ


   めげずに船出
   逞しきあれ


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!!
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この口コミの詳しい評価
■各項目の評価
夜:総合評価:★★★☆3.5
夜:料理・味 :〓〓〓==3.5
夜:サービス  :〓〓〓==3.5
夜:雰囲気 :〓〓〓==3.5
夜:CP   :〓〓〓==3.5
夜:ドリンク  :
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昼:総合評価:★★★☆3.6
昼:料理・味 :〓〓〓==3.6
昼:サービス  :〓〓〓==3.5
昼:雰囲気 :〓〓〓==3.6
昼:CP   :〓〓〓==3.5
昼:ドリンク  :
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■使った金額
夜:~¥999
昼:~¥999
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