肉の万世


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口コミ
肉の万世/俺たちは古いけど新しい
Jackie_m(214) [携帯電話番号認証済]
2019/11最終訪問
★★★☆☆3.4
(詳しい評価)

★★★☆☆3.4
2019/11訪問
土曜日、有楽町での映画からの流れで新橋のO~ちゃんのところの居酒屋で飲んでいたら、YちゃんからLINEが入っていることに気がついた。
内容的には他愛もないことなんだけど、その娘からのそういったLINEは間違いなく、私は今夜シフトに入っているから何か差し入れを持ってこい、というアッピールに他ならないということは百も承知なんだけど、もう時間も時間だし、今夜のところは見殺しにさせてもらうことに。

―― もうお腹もいっぱいだし、あとはウィスキィ二つか三つ分、ママを詰りにいけばそれでいいや ……

<その翌日/R1.11.3>

「肉の万世 新橋店」

ホールの女性がひどく恐縮した様子で、本日は端末の調子が悪くカードでの支払いが出来ないのですが、と説明をしてくれるのだが、私には元々飲食代金をカードで支払う習慣などない。何故ならば、カードで支払うご飯なんて不味そうだから。
こういうことはほんとうは、料理を楽しむ上で常に重要なファクターとなってくると思うのだが、意外にそういう観点からの味覚評価が表立ってとり沙汰されないということが不思議で仕方がない。

一人と告げるとお姉さんは、そちらの窓際の席か、こちらの暗くて陰鬱な席か(そんな言い方じゃなかったでしょ !)、どちらでもどうぞと仰っていただき、そのお言葉に甘えて窓際の4人掛けテーブルを贅沢にも一人使いさせていただくことに。
BGMはJAZZ。なのだがこちらのそれは、レストランのランチタイムとして他店よりもいつも些かハードな選曲であり、その華麗なドラミングと地を這うウッドベースとのスリリングな絡みに無意識のうちに耳がとられてしまうのだが、それがお昼ご飯時のBGMとしてマッチするかどうかは、ちょっと、何とも言えないなぁ ……(笑)

“万世コラボランチ” @1,640
“とん汁をポタージュに変更” @160
外税で〆て1.980円也。

「ライスお代わり自由です」といつも言ってくださるのだが、元々私には満足なボリウムがよそわれてくることは分かっていた。
まずポタージュが供されて、今日はちゃんと温まっているかなと早速チェックに入るが、大丈夫そう。味の濃さは必要十分だと思ったが、より満足度を高める為に卓上のアルペンザルツを適量投下。暫し悦に入る。
(アルペンザルツは行きつけの鉄板焼き屋にも置いてあるが、単位重量あたりの塩辛さが他の塩よりも図抜けて豊富な気がするのは気のせいであろうか ……)

そしてソースの弾けるサウンドとともに、メインのハンバーグが舞い降りた。
ハンバーグ、海老フライを飾るはフライドポテトと目玉焼き。そこへ満足度をさらに高める為にアルペンザルツを投下(笑/そればかりだな)。そして満を持し、いつもながら格好の良いギザギザブレードのナイフを存分に振るいはじめる

海老フライ用のタルタルのミニグレービーボートに、否が応でも盛り上がる気分。
オリジナルとんかつソースというのをステーキソースと間違えて目玉焼きとフライドポテトにかけてしまったが、そんなにヘンではなかった。
結論的に「万世」のご飯は、内容的にはいつも及第点ながら、しかしお高くつく、ということをいつも再確認しにやって来ているだけのような気もしないでもないんだけど、でも毎度それをやってしまうということは、こちらのご飯はそれを納得させるだけの何かを持っているということでもあろうかと ……

―― 非常に回りくどい言い方してしまったけど ……

そして古くても新しい“new新橋ビル”を離脱し、同じく古くても新しい“新交通システム/ゆりかもめ”に乗りこんで、「第46回東京モーターショー2019」へと向かう永遠のチョンガー

―― そしてドラマはモーターショー~夜の部へと続く ……

★★★☆☆3.4
2019/06訪問
三日連続で晴れた東京。昨日との違いは、湿度が高いということ。
時刻は正午に至っていない。容赦なく直火で灼かれゆく新橋はSL広場。その熱射から逃げ惑う人々の群れ。その時、Railを奪われたSteamengine Locomotiveは、まだ嘶(いなな)こうとはしていなかった。
そんな中、“古いけど新しい”ビルが青空の下に堂々仁王立ちする姿は、それでもまだ十分に凜々しく

<R1.6.18>

「肉の万世」

窓際からひとつ奥まった席に、窓のほうを向く恰好で着く。
自分へのご褒美の為にやって来た。ここ最近何の成果も成していない私なので、何のご褒美かは知らないけど。
BGMはJAZZ。
窓の外、ハイボール片手の井川遥さんの微笑みの横に女子競輪選手の逞しい太股が並び、“顔よりも太もも”とのキャッチコピーの添えられた、なかなかに奥深い風景を堪能させていただく。

これは私の主観ではなく一般論として、井川遥さんは、鈴木京香さんよりは上ながら菊川怜さんに若干劣るくらいの位置付けとなろうかと思う。とくに個人的な思い入れ、とりわけの意味もないんだけど ……
(このことに異論がお有りの方は、どうぞ名前のあとに“ハイレグ”と付けてそれぞれ画像検索していただければ、私の言っていることがご理解いただけるかと存じます/笑)

“デミグラスソースハンバーグランチ/180g” @1,290
“とん汁をコーンポタージュに” @172
“ミニサラダ” @172
〆て1,634円。

今日は湿度が高いとのことで、熱中症対策の為にコーンポタージュにNaClを降り注がせる。このアルペンザルツと書いてある2億5千万年前のドイツのお塩は、潔くしょっぱい。たまにかけてもかけてもしょっぱくならない塩があるけど、あれって何なんだろう。いらいらすることも然ることながら、同じ辛みを得るのに多量を要するのであれば、値付け的にもフェアじゃない気がするのだが。
そういうのはちゃんと、“この商品は同じ塩辛さを得る為には他社銘柄の倍の分量を要します”って表記して売らなきゃダメだよね ……

そしてハンバーグの鉄板が到着。
熱々なんだけど、やはり老舗のステーキ屋さんは新興店のように、あの紙の輪っかで覆うようなわざとらしいことをしてこないことが清々しい。
早速またまた熱中症対策の為に、付け合わせのフライドポテトとサービスしてくれた目玉焼きにさっきのドイツ塩をふりふり。そしていよいよ熱中症対策も万全となったところで満を持し、その肉塊へ恰好の良いギザギザのブレードを入刀。待ち受けてくれていた濃いめのドミソースと白いご飯との相乗に、もうされるがままに身をまかせた

何気にご飯が多く。
お店が私の年齢や性別を鑑みて調整してくださったのかどうか、ちょっと分からないけどこれは嬉しかった。そして今日あらためて気付かされたことだが、フライドポテトが意外と美味い。

いや、子供の頃に初めてフライドポテトというものを食べたとき、それがマックダーナルのものだったかは忘れたけど、極端に言ったら世の中にこんな美味い食べものがあるのかくらいの感動を覚えたきもするんだけど、しかし大人になった今、それほどには有り難みを感じなくなってしまったのはいったい何故だろうかと。

―― これってやっぱり、安居酒屋の質(たち)の悪いのを食い過ぎたせいなのかな …… そういえばお芋って本来、美味しいものだったんだよ ! 誰だよ、冷凍とか散々やって芋の価値下げちゃったの ! あと欧風カレー屋の付け合わせのジャガイモ丸々一個って、それもどっちかって言えばお芋の価値下げる方向だからね、言っとくけど。分かる人には分かってもらえると思うけど ……

そして居酒屋ノリのお姉さま方三人組の臨場。
真っ昼間っからもう、非常に楽しそう(笑)。そしてテーブル二つ隣のおじさんチームから、ウエイトレスさんに「レモンサワー」との声が掛かった。一瞬、レモンサワーってなんだったっけかなと本気で考える。私はアスペルガー症候群持ちなもので、自分の首尾範囲以外のものにとんと感心が抱けないことはいいんだけど、いくらなんでもレモンサワーがなんだか分かんなくなるのはヤバい !(笑/でもほんとに生涯飲んだことはないんだけどね、レモンサワーってやつ)

昼酒。昼肉。お客さんたちの談笑に、BGMのJAZZもおもむろにマスキングされゆく新橋の昼下がり ……

―― 俺たちは古いけど新しい !! ――
by どっか極東の島国の、昭和のスラッシュメタル・バンド

★★★☆☆3.2
2019/01訪問
今年初めて雪を見たか。
まだ落下速度の速い、重い雪だったけど、それでもにわかに心が浮き足だった。今日は職場の新年会ということで、お台場の「大江戸温泉物語」という未知のところへ(笑)行かなければならなかった。午後三時からの宴会。いつものことながら、私の好みの食べものにありつくことは出来ないだろうと見込み、またそんな早い時間から真剣飲みするつもりも毛頭無く(何故ならば俺の夜は長いので)、宴会を控えてはいるが、午後一時を過ぎたところからのフルご飯を敢行することにした

<H31.1.12>

「肉の万世 新橋店」

New新橋ビルを通り過ぎかけた私を、何者かが強烈な吸引力で引き戻した。それが何者かは、自分でもよく分からない。この古いけど新しいビルに突っ込んでしまえば、どこまでも陰鬱に広がる鈍色の空から守られるとでも思ったか、それともきれいなお手洗いがいつも空いていてくれるから、ということであろうか。いずれにしても、こちらのお店への積極訪問ではない、ということだけは確かである(笑)。

―― いや、内容が良いこともゆったりとした時間が保証されるということも分かってるんだけど、俺のような庶民のお昼ご飯としたら、些かお値段が張っちゃうよね、ってところだけがネックなんだよなぁ ……

それを了解の上でエレヴェータを上がっていったのは、例の1階の人気定食屋さんの前に、土曜日だというのに行列を発見してしまい、ちょっと怖じ気づいたから。
ピンクの、なんて言うんだろう、ミニのワンピースのユニフォウムで誘う小姐たちの蠱惑。マッサージって、何のマッサージだろう ? いったいどこをどのようにマッサージしてくれるというのか ?

―― それによってだな ……

“ハンバーグ&ナポリタン/120g” @1,360
“とん汁をポタージュに変更” @172
“サラダ” @172
〆て 1,704円也。

隣の子供連れのお母さんには、「ライスお代わり自由となっております !」とのことであったんだけど、私にそのアナウンスはなかった。が、ぱっと見、お代わりが必要になるとも思えない盛りであったので、深くは考えないことにする。
ミニサラダをやるにはちょっと大袈裟とも思える、フルサイズの、且つ画の部分がウッドでサンドウィッチされているフォウクを揮う。ライオンが、うさぎを仕留めるときにも全力を尽くすかのように。おっかけポタージュスープも到着。血圧が少し下がって180程度となっていた為、私の適正血圧である185に戻す為、塩を少々振りかけた。

そして迫力の鉄板が舞い降りる。
私は最近ちょっと万世をみくびっていたけど、ハンバーグ、ナポリタンともに、確実に銀座ライオンのそれを遥かに超えた仕上がりを見せてくれており(それは値段も高いので当たり前のことだけど)、なんかちょっと見直してしまった。ちゃんと肉の味がするハンバーグ、久しぶりに食べたような気がして ……

「お父さんは今仕事忙しいから。昨日も帰ってきたの午前1時くらいになってたし」

お母さんがまだ幼い子供に、お父さんは今日一緒にこれなかったけれど、それは自分たちの為に一所懸命働いてくれているからなのだと、諭していて、子供もそれに納得したよう。
こんなお母さん(旦那さんにとっての奥さん)がいてくれたなら、男はきっと本気出して働けるだろう。

とつとして、私は自分の不幸を呪った。
私はこれまでの人生、至極真っ当に生きてきたつもりなのに、このように男をリスペクトしてくれて、且つ石田ゆり子さんの清楚さと、中島ゆたかさんのような淫らさを同時に併せもった女性に、何故出逢うことが出来なかったのであろうか ……

―― いや酔ってるとはいえ、今俺いいこと言った ! そうだよ ! 石田ゆり子と中島ゆたか合体させたら、もう最高じゃん !! 誰も気付かなかったことに、今宵俺だけ気付いちゃったわよ ♪

★★★☆☆3.2
2018/08訪問
盛んに天気予報で飛び交う Wタイフーンという Wordに、否が応にも仮面ライダー V3を思い浮かべる私である。
V3を思い出すたび、たとえ父と母と妹をみな殺しにされたとしても、自分のこの特別に備わった力を私利私欲、復讐の為になど使わずに、地球の平和を守る為だけに使うことを私は決意するのだ。
母親はもうとっくにいないし、妹なんか最初っからいないけどね ……

<H30.8.23 新橋>

「肉の万世 新橋店」

BGMはJAZZ。
窓際から少々遠く寄り、ということは怪しげな建屋内通路が窓越しに見える、サスペンドしていてちょっと落ち着かなく、ちょっと薄暗い席へ。
入店前に、すぐ隣に近接する食券式の廉価版「万世」があることに今頃気付いてしまい、一所懸命メニュウのボタンの中に自分の大丈夫そうなものを見付けようとするんだけれど、どれも“かつ”または“鶏の唐揚げ”を織り込んでいるようで、ちょっと私にはアンマッチであり、素直に踵を返した次第。

早速メニュウに目を通し始め、どうしてもハンバーグとナポリタンのセットに目がいってしまうんだけど、いつも同じものばかりの紹介となっては超一流のフードライターとして、これでは些かハテナマークと思われてしまうと思って、ちょっと値のはるやつを背伸びして ……

“万世コラボランチ/120g” 外税で〆て 1,942円也。
(豚汁をポタージュスープへの変更価格)

まずスープが届けられる。
160円追加しただけあって、さすがに温(ぬる)いということもない。隠し味でNaClをふりかけたが、それは味だけの問題でなく、同時に夏場仕様にする(失われた塩分補給の意味合いを持たせる)ということが大きい。

おっかけメインの鉄板の降臨。
最初、ちょっと小さいかなと思いつつ、出しゃばってきた経済観念に負けてやってしまった 120gだが、ソースの絡まったポテトフライや海老フライをおかずにしていけば、口中調味として全く以て、ご飯に対し十分なものとなろう

海老の尻尾のきれい。“オリジナル ! とんかつソース”と“タルタルソース”のコラボ。まるで我々こそがほんとうのコラボなのだと声高らかに宣言するかのように。
最後にハンバーグが残り半分を切ったところで、卓備え付けのパルメザンチーズを振りかけてチーズハンバーグにすることも忘れはしない。

隣の男性に、ナポリタンの上に夥しい数の唐揚げののったのがきた。それがお会計時、なんと950円! 完全に私のお会計の半額である。これは何かのサーヴィスとの併用なのであろうか !?
(調査したところ、これはまったくの通常価格であることが判明いたしました)
そして私の番となり、私にも何か知らないけど次回利用時に使えるものか、サービス券が手渡されたが、こちらへの再訪というのが、またいつか来るのは分かりきってるけど、それが来週なのか一年後となるのかまったく見当がつかなかったので、とりあえず、捨てた (おいおいおい!)

<人類の名言集 其の八百二十一>
―― 何かを得る為には、何かを捨てなければならない ――

★★★☆☆3.2
2017/11訪問
昨夜、いつものママのところで飲み始めて、ちょっと落ち着いたところで、持っていたまい泉のミニタルタルフィッシュバーガーを二つ、その二階のBarに差し入れたら、オーナーの女の子が「今日、ナポリタン用意してあるからね ♥」なんて ……

―― そんなこと言われたらまたイッちゃうじゃん ……

<H29.11.5 とりあえず新橋>

「肉の万世 新橋店」

SL広場の通りの向こうの地下二階、大盛りスパゲッティをやる店、及びハンバーグ屋を狙って下りていったが、午後二時にして大繁盛を引き摺り、且つ私の後からも狭い階段を何人も下りてきちゃって、ちょっと怖じ気づいて再び階段を上った。
こんな時、もうあの店しかないなと思い、“古いけど新しい”例のビルへと突っ込んで、エスカレータで三階まで上がっていった。

「こちらの窓際の席では如何でしょうか ♥」

―― やっぱ今日もすぐ入れたね !

“ハンバーグ & ナポリタン/120g” @1,360
“豚汁をポター所に変更” @172
“ミニサラダ” @172
〆て 1,704円也。

ご飯はお替わり自由らしい。
スープは濃厚。サラダはドレッシングたっぷり。そしてまるで私の心を見透かしたように、付け合わせのフライドポテトは塩をふるまでもなく塩分多め。ハンバーグはハンバーグ、ナポリタンはナポリタン (そういうやっつけ仕事やめなさい)。

いつものことながらこちらのお店は、値段がちょっと張ってしまうなという感は否めないが、それでもそれなりに納得させられてしまうということを私なりに分析してみると、やはり“味が濃い”ということに尽きる思う(笑)
味気ないものにお金払いたくないタイプなもので ……

【還って夜の部】

で、十一時をちょい過ぎたあたりだったろうか、二階へと移動。
スパゲッティ食べたくなったら声かけてと言われ、もう食べたいと返した。今すぐに食べたいのだと、全身全霊をかけて主張した (子供か俺は)。そしたらまた、今夜のスパゲッティのボリウムのハンパないこと。そしてまたこの皿も、恐ろしく味気あるもの (笑)。女の子は私の誕生日を覚えてくれていたようで、それが誕生日プレゼントなのだと言った。ネクタイとか考えたんだけど、やはり私の好きなスパゲッティを茹でてあげるのが喜ぶだろうと。
それはそうなんだけど、でも誕生日プレゼントといったら、何か形に残るものが欲しい。はっきり言って、ネクタイが欲しかった。だから私は、それで果たして納得してしまって良いものかどうかを、酔ってまわらなくなった頭で、もう全力で考えていたんだと思う。

それと並行し、今日から入ったのだという、まるでスーパーモデルのように背の高い美女がカウンターの向こうに揺らめく姿を、頭は決して動かさずに眼球だけで追うことも (笑)、決して怠りはしない。今自分にできうる限りのことは努力し続けてゆく。
それが俺だ ……

★★★☆☆3.2
2015/06訪問
【平成27年6月 / 再訪録追記】

今日は暑くなりそうな予感。
時刻は私としては珍しく、ランチタイム真っ直中。となればこの街で、さほどチョイスは無いとの理解に達している。白き放熱フィンの外殻も眩しい、“古いけど新しい”ビルの中に突っ込んで、その中でも比較的暇そうな(あちゃ~)、もとい、フロアに余裕がありそうな店を探すくらいが、私の経験と能力では関の山なのである

<H27.6.10 新橋>

「肉の万世 新橋店」

万世のどちらのお店にも概ね共通の意匠、ダークブラウンの梁やテーブルセットなんかで統一された仄暗いフロアに沁みいるJAZZピアノ、そして界隈のサラリーマン戦士たちの、商談に限りなく近い世間話。
同グループでの私の得意注文は言うまでもなく“ハンバーグ & ナポリタン”だが、またバカの一つ覚えのように同じものでもなぁ~、と思いつつ、しかしなかなか考えが纏まらないのは、無論この高めの価格設定にびびっていることに拠る。

「ここでビビッたらダメだと思って、そっから先もがんがん突っ走ってさ~ !!」

その昔、どっかの輸入二輪車ディーラーのいい年ぶっこいた(といっても今の私より若かっただろう、当時は)社長が、イタリー製のスーパーバイク勢揃い、常連さん達とのツーリング中に派手に転倒し、ペダルを折ったんだったか、リヤブレイクが使えない中をフロント頼りにがんがんイッたんだ、ということを、これは自慢話ではなく、まるで自分に刷り込むように私に熱く語った言葉を鮮烈に思い出した

“万世コンボランチ” @1,780
“とん汁をポタージュに変更” @172
締めて \1.952。

―― 何をやってるんだこの馬鹿(俺)は ……

どのみち千円を遙かに超過するのだから同じだろう、妥協してたまるもんかととん汁をスープに変更してもらったら、ほぼ二千円の世界となった。
ビビッて腰が引けると、それが“癖”になる。“負け癖”がつくのだ。心が恐怖に支配されかけた時にこそ、男は常に、逆に突っ走らなければならない。
とは言え ……

まず鶏卵を半分に割ったような鋼鉄の器で、タルタルソースとレモンが。
そして屈強な料理が、鉄板にソースの弾けるサウンドとともに舞い降りた。しかし幸運にもバスケットの中、やけにブレードのしっかりしたナイフ、スペイン/アイトール社製ジャングルキングⅡを見つけることができ(そんなわけないだろ)、私も怯(ひる)むことなく応戦することができた。

―― この近接戦を制するには、一見無力と思える“目玉焼き”をどう処理するかに掛かっている ……

私の位置から確認できない席で、真っ昼間から催される宴会の囁き。向かいの卓で視線を巡らす紳士。「いつもありがとうございます」とフロアのスタッフから声を掛けらる巨漢。

お客たち各々の時間を、それぞれ異なった減速比で受け流す、この圧倒的に懐の深い空間。そんなことに乗じ、どさくさに紛れてよほど卓上のパルメザンチーズを思いっきりぶっかけてチーズハンバーグにしてやろうと思ったが、そこのところが今まさに人間性を問われている気がして、やめにしておいた。

海老フライ、目玉焼き、ハンバーグ、ポテトフライ。
それぞれを“ハンバーグ & ナポリタン”の鉄板の上に集うキャラクターと相殺していって、最後に鉄板上に残ったものと、その差額とを演算する作業にとり掛かろう、とり掛かろうとする自分と、そんな無駄なことやめておけ、やめておけ、と諫めるもう一人の自分との拮抗を、客観的に見下ろす第三の男が、しかしそこそこ満足気に伝票を手に立ち上がることが出来たことも、それも不思議なことだと思うし、また当たり前のような気もする。

“New”新橋ビルを、西側に這いだした。
スティーム・ロコモーティヴはまだ鳴かない。大きな看板の中から井川遥が捻じ伏せるようにサントリー角のハイボールを薦めてくるが、俺はそんなの飲まない。それをやる井川遥を、手の届く距離からうっとりと見つめてみたいという願望は、勿論あるんだけどね ……
でもそん時俺が手にしてるグラスは、いつも通りの、もっと背の低くてビッグボアのやつ。彼女は彼女のそれを涼しげな顔でごっくんするんだけど、俺は俺のそれをごっくんは出来ないから、それもいつも通りに、ちょびっとづつ噛み締めることしか出来ないのよ

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<H26.1.19 新橋>
“俺たちは古いけど新しい!”
大昔の和製スラッシュメタルバンドのキャッチコピーのように、実際にはけっこう年季が入っているくせ“New”と名乗る駅前の、細かな白い冷却フィンの刻まれた壁で覆われるビルディングに突っ込んだ。

――確か、黒のほうが放熱効果は高いと思ったが……

「肉の万世 新橋店」
BGMはJAZZのピアノソロと、目の前のカップルの関西弁。何か不思議と協調しているように聞こえなくもないのは、私の体調が悪い方向へと変化する予兆か。
一度買った文庫本を忘れた頃にもう一度買ってしまい、読みかけてそれに気付き後悔をするというのが私の習いだが、それほど遠くない過去に新御茶ノ水の店で同じメニュウを注文したばかりだということには、これは気付いていながらの注文である

“ハンバーグ&ナポリタン” @1,180
“ナポリタン大盛り” @100
“とん汁をポタージュに変更” @150
締めて\1,430也。

とん汁をポタージュに交換してもらい少々のコストUPとなってしまったが、それでかなり気分が救われた。私は豚の臭いを味噌汁に移すとん汁、及びけんちん汁というおつゆが、実は苦手なのである。
ポタージュは、粘度という意味合いでは濃厚。風味はフラットで、殊更記すべきところの見あたらないふつうのスープである

ナポリタンを大盛りにしてもらった。
ご飯が別に付くことは、お茶の水の店で学習済みである。ドミソースの鈍い色合いや付け合わせの内容、スパゲッティの下敷きとなる野菜のやり方について、明らかに万世共通仕様に準じて仕上げられていることは一目瞭然であったが、一目見た瞬間、こちら新橋店のそれのほうが美味しそうだなという気がし、それは実食してその通りの感想となった。
やはり人間の視覚というものは、図り知れぬ性能を秘めたセンサーである。

ハンバーグもスープ同様、何かフラットな印象ながらナポリタンがケチャップ躍動するフレッシュなもので、私の心を打った。これがライスが付いていなくナポリタンだけであったなら、若干濃い目でしつこい感じの味付けとなるのか。いや、私であればそれでも十分納得して食べ進めてしまう気がするのだが……

慌ただしく食事を終えた。他に神田駅近く、また大崎、そして万世橋の本店のハンバーグを経験しているが、とくに、本店のハンバーグの味を今一度確認しておくべきではないかなと思った。
それは多くの方からも見聞きする、“万世のハンバーグって、昔はもっと美味しかったんじゃない?” という意見の真相に迫る為である

何故慌ただしく食べ終えたのかというと、もう始まっちゃうからなんですよね、サイエンス・フィクションが二本立てで……
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夜:総合評価:
夜:料理・味 :
夜:サービス  :
夜:雰囲気 :
夜:CP   :
夜:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼:総合評価:★★★☆☆3.4
昼:料理・味 :〓〓〓==3.5
昼:サービス  :〓〓〓==3.5
昼:雰囲気 :〓〓〓==3.5
昼:CP   :〓〓===2.5
昼:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■使った金額
夜:-
昼:¥1,000~¥1,999
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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