洋食屋 せんごく


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口コミ
せんごく/結局ふりかけ
Jackie_m(207) [携帯電話番号認証済]
2018/04最終訪問
★★★☆☆3.2
(詳しい評価)

★★★☆☆3.2
2018/04訪問
私としては非常に珍しいことに、中三日開けての臨場となったいつもの居酒屋。
店長、社員の男性とバイトの女の子の三人体制。女の子とはほかならぬ Sちゃんのことなんだけど、今宵も閑散とする客入の中、店長が Sちゃんに、今日は十時であがって欲しいとの宣告を。

いつものことながらのこのいきあたりばったりの人件費削減は、お客へのサーヴィス低下ということも然ることながら、とりわけ深刻なことは、いっくらアルバイトの女子大生とはいえ、ふつうにしてれば多かれ少なかれ少しづつ育まれていくであろう責任感、帰属意識というものを、もう一瞬で殺いでしまうということ

<翌日 H30.4.16 本郷三丁目交差点付近>

昨日に引き続き、はっきりしない空模様の東京。
風もそこそこ強いんだけど、道行く女性のスカートをリフトさせるまでの勢いに至っていないこの中途半端さが泣けてくる。今日は訳あって職場を離脱してくるのが遅くなった関係で、気付けばもう午後一時半を大きくまわっており、でもそのことが逆に私の背を押してくれ、いつも混みあうことで敬遠していたこちらへの螺旋階段を上昇してゆくことと相成った。

「せんごく」

BGMはなんかの洋楽。
一人と告げると、真ん中の島の端っこへとなる。ほどなくして私のとりつく真ん中の島に綺麗なお姉さんがやってきて、ちょい緊張。お姉さんはお店の女の子を摑まえてハンバーグの種類による大きさ、味の違い、またご飯の量について細かく聞きとり作業を開始。お店の娘がそれを受け、手を丸め、ご飯はこのくらいですとやったら、お姉さんはそれで納得した様子。

―― いやいやいや、食べ物のボリウムなんてそんなんで分かるわけないでしょ、どう考えても (笑)

「すみません、こちらメニュウを失礼しますね」

おっかけの一人客入店に備えて席を整えるお姉さんの手元には、イエロウも鮮やかなる LAMY のボールペン。
私も同様の品を使っているが、この西ドイツディザインの、ヘヴィデューティに耐えうる質実剛健なツールを身につけてるってだけで、もう、ああこの人仕事できる人だなぁって ……

“煮込みハンバーグ” @980
“野菜サラダ” @250

最初に野菜サラダがやってきて、ドレッシングの分量は、全体としてはまさしく適切なんだろうけど、トマトがあるとどうしても NaCl を振らせたくなっちゃって、でもそれが見つからない。
でも“ふりかけ”をみつけた ! (笑)。
なのでそのふりかけをサラダの、とくにトマトの上に投下。人間として、なに一つ間違ったことはしていない。寧ろ、人間として当然のことをしているまでだ。
ただそれで判明したことは、ご飯にかけるふりかけをサラダにかけても、そんなには美味くならないってこと (笑)

そしてハンバーグが舞い降りる。
なんかボリウム的にも貧弱な気がするし、あまり美味しそうにも見えなく。断続的な来訪となるんだけど、およそ二十年前から比較して、うっすらうっすらと値段据え置きのコストダウンを続けているのかなんなのか、ほんと半期に一度くらいしか脚を運ばない私がそれを判定、また評価できるわけもないんだけど、それでもちょっとなぁ ……。

やおらご飯にふりかけを振った。
私のは普通盛りなんだけど、ご飯大盛りOKというギミックに対し、ちゃんと卓上に“ふりかけ”を用意するということは素直に誠実なことだと思う。

そしてお会計は、内税で明朗会計の 1,230円。
だからどうこうじゃないんだけど、最後の最後でのこういうところがそのお店に対する印象を致命的に左右しかないということの怖さに、気付いてる店と気付いてない店があるよなと、ほんとに ……

【還って昨夜の居酒屋】

「じゃ~餃子食べて帰ろうか ?」

女の子を営業時間一時間残してロストさせるということは、開店時からそのアルバイトのフレッシュな笑顔を“意図的”に活用して繁盛させてきた店としては (これはこの居酒屋グループ全体の基本方針ともなっていることで、もっともわかり易い例でいうと、こちらの社長は自身のグループ店すべてにおいて、男性だけでの営業を認めていない) 致命的なことだが、俺にとっては、早い時間から Sちゃんを独り占めできちゃうという、願ってもないこと。なんだけど、それでも、それでいいのかよ ? って客の憂いを、それを感じとれるのかとれないのか、この目の前に突っ立つ ……

★★★☆☆3.2
2017/06訪問
昨日、夜遅く帰ってきたときは空気が随分とひんやりしているなと思ったが、今日の日中は一転蒸し暑くなった

<H29.6.15 本郷三丁目>

「せんごく」

BGMは洋楽。
一人の私はカウンターを覚悟していたが、まだ時間が早く先客が一組だけという状態だったので、運良く独立した二人掛けのテーブルに着くことが出来た。

ランチメニュウの中のこの料理に赤く大きくふられた値段は@980。150g、200g、300gと選べるようだが、するとすべて同じ価格でやっているのであろうか。200gと注文したので、これはお会計時には判明するだろう。またご飯大盛りサービスとのことであったが、謙虚にふつうでいくことにした

“ステーキハンバーグ/200g” @980也(と思ったらやはり目方に依るようで \1,180だった)。

焼けた鉄板と純白のラウンドの皿が同時に舞い降りた。
卓に備え付けられたふりかけに予め気付いていたので、ふりかけ本来の味を活かす為、順番が逆とも思えたのだが躊躇無く、まずそれを白いご飯にふりかけた。

ご飯の熱がにわかに立ち上らせる、ふりかけからの青海苔の香り。
肉と青海苔の醸し出す怪しいフレイヴァが、私の眼前で激しく拮抗している。私はフォウクとナイフを軽くグリップし、静かにファイティングポーズをとり、そして満を持してフォウクをふりかけご飯に突き立てた。

なぜならば、先ずはふりかけ本来の味を楽しむ為に ……

わざわざ屋号を冠したメンドテールバター(?)は、思ったよりパンチに乏しく。昔はこんなじゃなかったような気がするんだけど ……
そしてほぐれたミンチ上の肉ともやしを併せ、またしても何らかの創作料理を完成させながら、ハンバーグの付け合わせのもやしとコーンって、なんでみんな味ついてねえんだろうなぁ、なんて、まんま下町のガキ感覚でそんな思いを灼けつく本郷三丁目交差点に馳せながら ……

―― ああ、醤油か塩が恋しくてたまらない ……

★★★☆☆3.2
2015/08訪問
【 平成27年8月/再訪録追記&点数上方修正 】

私にとっての夏休みの最後の晩。
用心棒のおじさんが帰って、ママと二人っきりになった。ガラス戸の向こうに、消防車の赤い灯が過ぎる。と、にわかにおもては土砂降りに。傘持ってるでしょ、と問われ、持ってないと言った。ママは、傘あるから持ってきなと言う。私はいらないと言いかけたが、夏バテか知らないが何か抵抗力を失って、素直にそれを受けとり様、しかし最後の力を振り絞るように言い放った。

「(傘は使わせてもらうけど)これで恩着せがましいことぐちゃぐちゃ言わないでよね、ママ」

―― いったいどういう男だ、この俺ってやつは ……

<H27.8.17>

昨晩はゲリラ雨だと思っていたが、東京は今日も雨を引きずるらしい。しかし三十度以上の連続真夏日がそのおかげで、一旦途切れるかもしれないとのこと。
本郷三丁目の交差点の角。
いつも店頭に待ち客を抱える交番裏の角の店、立て続けに一人客を飲みこんだのを見て、もしかしたらと一縷の望みをもって螺旋階段を上がっていった

「せんごく」

午後一時の十分ほど手前。
足を踏み入れたフロアは、意外にも一人客数名をカウンター席にゆったりと散らす程度。近隣の学校の夏休みの影響か、はたまた大粒の雨が時折調子良く打ちつけていたからか ……

BGMはNENA「ロックバルーンは99」。
それがこの空間を“昭和”、というか冷戦時代に引き戻す為の意図的な演出であったなら、素直に感服する。そしてそんなこんな一組、また一組と、やっぱり続く後客。ランチメニュウを手にとって、それほど迷わずに注文を告げた

“煮込みハンバーグ” @980也。
ライス・スープ付

煮込みハンバーグであれば焼かれたソースがぱちぱちと飛び散らなくて良いかなと、勿論純粋にそれが食べたかったというのが第一理由だが、そんな打算もあって眼前に舞い降りたそれは、予想を裏切って焼き鉄板でジュウジュウ状態 !

―― まあ、シャツに飛んでくるほどではないけどね。

付け合わせはポテトに、人参のグラッセに、コーン。
実は私は過去、何年前だったか、こちらのハンバーグの付け合わせを酷評してしまったことがあった。その中でもとりわけ鉄板とハンバーグの間に“焼きつき防止”として、スパゲッティや何かを敷くということに苦言を呈してしまったわけだが、今回の皿からは見事に、それこそ過去のそんな感想が後ろめたくなるほどにネガが消えていたのである。また、白いご飯も香り立つ、皿での提供となっていた。
こういう状態に出会うと、殊更団塊の世代の方々に多く、“俺がそうさせた”のだと宣う方々をよくよく見受けるが、私くらいに謙虚な人間になると、よもやそんなことは思わない。私が間接的にでも、そのお店の料理の質(たち)を向上させたのは、と或る中華屋の麻婆豆腐だけである。これは、ほんとうの事だからそう言える。
(だから言っちゃってるじゃないですか、あなた !)

幾ら何でも、目の前でお客が出来上がった自分の料理に醤油とかラー油とか、とんがらしとか胡椒とかいっぱい振りかけて、それでも首傾げながら腑に落ちない顔して食べる姿を目の当たりにしたら、それが泥酔状態の阿呆がやってることにしても、自分が出している料理っていうのは果たしてどんなんだと、さすがに考えるのであろう

閑話休題。
やはり“煮込み”とやることへの最大の期待とは、ソースたっぷりってことなんじゃないかと。ハンバーグにとってのドミソース、海老フライにとってのタルタルソース、それらがケチられているってことほど人類を絶望させることは無い。たっぷりのその中で元気に泳ぐマッシュルーム一匹に無意味にナイフを入れながら、心底そう思った。
そうこうしているうちに満席に近づく店内。
満足気にドアの外に出て何気なく見下ろしたら、本郷三丁目交差点がカラフルな傘を満開させ、まるでジオラマのように広がっていた。

私があなたに歌ってあげる
99の傘の花の歌 ……

―― ネーナのこの曲が反戦ソングだったなんて、今頃初めて知ったわ。恥ずかしぃ~

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H23.9.15。本郷三丁目、午後1時。
まるでPLフィルタで落としたように仄暗く青い空に、グレイと純白、混ざりきれずに斑模様のまんま、泳がぬままにただ流される、へら鮒の様に体高の高い雲。
9月の真ん中。未だ衰えぬ熱気に包まれ続ける、東京。
未だ逃げ場を知らぬ、この私。

「せんごく」
この店を最初に訪れたのは、10年ほど前だろうか。しかしその訪問頻度は低く、トータルで10回程度だったと思う。いや、気に入る気に入らないでは無く、この場所そのものに別段縁の無かっただけの話だ。
その当時、「ステーキハンバーグ」という、“固まり”から包丁で叩き出したような、超粗挽きのハンバーグを好んで注文していたと思う。塩、ニンニク、香草等を溶かし込んで、再び冷やし固めたようなバターを載せられて供されるが、それが非常にうまく効いており、満足出来るものだった。
気になって、行きつけの呑み屋のママにその正体を訪ねたことがあったが、それは洋食業界では“メンドテールバター”というものらしい。一般的にはメンドテールバターというものにはニンニクは入らないとのことだが……

久々に入り口の螺旋階段を上ろうとして、まだそのメニュウが生きていることが確認出来た。@850。ハンバーグ単体だろうか? 昔のそれはランチセットで@1,500と記憶していたが……
店内の印象も、なにか小綺麗になりつつある。自動ドアも、リプレイスしたのか。まあ、そんなことはどうでもいいことだが、最初に落胆したのは、他客の料理が目に入って、ライスが丼提供となっていたことだ。最初からこういうやり方だったか。
そんな昔のことは覚えていない……

“デミたまハンバーグランチセット” @880也。
ネーミングを忘れた。伝票に“デミたま”とあったから肉付けしてみただけだ。原点回帰でスタンダードなものを頼んでみたかったのである。
20分以上待って、それはやってきた。もう周りの雰囲気で分かっていたからあまり期待していなかったそれは、やっぱり予想どおりのものであった。
いろいろあるんだけど三つだけ。
① 鉄板ジュージューで魅せたいという気持ちは分かるのだが、正直、ドミソースでそれやっちゃうと、ソースが焦げ臭くなるだけだといっつも思っている。一方ハンバーグにはこれ以上火の通らないよう、スパゲッティを敷いてカバーしているのだから、やはりこれは“演出”なんじゃないかなと。
② ドミソースのハンバーグの付け合わせに、“もやし”は常に要注意。
③ 私がリスペクトしてやまないスパゲッティを、ハンバーグの底に敷くのは、まあいいとして、焼いた鉄板のおかげでお焦げになっちゃってるではないですか。どうせやるならそれに負けないディチェコの12番とかでやってみてほしい。

ハンバーグに目玉焼き。付け合わせは人参、ブロッコリ、ポテト、もやし、スパゲッティ。かなり捻った、というかグローバル過ぎるコンソメスープ。ご飯お替わり自由。そこに割高感は、全く無い。寧ろ、確実に昔より安価になっているが、その内容も相応にコストダウン。寂しいことだが、内容だけで抗うことの出来ぬ、これは時代に負けたということなのか。

目の前のカップルの男性はステーキハンバーグを注文し、ご飯を二膳掻きこんで幸せそうに「うまい、うまい」と繰り返していたことも併記しておきますが
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■各項目の評価
夜:総合評価:
夜:料理・味 :
夜:サービス  :
夜:雰囲気 :
夜:CP   :
夜:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼:総合評価:★★★☆☆3.2
昼:料理・味 :〓〓〓==3.0
昼:サービス  :〓〓〓==3.0
昼:雰囲気 :〓〓〓==3.0
昼:CP   :〓〓〓==3.5
昼:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■使った金額
夜:-
昼:~¥999
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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