とんかつ かどや


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口コミ
父も来た、母も来たし彼も来た。ドライカレーとハンバーグ
サカキシンイチロウ(483) [携帯電話番号認証済]
2020/12最終訪問
★★★☆3.5
(詳しい評価)

★★★☆3.5
2020/12訪問
ひさしぶりに若松町の「かどや」に来る。
お店の本当に近くに両親がかつて住んでた。東京の終の棲家にと買ったマンションが裏手にあって、事業を整理したのを機に両親が生まれ故郷の讃岐に居を移した今もボクの本籍はそこにある。
特別なことがないかぎり毎週日曜は実家に戻ってた。
親子団らんが目的なのだけど、父とは必ず仕事の話になってかなりの確率で喧嘩がはじまる。大抵は小さな口喧嘩でおさまるのだけど、ときに取っ組み合いの喧嘩になったりすることもある。
そんなときに決まって母が、今日は晩ご飯を作りたくないから外食しましょう…、とボクらを誘って出来かけたのがこの店だった。
親子喧嘩はしているどちらもが止めるきっかけを探しながらする喧嘩です。家族みんなのオキニイリだったっぷり「かどや」はよいきっかけになってくれていたんだなぁ…、って思う。

土曜休みで日曜営業。小さな店でカウンターに小上がり席だけ。どこにも隠れる場所などなくて、ついさっきまで喧嘩してても仲良くふるまう他はなく、たちまち親子団欒がそこではじまる。
今日は昼来る。ここ数年、日曜の昼に来るたび必ずいる常連さんたち。どうも近所の商店街のおじさんたちで、日曜は休みの人たちなんでしょう。昼から酒盛り。世間話に花を咲かせてたのしげで、いいお店って人を仲良くさせる力があるんだなぁ…、ってしみじみ思う。
父はいつもエビフライだった。まるまると太ったエビに分厚く細かなパン粉をまとわせザクッと揚げたエビフライ。ボクはポークピカタにエビピラフかドライカレー。母はいつもハンバーグ。ハンバーグなんてそんなに好きじゃなかったはずで、なぜ?って一度聞いたことがある。

そしたら、ハンバーグはみんながつまみやすいでしょう…、って。
ありがたきかな、母の愛!
それで今日もハンバーグ。
ドライカレーをお供にとって味噌汁、漬物でひと揃え。
ハンバーグにはポッテリとしたデミグラスソース。目玉焼きがのっかっていつも親父が目玉焼きをとってたよなぁ。なつかしい。
そう言えばここのドライカレーにはマッシュルームとレーズンが入ってた。
マッシュルームはまだ避けられるからいいんだけれど、レーズンは小さい上に周りのご飯までレーズン臭くなるから嫌いって言っていた。
今日のドライカレーにはレーズンが見当たらずタナカくんもよろこんだかなぁってちょっと思ってクスッと笑う。

丁寧にフライパンでジリジリ熱が入ったご飯。芯までカレーの味が入ってパラッと散らかる。
それにしても目玉焼きの状態のすばらしきこと。白身の縁はこんがり揚がって仕上がって、黄身はとろりとほどよく半熟。ドライカレーの上にのっけてスプーンで崩しながらドライカレーと一緒に食べる。
千切りキャベツは切りたてでみずみずしくて、シャキシャキ食感軽い仕上がり。ケチャップあえのスパゲティーもドライカレーのよきお供。
じゃがいもや豚バラ肉の端材がたっぷり入った熱い味噌汁も、自家製のぬか漬けもいつもどおりにおいしくてウットリ味わう。そしたらドライカレーの底の方からレーズンが顔をのぞかす。やっぱりレーズン入ってた(笑)!

★★★☆3.5
2017/06訪問
今日は父の日。
父の好きだった店で父の好きだったモノを食べて父に気持ちを送ろうと、それで「かどや」にやってくる。
若松町という都心にあって田舎のような静かな街。大きな病院がいくつかあって、そこのお見舞い客や先生方に贔屓されている洋食の店。
お店の雰囲気は洋食屋というよりも、寿司屋だとか鰻屋だとかが似合いそうな日本の専門店な雰囲気。
座敷があって、向かい側にカウンター。その内側には厨房があり、コックコートに山高帽のご主人にこやかに鍋をふる。サービスするのは奥さんというずっと変わらぬ店の景色に、歳をとってもできる仕事があるというのはすばらしいコト…、って思ってニッコリ。

父を知る友人と2人で訪れ、エビフライとハンバーグをたのんで食べる。
いつも父はココで悩む。
エビフライにしようか、それともハンバーグかで思う存分悩んで結局、自分はエビフライ。他の誰かにハンバーグをとらせて分けて食べることになる。

細かなパン粉がギッシリついて、丸々太ったエビフライ。
ラード混じりの重たい油で揚げるから、その仕上がりはざっくり、衣が熱くて重い。
重いとは言え脂っこいわけじゃなくてカラッと揚がってて、衣が甘い。
中のエビはむっちりで、風味豊かでやっぱり甘い。
最近の揚げ物屋さんの傾向は、植物油でサクッと軽めに揚げるスタイル。この店みたいな揚げ方は時代遅れと嫌われたりする。
自分の好きなものが時代遅れと言われれば言われるほど、意固地に自分の好みを通す。ボクも最近、そんなところがあるんだよなぁ…、って思ったりする。親子なり。

合いびき肉で作ったパテをこれまたラードで揚げるように仕上げたハンバーグ。どっしりとした軽い酸味がおいしいデミグラスソースをたっぷりかけて食べるスタイルも昔ながらで、最近流行りのふっくらとした肉汁まみれのハンバーグとは一線隠す、これまた昔のオゴチソウ。

手間を惜しまず作られてます。
メインのフライやハンバーグに手間がかかっているのは当然。
例えばサイドの千切りキャベツは、切って間がない。だからキャベツの甘みや風味がしっかりしてる。
トマトは湯剥きして皮をキレイにとったもの。
キュウリの皮には筋をいれ、目のもおいしいうつくしさ。
今ではスパゲティーのケチャップ和えがサイドを飾る。昔はフランス風に平打ち麺のヌイユのウスターソース炒めがのっかっていた。うどんのようなムチムチ感があれはあれでおいしかったけど、ケチャップ色が昭和っぽさを一層引き立てこれもよし。
手作りの漬物4種。茄子に大根、キュウリに白瓜。最初の三種は年中変わらぬ組み合わせ。もう一種類が季節の漬物で、この白瓜は父の好物。いつしかボクも大好きになってたモノで、なつかしい。

ハンバーグのサイドにのっかる目玉焼き。父の好みに仕上がったもの。それをご飯の上にのっけて醤油を垂らしてたべるのが、父の流儀でボクにかわって友人に、その食べ方をたのしんでもらう。
ボクはご飯の代わりにドライカレーをたのんで食べる。ジャジャッジャジャッとフライパンから湿った音がはじまって、カレーの香りとともに完成。刻んだ豚肉の脂がご飯をツヤツヤさせて、マッシュルームやレイズンが風味、食感を添える一品。
豆腐やじゃがいも、具材がたっぷりはいった味噌汁。熱々で、フウフウしながら味わうこれも昔ながらにおいしくて、お腹も気持ちもあったかっくなる。外は雨です。父は稀代の雨男!


★★★☆3.5
2016/06訪問
昼、ひさしぶりに「かどや」という洋食屋さんにやってくる。
昔、両親が住んでいた家の近くにある店で、お店の雰囲気は洋食屋というよりもどこか寿司とか天ぷらとかの専門店のような風情で、カウンターにお座敷がある。ずっと変わらぬ気軽な雰囲気。
近所にぢ病院があるということもあって、平日の昼はとてもにぎやか。出前やお持ち帰りが頻繁に出る。
ところが週末はおなじみさんでしっとりとした雰囲気で、その穏やかもなつかしい。

エビフライが目当てで今日は来ました。
父が好きだった料理で、それもなつかしく迷わずたのんで、しみじみ味わう。

田舎から大学に通うため東京に出てきたばかりの父にとって、ナイフとフォークで食事するという洋食文化はあまりに新鮮。
ナイフ・フォーク使いが不慣れで、しばらく仕送りがあった直後は新宿中村屋でエビフライをずっと食べてたというのですね。
修行のお供は大好物で…、と、それで食べてるうちにますます好きになったのが洋食屋さんのエビフライ。

ラードで揚げる。
がっしり衣をまとわせ揚げる。だからパン粉衣が固く仕上がり、エビのむっちりとした食感を引き立て旨い。
しかもラードの甘みがエビの甘みを引き立て、家で揚げるエビフライとはひと味違うドッシリ味に仕上がっていく。
エビそのものがむっちりとした健康的なエビだから、頑丈な衣をまとっても存在感は揺るぎなく、ソースをかけて自家製マヨネーズまでをもたっぷりのっけて味わい食べる。うん、旨い。

豚肉の端材やじゃがいも、ネギ、油揚げと実がタップリ入った味噌汁は熱々。出汁や白味噌がドッシリしていて味わい濃厚。
漬物四種。キュウリに茄子、大根、蕪とどれも浅漬。パラリとハイミーがかかっているのが昭和な感じで、何故か好き。
ケチャップ味のスパゲティー。千切りキャベツに薄切りキュウリ。
キャベツは極細。キュウリの皮はキレイに削られ、手仕事いとわぬ丁寧を感じてウットリ。ニッコリします。

ご飯の代わりにピラフをたのむ。炊き込みご飯をバターと一緒に、ジャッジャッ、ジャジャっと丁寧に時間をかけて炒めて仕上げる。
具材はスベスベさせた玉ねぎに、にんじん、缶詰マッシュルーム。
茹でた車海老を切り分け入れて、甘み漬けにレイズンがほんのちょっとだけ入ってる。

口の中でご飯がパラリと散らかって、バターをたっぷりまとったお米がスルスルすべって、お腹の中へと雪崩れ込む。具材の食感はスベスベ、クニュリクニュクニュ、むっちりと口の中がニギヤカになるオキニイリ。

一緒に来た友人はハンバーグを選んでたのむ。
メニューの中には「豚肉料理」として紹介されてて、豚肉多めの合いびき肉をペチパチ叩いて形を作る。
ラードを溶かしたフライパンで、こんがり、表面を揚げるようにして焼き上げる。
だから最初の一口はガリッとこんがり。
ところがふっくら、中から肉汁がほとばしり出る。焼けた香りがこうばしい。
デミグラスソースは甘めでこれまた焦げた香りが濃厚で、味わい芳醇。継ぎ足し継ぎ足し作ったソースの深い旨みに肉の旨みが混じるおいしさ。格別です。

玉子が一個ついてくる。白身はこんがりキレイにやけて、しかも周りがフリルのように揚がってチリチリ焼けている。黄身は半熟。
父はこれをご飯にのっけて、醤油をかけて食べるのが大好きだった。
それでそうして一口味わう。
あぁ、なつかしい。お店の人と軽く会釈をかわしてニッコリ。通いはじめたのが20年ほど前のコト。みなさん歳をとられはしたけどまだまだ元気。ボクも白髪になりました。

★★★☆3.5
2015/12訪問
かつて両親が住んでた街の小さなお店。
「かどや」という洋食屋さんでなら食べたいものがあるだろう…、と。
おりしもの雨。
冷たい雨にほんのちょっとだけおセンチ気分で、お店に入る。

家族総出でやっている店。厨房の中で料理を作る人と、表でサービスする人が同じ顔つきというのになんだかホっとする。
この小さな店で結婚をして家庭を作り、子供を立派に育て上げ、その子が一緒にお店の営業を手伝ってくれる。なんと素敵なことなんだろう。
飲食店ってそういうステキをもっている場所。ここに来るとそんなステキをしみじみ感じて、それでホっと、シアワセになる。

おそらく寿司屋さんかなにかを改装して作ったお店なんでしょう。カウンターの中に厨房。カウンターの反対側にはお座敷があり、その雰囲気にもホっとする。

両親と一緒によく来た店でもあります。
お店の人ともおなじみで、おひさしぶりって食事がはじまる。
とんかつがおいしい店という評判で、ほとんどの人は揚げ物メニューでお腹を満たす。
友人は海の幸の盛り合わせ。

エビフライにアジフライ。ホタテのフライにキスのマリネが一つお皿に肩寄せ合ってやってくる。
衣はがっしり。こんがり色黒タイプに揚がってて、昔ながらのとんかつ屋さん的にラードの甘み、香りがどっしりとしたおいしいフライ。
特にエビフライがおいしくて、分けてもらってバリバリ食べる。キスのマリネっていうのは実はエスカベッシュで、素揚げにしたキスをまるごと酢漬けで味わう。すっきりとした酸味がおいしく、ご飯がもりもりすすむ味わい。

千切りキャベツとトマトにキュウリ。
このキュウリ。皮の一部を縦に剥きストライプ状にして切り分ける。昔の洋食屋さんは必ずこういう仕事をしてた。手間を惜しまぬこういうところが、なんだかステキでありがたい。
ケチャップ和えのスパゲティーもヌルンとやわらか。油の風味の甘いケチャップがネットリおいしい。ご飯のおかずにすらなってくれるオゴチソウ。

ボクのオキニイリはポークピカタで、今日もそれ。
分厚い豚のロース肉。
塩と胡椒で下味をつけ、粉を叩いて玉子をタップリまとわせる。それをこんがり。フライパンでキレイに焼いて、ザックリ切って出来上がり。
豚肉の旨みが玉子に吸い込まれ、おいしいところがもれなく口にやってくる。プチュンと歯切れる肉の食感。クチャっと潰れる脂のおいしさ。豚肉って料理の仕方が変わると味の印象がこれほどまでにかわる食材。オモシロイなぁ…、って思って食べる。
火の入り方がまた抜群で、しかも上にパイナップル。甘みと酸味がよき口直し。魚の料理にはついてこぬ、クレソン、カプリと味わうと苦味、渋みで口の中がすっきりリセットされるおいしさ、アリガタサ。

白ご飯の代わりにピラフをたのんで食べた。エビピラフ。
ピラフとは言え、炊きあげるのじゃな無くて炒めて仕上げる焼き飯タイプ。たのむとジャジャっ、ジャジャっとご飯をフライパンの中で炒めて仕上げる音がするのです。
湿った音がそのうちパラリと乾いた音に変わってくると出来上がり。

ツヤツヤ、油をまとったお米がすべる。すべって口の中を転がり、チキンブイヨンの香りが鼻から抜けていく。
ハイカラ味で、中に具材もタップリと。エビにスベスベした玉ねぎに、缶詰マッシュルームがなんともなつかしく、ハフハフしながら味わい食べる。

つけもの、味噌汁がおいしいところもココのステキなところであります。
キュウリに大根、カブに茄子。漬物で3種類ついてくるのは当たり前。それが4種類となればなかなかみないサービス精神旺盛で、しかも手作り。味わい深い。
熱々の味噌汁の中の具材は豆腐に油揚げ、ネギに、ジャガイモ、それから豚バラ肉の端材。豚汁的ではあるけれど、油をキレイに引いているのでサッパリとした飲み口で、フーフーしながら味わうとしみじみ体があったまる。
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■各項目の評価
夜:総合評価:
夜:料理・味 :
夜:サービス  :
夜:雰囲気 :
夜:CP   :
夜:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼:総合評価:★★★☆3.5
昼:料理・味 :〓〓〓==3.5
昼:サービス  :〓〓〓==3.0
昼:雰囲気 :〓〓〓==3.5
昼:CP   :〓〓〓==3.5
昼:ドリンク  :〓〓===2.0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■使った金額
夜:-
昼:¥1,000~¥1,999
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