吟麺 今日華


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口コミ
「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し。魚介と水と塩ダレのみのピュアで洗練された塩ラーメン。煮干しの旨みがふわりと香り、それに昆布の旨味が添加。マイルドな塩ダレが包み込む雑味のない心洗われる一杯!
hidey803164(1050) [携帯電話番号認証済]
2020/02最終訪問
★★★★4.4
(詳しい評価)

★★★★4.4
2020/02訪問
2月7日(金)

昨日最高気温マイナス2℃という真冬日を記録した盛岡。
今日も寒いのですが、時々晴れ間もあり、最高気温は何とか1℃。
凍り付くような寒さは相変わらずですが、今日の方が少々過ごしやすい一日。

明日(8日・土)は仕事で一日職場に拘束され、ラーメンを食べることができない!
そこで、昨日夜遅くまでの仕事で疲れ切っていましたが、午後やや遅い時間にこちらも久しぶりの「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)へ。

〇「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(900円)+「チャーシューめし」(280円)

13時55分に店に着くと、駐車場には数台の車。
これは店内混んでいるかなと思ったら、私が入店する前にどっと数人が退店。
そのため、店内はカウンター席に女性の先客が1人のみ。

いつものように、店内にはジャズやオールディーズが適温で流れ、癒される雰囲気。
よく気の付く女性スタッフに食券を2枚渡します。
今回は「魚だしらーめん(塩)」の順番。
もちろんチャーシュー増しで注文。
それから私の定番である「チャーシューめし」も。

お冷を飲みながら、静かに音楽を聴き、右奥の厨房でのタイマーや湯切の音などに耳を澄まします。
約10分の待ち時間で、今日は先にラーメン、あとに「チャーシューめし」を女性スタッフが運んでくれます。
いつしか先客の女性は店を出て、店内のお客は私一人。
土日や祝日にあんなに混んでいる店というのが信じられないほどの静けさ。

まずは、何度も食べている「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増しから。
黄金色の澄んだスープ。
チャーシュー増しだけあって、チャーシューが全部で4種類7枚と大盤振る舞い。

中央に薄ピンク色の豚ロース肉低温調理チャーシューが2枚。
あとは豚ロース肉チャーシューを囲むかのように、丼の端にぐるっと並べられています。
適度に脂身のついた豚バラ肉1枚。
鶏ムネ肉低温調理チャーシュー2枚。
皮付きの鶏モモ肉のスモークチャーシュー2枚。

とぐろを巻くように、巨大な穂先メンマが豚ロース肉チャーシューを取り囲むとともに、鶏ロース肉チャーシューとそれ以外のチャーシューを隔てています。
その他、豚ロース肉チャーシューの上には、2種のカイワレと水菜、輪切りネギなど。

スープは背黒、鯵、平子などの煮干し、羅臼昆布、干しシイタケなどから抽出した動物系不使用の純魚介系の無化調スープ。
「魚だし(しょうゆ)」だと、どうしても醤油ダレの旨みが優しい魚介系の風味をマスキングする傾向。
でも、塩ダレだと、醤油ダレでは陰に隠れていた魚介の旨みがちゃんと感じられます。
まず煮干しの旨味のみを純粋に抽出した味わいに昆布の旨味やほのかな甘みが重なり、これらをヒマラヤ岩塩、モンゴル岩塩など4種類の塩にムール貝や浅蜊のダシをブレンドしたマイルドな塩ダレがうまくまとめています。

以前、「塩」には仕上げに紫蘇オイルを使っていましたが、スープを飲み干したあと丼の底に小エビが残りますので、佐々木店主に聞くと、今では「しょうゆ」と同じ海老油を隠し味に使っているという。

動物系不使用で無化調。
だからといってサッパリしすぎない魚介感と塩ダレがベストにマッチしたコクのあるものの、上品な塩スープ。
塩味も適度なので、魚介のふわりとくる旨みに誘われ、レンゲでごくごくスープを飲んでしまいます。

麺は岩手県産小麦粉「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」をブレンドした自家製麺。
切り刃20番、加水率はぐっと上がって40%の多加水角ストレート麺。
麺の表面に全粒粉の斑点が見られます。

同店の自家製麺はモチモチとした食感が特徴ですが、中加水から多加水にシフトしたことで、最初のツルツルとした食感は変わりませんが、以前のふっくらしてモチッとした食感から、以前ほどのふっくら感はなく、むしろしっとりとした食感。
それでも以前よりも若干弱くなりましたが、モチモチ感を十分味わうことができます。
小麦の香りとツルツル感、そしてしっとり感と適度なモチモチ感。
佐々木店主が自家製麺についても、いろいろな加水率を試している様子が良く分かります。
麺量は150g。

さて4種類7枚のチャーシュー。
豚ロース肉低温調理チャーシューは薄くスライスされた柔らかい食感。
味付けはブラックペッパーを中心にハーブも使っています。

4種類中1枚だけなのは、豚バラ肉のチャーシュー。
こちらは、脂身と赤身が1対3ぐらいの割合。
食べると、醤油ダレが色濃く漂いますが、肉の柔らかさも出色。
脂身のこってりとした風味が、サッパリ系のスープや具が多い中で異色を放っています。

やや厚みのある鶏ムネ肉低温調理チャーシュー。
こちらも2枚付きますが、ブラックペッパーで軽く味付けをしたしっとり食感。

最後は、鶏モモ肉の皮付きのスモークチャーシュー。
コリコリとした鶏モモ肉ならではの味が燻製感をまとって自己を主張。
おとなしい味の鶏ムネ肉チャーシューとは対照的。

巨大な穂先メンマはシャキシャキとた食感。
味付けは薄めですが、良く噛むと口の中にメンマ特有の旨みが溢れます。

穏やかで優しい味わいの塩スープに、カイワレや水菜の苦みと食感がちょっとしたアクセント。

スープを飲み干すと、最初に述べたように丼の底に小エビが残り、塩の場合、紫蘇オイルからエビ油に戻していることが分かりました。

スープを飲み干したあと、次にこれもいつも恒例の「チャーシューめし」。
まずはあまりにも綺麗でカラフルなビジュアルに感嘆!
ミニ丼ですが、4種類のチャーシューの切れ端を細かく切って、味醂醤油のタレに漬けたあと、ご飯の上にたっぷりトッピング。
その圧倒的な量は、ご飯が全く見えないほど。
中央に2種のカイワレや水菜などの薬味をのせ、脇に付け合わせのネギと生姜の辛味噌。

チャーシュー増しと「チャーシューめし」を食べると、同店の4種のチャーシューの圧倒的な美味しさが実感できます。
チャーシュー増しでは、それぞれのチャーシューの味や食感の違いを楽しみ、「チャーシュー飯」では細かくカットされた4種のチャーシューを一緒に食べるときの味の融合や食感などを楽しむことができます。
盛岡市のラーメン店の中でも、チャーシューの美味しさでは5本の指に入る「今日華」。
チャーシュー増しと「チャーシューめし」で、同店の絶品チャーシューを是非心行くまで味わってもらいたいもの。

なお、前回のレビューで某情報誌のフライング気味の記事につられて、「今日華」が岩手拉麦会の5店目として加わったと書きました。
しかし、佐々木店主に聞くと、そんなことはないとのこと。
そこで、訂正すると同時に、佐々木店主および岩手拉麦会の各店主に深くお詫びいたします。

ちょうど今は寒さの底なので、そろそろ限定で「麺肴 今日から」当時の冬の定番だった「色白ラーメン」(魚だしスープに豆乳と生姜を合わせた真っ白で生姜香るラーメン)を出して欲しいと懇願。
前向きの検討してもらえるとありがたいですね。
「出すなら、今しかない」
そう言いたい!

既に時刻は14時30分近く。
15時閉店だけに、私が今日最後の客かと思ったら、閉店時間近くになり、お客が4~5人どっと来たのにはビックリ。

次回は「色白ラーメン」が登場すれば、当然食べますが、なければ「激にぼし」チャーシュー増し。
もちろん「チャーシューめし」も必ず食べますよ!

★★★★4.4
2020/01訪問
1月14日(火)

盛岡市南大通にあった居酒屋「麺肴 今日から」が、昨年10月29日、盛岡市本宮に移転。
名称も「今日から」から「吟麺 今日華」に。
無化調はそのままで、麺を自家製麺にして、昼営業(11時30分~15時)のみのラーメン専門店にリニューアル。

メニューは、ラーメンを魚ダシのみに絞り、「塩」と「しょうゆ」(大盛不可)の2種類でスタート。
それに途中から登場した「今日華」独自のセメント煮干しラーメン「激にぼし」(大盛り可:券売機の「半ライス」50円のボタンを押し、食券をスタッフに渡すときに「麺大盛り」と告げる)が加わった3種類。
その他にミニ丼の「チャーシューめし」と「温玉めし」など。

「激にぼし」は鶏ガラや豚背ガラを使っていますが、「魚だしらーめん(塩)(しょうゆ)」は3種の煮干し(背黒、鯵、平子)と羅臼昆布、シイタケなど魚介・乾物系だけでとった動物系不使用のスープ。

魚介風味は「今日から」当時に比べ優しい味わいになっていますが、これは自家製麺とのバランスを考えてのことでしょう。
「魚介」の旨みをダイレクトに堪能したい向きには、「塩」がオススメで、実際、店側でも「塩」と「しょうゆ」のどちらがオススメですかと尋ねるお客さんに対し、「塩」を勧めています。

しかし、定期的に通う私としては、最近「しょうゆ」を食べていなかったので、久しぶりに「しょうゆ」を選択。

〇「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(900円)+「チャーシューめし」(280円)

私が同店で頼むメニューはほぼ固定。
「魚だしらーめん(塩)(しょうゆ)」ないし「激にぼし」のチャーシュー増しと「チャーシューめし」。

さて、今日(14日)は雪が降るという天気予報が外れ、昼間は晴れ間が少し出る曇り空。温度もこの時期としては少々高め。
「今日華」は、3連休かなり混雑していたということで、あえて外して、3連休後の火曜13時50分に訪問(水曜は定休)。

以前、佐々木店主が語っていたように、平日と土日祝との間の落差がかなりあり、土日祝は開店から閉店までお客が絶えない一方、平日はランチタイムの12時台以外は落ち着いた客の入り。

今日も、駐車場には車なし。
店に入ると、先客ゼロ。
これだけクオリティの高い無化調・自家製麺のラーメンをつくっているのに、どうして平日午後になると空いてしまうのか?
そんなことを考えながら、BGMに懐かしのポップスをインストにアレンジした曲が控えめの音量で流れる静かな空間で、ラーメンとミニ丼を待ちます。

5~6分程度の待ち時間で、まず「チャーシューめし」、次いで「魚だしらーめん(しょうゆ)」のチャーシュー増しが到着。

ところが、この頃からお客さんが続々と入店。
最終的に私が出るまで、14時台にもかかわらず6人が入店。
先の平日午後落ち着いているという言葉を急いで取り消します(笑)
「今日華」は、私が予想していた以上の人気店になっていますね。

まずは「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増しから。

以前よりも醤油スープの色が気のせいか、濃くなっているように見えます。
少し濁りはありますが、スープの透明度は以前より上昇した感じ。

中央に大きな薄ピンク色の豚ロース肉低温調理チャーシューが2枚。
その上には、薬味の2種のカイワレ(普通のカイワレと紫カイワレ)。
それを取り囲むように、巨大な穂先メンマ。
その他のチャーシューは、丼の縁に沿ってトッピング。
鶏ムネ肉の低温調理チャーシューが3枚、皮付きの鶏モモ肉のスモークチャーシュー2枚。
よく見ると、豚バラ肉のチャーシューがないのがちょっと残念。
それでも、チャーシューが3種7枚というのは贅沢。

スープの端には煮干しの泡。
スープには、小口切りのネギも浮かんでいます。

それではスープから飲みましょう。
最初の一口目から醤油ダレの濃さが以前よりも強めになっていることが良く分かります。
同店の「魚だしらーめん(しょうゆ)」の醤油ダレは、井上古式醤油(濃口醤油)をメインに薄口醤油、生醤油、再仕込み醤油などをブレンド。
スープは、先にも書きましたが、煮干し系(背黒、鯵、平子)と乾物系(羅臼昆布、シイタケなど)のWスープ。
仕上げにエビ油を使っています。

以前はほのかな甘みのある優しい醤油スープで、たしか「主張しない優しく沁み渡るような」醤油スープと書いた記憶があります。
それが今回は醤油ダレがむしろ「主張する」ように。
もちろん、醤油がガツンと来るわけではありませんが、醤油の香りや深いコクが優しいながらも「じんわり」と主張。

「今日から」当時は弓削多醤油(生醤油)をメインで使っていましたが、そのキレのある醤油スープから井上古式醤油のコクのある味わいを活かした醤油スープにシフト。
今回食べた「魚だしらーめん(しょうゆ)」のスープは、まろやかでコクのある古式醤油の旨みが実に良く出ています。

煮干し系+乾物系のWスープは、煮干しの量や種類を以前よりも増やしていますが、「しょうゆ」の場合、魚介風味はそれほど目立たず、むしろ醤油の旨みを引き立てる役割。

でも、こうした魚介+醤油のブレンド加減のスープは、少なくとも私が食べた東京のラーメン店では見当たりません。
盛岡でも、いや岩手でも「今日華」ならではの本当に絶妙なブレンド。
無化調だからこそできる味わいですが、とにかく醤油の旨みや香りが魚介の助けを得て躍動しつつも、優しくピュアな味わいを保っている稀有な醤油スープ。
あまりの美味しさにどんどんスープを飲んでしまいます。
飲むほどに、気持ちが穏やかになる。そんなスープ。

麺は、朝打った打ちたての切り刃20番の自家製麺。
前回のレビューでは加水率を37%で固定していると書きましたが、今日聞くと、加水率は35%。
岩手県産小麦「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」の4種類の小麦粉をブレンド。
着色料を使わない白い角ストレート麺は、ふわっとしたソフトな茹で上がりで、ツルツルとした食感でありながら、噛むと今度はモチモチした食感で小麦の甘味を感じます。
このツルモチで小麦香る優しい食感の麺が、こちらもピュアで優しい味わいの魚介醤油スープにぴったり合い、「今日華」の「魚だしらーめん(しょうゆ)」の骨格を形成。
麺量は150g。

具のチャーシューのうち、真ん中にトッピングされている大判の豚ロース肉低温調理チャーシュー。
低温調理する前に肉の表面をローストする一手間をかけ、しかも、肉の厚みのあえて薄くして、チャーシューのサイズを大きくしています。
味付けは、ブラックペッパーとハーブ。
ブラックペッパー味がしっかり付けられていますが、ほのかにハーブの風味。
しかも、肉は柔らかく、旨味も十分。

鶏ムネ肉の低温調理チャーシューは、比較的肉厚ですが、しっとりとした食感と、豚ロース肉チャーシューほどではありませんが、ブラックペッパー風味が効いています。

そして、皮付きの鶏モモ肉のスモークチャーシュー。
コリコリとしたモモ肉の食感と燻製風味が実に良くマッチしたチャーシュー。

これに醤油ダレの良く効いた柔らかい豚バラ肉チャーシューが付いていれば最高なのですが・・・

巨大な穂先メンマは柔らかいものの、シャキシャキ感もしっかりキープ。
噛むとメンマの旨みが口一杯に広がります。
やや甘めですが、メンマの旨みを十分活かした味付け。

麺を食べるときに、薬味のカイワレをひとつまみ添えて食べると、カイワレの苦みが加わり、味のバリエーションが楽しめます。

塩分濃度も適度で、完汁しても喉の乾かないスープだけに、是非とも飲み干したいもの。
「魚だしらーめん(醤油)」チャーシュー増しを食べたあとは、先に配膳された見た目も美しい「チャーシューめし」に取り掛かります。

同店名物の「チャーシューめし」は、来るたびにビジュアルの美しさが増している印象。熱々の白飯に3~4種類のサイコロチャーシューがたっぷりトッピング。
それに味醂醤油のタレをかけたあと、カイワレなどの薬味を添え、付け合わせの味噌(これは毎日変わります)をのせたあと、(おそらく)白ゴマをふりかけています。
280円のミニ丼ですが、それだけで十分一品料理としても成り立つ出来。

今日の付け合わせの味噌は、ネギと生姜の辛みそ。

3~4種のチャーシューの端をサイコロ状にカット。
それぞれの異なる味わいや食感を楽しみつつ、しかもタレや辛みそ、薬味とミックスさせながらのコロチャーシューは、ご飯の最高の具。
「チャーシューめし」の具とご飯とのマッチングは、私が今まで幾多のラーメン店で食べてきたミニ丼のなかでもベスト!

「今日華」の「魚だしらーめん」には「大盛」はありませんが、「チャーシューめし」と組み合わせることで、満足感がさらに高まることは確実。

今日は私のあと入店した6人のお客さんの注文への対応で忙しい佐々木店主に、麺の加水率や「チャーシューめし」の付け合わせを軽く確認しただけで、退店。
それでも新年の挨拶は十分交わしたので、所期の目的は達成。

自家製麺になり、麺そのものの美味しさが飛躍的にアップ。
それに伴い、麺を美味しく食べる方向にスープの味を調整。
両者を組み合わせたラーメン全体の完成度も岩手県内有数のレベルに。

今日入手した情報誌によると、「今日華」は県内産の小麦で自家製麺をするラーメン店のグループ「岩手拉麦会」に第5の店として入会したという(その他の店は「タイヂ」「二丁目食堂」「サンド」「南部屋路ばた」)。
そうなると、5店が競演する「コラボ企画」が楽しみですが、残念ながら私は事情があって、今年のコラボラーメンを食べることができない!
それだけが心残りです。

★★★★4.4
2019/12訪問
12月20日(金)

昨日夜から今朝にかけて、盛岡市では中心部でも約5センチの降雪。
中心部の雪はかなり消えていますが、私の住む市北部のニュータウンでは、しっかり雪が積もっています。
寒さもきびしく、ラーメンを食べに出掛けるのも苦痛になる季節。
結局14時近くまで自宅でのんびりしたあげく、ようやくタクシーで本宮の「今日華」へ直行。
先週食べ損ねた「激にぼし」へ再チャレンジ。

日陰に雪が残り、寒気の強い今日なら、「激にぼし」は閉店時間(15時)直前でも残っているだろうという予想は見事にあたり、14時30分(閉店30分前)到着で、「激にぼし」はちゃんとありました。

〇「激にぼし」チャーシュー増し(1,000円)+「チャーシューめし」(280円)

日陰の歩道は所どころ凍っていますので、気を付けて歩かなければなりません。
14時30分店到着で、まだのれんが掛かっていて一安心。
引き戸を開けて店に入ると、先客2人。

フロア担当の女性スタッフに迎えられ、まずは券売機とご対面。
やった!この遅い時間なのに、「激にぼし」がちゃんとありましたよ。

私にとって同店の定番は「チャーシュー増し」とミニ丼の「チャーシューめし」。
そこで「激にぼし」のチャーシュー増しと「チャーシューめし」の2枚の食券を女性スタッフに渡し、カウンター席に着席。

2人の先客が麺を啜る音と、BGMの音楽が適温で流れる落ち着いた店内。
本当に癒される場所です。
ビートルズのスタンダード「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」のインスト版が流れ、続いて女性ジャズボーカルに移る大人な選曲。
曲に聞き惚れていると、まずは「チャーシューめし」、次いで「激にぼし」チャーシュー増しが届きました。

「激にぼし」チャーシュー増しは、やや薄めに茶濁した見た目クリーミーなセメントスープ。
とにかくチャーシューの量が圧巻。
何といっても凄いのが、丼の端に立てかけてある豚ロース肉低温調理チャーシュー2枚。
先週食べたものよりも明らかに大判。
厚みはむしろ薄くなり、ピンク色の度合いが増しています。
チャーシューの縁にブラックペッパーがまぶされています。

その反対側に鶏ムネ肉の低温調理チャーシューが2枚。
半分スープに浸かった状態でトッピング。
こちらは割に肉厚で、やはりブラックペッパーが振りかけられています。

豚バラ肉のチャーシュー(2枚)、皮付きの鶏モモ肉のスモークチャーシュー(2枚)は、スープに浮かぶ状態。
合計チャーシューが8枚!
今までチャーシュー増しの最高が7枚でしたから、今日の最後のお客ということで、1枚サービスしてくれたのかな?

チャーシューの味付けを整理すると、「豚ロース肉低温調理チャーシュー」はブラックペッパーとハーブ、「豚バラ肉チャーシュー」は醤油ダレ、「鶏ムネ肉低温調理チャーシュー」はブラックペッパー、そして皮付きの「鶏モモ肉チャーシュー」は燻製味。

巨大な穂先メンマとこれも巨大な海苔の他には、中央にカイワレと紫カイワレ、白髪ネギ、少量の紫玉ネギ、糸唐辛子が盛り付けてあります。
スープの量はやや少なめ。

ビジュアル的にはクリーミー感のあるスープですが、飲んでみるとサラッとしています。
同店のすべてのラーメンの基礎となる「魚だし」スープの二番ダシをベースに、これに一番ダシを加え、さらに鶏ガラ・豚背ガラの動物系ダシをつなぎに加えたあと、最後に追い煮干しをしています。

使っている煮干しは背黒、鯵、平子など。
醤油ダレではなく、塩ダレを合わせて、煮干しの風味がストレートに出るよう工夫しています。
もちろん、スープもタレも無化調。

スープを飲むと、サラッとしているものの、動物系がブレンドされているせいかクリーミーな食感。
煮干しのインパクトは、一瞬遅れてやってきます。
それでも「激にぼし」という名称から想像するよりも大人しめの味。
煮干しの程良い苦みを感じたあと、今度は旨味がじわーっと広がってきます。
塩味は前回食べたときよりも、角がとれて飲みやすくなっています。

煮干しの苦みをスパイスに旨みをうまく引き出すとともに、動物系が効果的に働き、煮干しのガツンとした風味こそやや引っ込んだ感はありますが、逆にスープトータルのワイド感と厚み、深みが増して、苦みもあるものの、総じて滋味深い味わいのスープ。

「今日から」時代の「激にぼし」はそれこそ煮干しの苦みやエグ味と魚ダシスープの旨味がダブルになって押し寄せる他に例をみない味でした。
しかし、動物系を使っていないこともあってか、味の深みやコクに欠けるきらいがありました。

今回は、動物系をうまくブレンドして、さらっとしているものの、クリーミー感が出て、「苦み」や「旨味」など良い点を残しながらも、一般受けする食べやすい味に仕上げています。
ニボラーでも、煮干し初心者でも、いずれもが満足するスープといえるでしょう。

麺は岩手県産小麦である「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」をブレンド。
当日朝打ったフレッシュな「寝かせていない」麺。
切り刃20番、加水率37%の角ストレート麺。
着色料を使わないホワイトな麺は比較的ソフトな食感ですが、モチモチ感もありつつ、ちゃんとコシもあり、小麦の風味豊か。

佐々木店主によると、初めて経験する製麺機による自家製麺は予想以上にハードな作業で、一時体調を崩したこもあったといいます。
そんな苦労を経て、ほぼ完成したモチモチ感溢れる麺は、「大人の苦み」とさらっとしたクリーミー感(変な表現ですが)が両立したコクのあるセメント煮干しスープにベストマッチ。
麺量は150gですが、少ないと感じた方は50円プラスで大盛りにできますので、ご安心を。

チャーーシューの中でも味が格段に向上したのが、「豚ロース肉低温調理チャーシュー」。
肉の厚みは薄めになりましたが、逆にサイズが大判に。
色も以前よりもはっきりとしたピンク色。
柔らかさは以前通りですが、前から使っているというブラックペッパーの風味がさらに目立ってきて、ハーブの風味とスパイシーな風味との重層感、さらに今まで以上の香ばしさが感じられ、何枚でも食べたくなります。

佐々木店主の話では、低温調理する前に、今までなかった肉の表面をローストする工程を入れたという。
それにあわせ、チャーシューのサイズを大ぶりにして、厚みは薄めにしたという。
これが見事に成功。
チャーシューの香ばしさが格段に向上しています。

醤油ダレに漬け込んだ濃厚な風味とホロホロとした食感の「豚バラ肉チャーシュー。
しっとりとした食感とさっぱりとした風味の中にほんのりとスパイシーさが感じられる「鶏ムネ肉低温調理チャーシュー」。
そして燻製の香りが香ばしくコリっとした食感も楽しい「皮付きの鶏モモ肉チャーシュー(スモークチャーシュー)」など、「豚ロース肉低温調理チャーシュー」も含め、チャーシューの水準は盛岡最高レベル。

巨大サイズの穂先メンマは柔らかく煮込みながら、シャキシャキ感もしっかりと残り、薄めの味付けですが、メンマの旨みがちゃんと感じられる絶妙な味。

トッピングの薬味類(カイワレ、白髪ネギ、紫玉ネギ)が、食感とほのかな苦みの双方で、濃厚な煮干しスープの爽やかさを増すのに貢献。

スープを飲み干したあと、スーッと後味が引いていくあたりは、とてもセメント煮干しとは思えないさっぱりさ。
やはり「今日華」ならではの無化調の唯一無二のセメント煮干しです。

「激にぼし」を食べたあと、今度はビジュアルも実に華麗な「チャーシューめし」。
熱々の白飯に、鶏ムネ肉低温調理チャーシューをサイコロ状にカットしたものを中心に、バラ肉チャーシューやスモークチャーシューなどのカットを味醂醤油で味付けしたチャーシューがたっぷり。

今日の付け合わせはピリ辛のネギ味噌。
コロコロしたチャーシューの上には、白髪ネギ、カイワレ、紫カイワレ、水菜などが実に綺麗に添えられ、ビジュアル面からも食欲をそそります。
何といっても、タレで十分味付けしたコロチャーシューの食感や味わいが絶品。
3~4種類の味付けコロチャーシューと付け合わせのミックス。
それに薬味の爽快感などもあわせ、ご飯があっという間になくなります。

個人的には、「激にぼし」の麺大盛りにするより、「チャーシューめし」を頼む方がコストはかかりますが、満足度は確実に高いと思います。

「今日から」時代はランチタイム13時30分終了とハードルが高かったのですが、現在では閉店の15時まで確実に食べることができるとあって、格段に通いやすくなりました(「激にぼし」は日によっては、遅い時間には売り切れの可能性あり)。
新年も、足繁く通いたいと思います。

佐々木店主と雑談していたら、店に近い「盛商前」バス停を通るバスが通過。
そこで大通りに出て、道を渡ったところにある「盛南大橋南」バス停で、「盛岡南イオン」発盛岡駅行きのバスをつかまえ、駅に向かいました。

★★★★4.4
2019/12訪問
12月13日(金)

先週は私がお休みしたので、中1週での訪問になった盛岡市本宮の「吟麺 今日華」。
午前中、自宅の片付けに時間をとられ、店についたのは14時10分。
15時閉店ですから、かなり遅めの到着。

平日の14時台ですが、先客が2人、後客が1人。
私を入れて4人ですから、まずまず。
日本蕎麦の店を改装したL字型カウンター席、壁に向いたカウンター席、そしてテーブル2卓のシックな店内。
BGMは、1960年代のポップスを編曲したインスト曲(原曲はビートルズの「エリナー・リグビー」「サムシング」、ダスティ・スプリングフィールドの「この胸のときめきを」など)。
懐かしい曲が次々に流れ、思わず聞きほれてしまいます。

ところで、今日は最近人気沸騰の「激にぼし」再食をねらっていました。
しかし、券売機を見ると「激にぼし」のボタンには×がつき、売り切れ。
幸い、「魚だしらーめん」の塩としょうゆは残っていましたので、今回は「しお」の味玉・チャーシュー増し。
そして、いつものように「チャーシューめし」をプラス。

〇「魚だしらーめん(塩)」味玉・チャーシュー増し(1,000円)+「チャーシューめし」(280円)

「今日華」風セメント煮干しの「激にぼし」は、今や「今日華」の一番人気メニューという。
しかも、「激にぼし」のみ大盛り可(+50円)ということもあり、平日でも14時頃では売り切れの可能性大。
「激にぼし」を確実に食べたい方は、平日は13時頃まで、土日は12時30分頃までに来店することをおススメします。

佐々木店主によると、平日はランチタイム以外、客足は落ち着いたものの、土日は11時30分の開店から15時の閉店までコンスタントに満席近い状態だという。
平日の13時頃がねらい目かな?

駐車場に秋田ナンバーの車があったように、県外から訪れる方も多いようだ。

のんびりとBGMに聞きほれていると、先に「チャーシューめし」が到着。
次いで「魚だしらーめん(塩)」の味玉・チャーシュー増し。
待ち時間は5~6分程度。
かなり提供スピードも上がってきました。

まずは「魚だしらーめん(塩)」味玉・チャーシュー増しから。
着丼するなり、湯気と一緒に魚介の美味しそうな匂いが立ち上り、食欲増進。

薄茶色のやや濁った塩スープ。
中央には淡いロゼカラーの豚ロース肉低温調理が2枚盛り付けられ、その上にカイワレと紫カイワレがトッピング。
それを囲むように、豚バラ肉チャーシューが1枚、鶏ムネ肉チャーシューが2枚、鶏モモ肉チャーシューが2枚と計7枚ものチャーシューの大盤振る舞い。
さらに味玉と海苔が添えられます。

スープを飲むと、以前の魚介は抑え気味で昆布の旨みがほのかに漂ったマイルドな塩スープから、魚介(煮干し)の旨みが確実に強くなり、それと昆布のダシがうまくマッチしたスープに変わっています。
「魚だし」という名称からお客さんが想像するであろうスープにより近くなったといえるでしょう。
それにともない、塩味もマイルドから少し強めの方向にシフト。
といっても、塩角が立つほどしょっぱくはありません。

ガツンと来るわけではありませんが、魚介の主張が強くなり、はっきりとした味になったといえるかも知れません。
しかし、動物系不使用で無化調のピュアな魚介ダシがじんわりと感じられる洗練されたスープという同店の基調そのものに変化はありません。

佐々木店主に聞くと、鯵干しと背黒に羅臼昆布、シイタケなどをブレンドしたスープには変わりありませんが、背黒の割合を増やしたという。
佐々木店主自身は、魚介よりも昆布の旨みが出た初期の大人しいスープの方が好みだというけれとも、やはりお客さんのニーズに合わせてスープをアレンジしたということでしょう。

塩ダレは、ヒマラヤ岩塩、モンゴル岩塩など4種類の塩をブレンド。
貝ダシ(ムール貝、アサリなど)を合わせています。

最後に隠し味の「紫蘇オイル」を垂らしていますが、今日も紫蘇の香りを感知できず、嗅覚や舌の衰えは隠せません(涙)

アニマルオフの「今日華」の「魚ダシ」、そして鶏と水のみを使った「らあめん サンド」(盛岡市西青山)の「鶏ダシ」の両者が、無化調引き算ラーメンの典型であるピュア系スープの盛岡における両輪といえるでしょうね。
いま首都圏で流行っているいろいろな食材を重ね合わせた「バランス型」とは対照的な方向性です。
首都圏でも、アニマルオフの「魚介系」無化調ピュア系のダシを使う店が「純煮干し」以外あまりありませんので、「今日華」の存在はますます貴重。

麺は、岩手県産小麦「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」をブレンドした自家製麺。
当日の朝打った麺を寝かせずフレッシュな状態で提供しています。
切り刃20番、加水率37%の白い麺肌に全粒粉の斑点が見えるストレート角麺。
ツルツルとしてプリッとした食感の麺で、噛むとモチモチ感が充満。
しかも、モチモチ感だけでなく、今日の麺には適度なコシがあり、小麦の香りと合わせて、開店1か月半にして、自家製麺として完成の域に達しています。
麺量は150g。

4種7枚のチャーシューは、ハーブの香りがほのかに感じられる上品な風味と柔らかさが特徴の豚ロース肉低温調理チャーシュー、醤油の濃厚な風味が香ばしい豚バラ肉チャーシュー、しっとりとした食感の中にブラックペッパーのスパイシーさを感じる鶏ムネ肉低温調理チャーシュー、そして繊細な塩スープに影響を与えない程度の適度な燻製味をつけた鶏モモ肉のスモークチャーシューという豪華な布陣。

今回はメンマはありません。
味玉は、噛むとジュース状の半熟の黄身がスープにこぼれ落ちるような仕上がり。
海苔の風味が実に美味しいのが今回の新たな発見。

薬味のカイワレがビジュアル面だけでなく、味の面でもラーメンの完成度を上げるのに貢献。
麺やスープとともに食べると、カイワレならではのシャキシャキ感とほど良い苦みが、ラーメンの爽快感を増すのに大きく寄与しています。

スープを飲み干したあと、「チャーシューめし」に移ります。

ラーメンに添えるチャーシューの切り端をサイコロ状にカット。
味醂醤油で味付けして、熱々のご飯にのせたあと、カイワレや水菜などをトッピング。
さらに、来るたびに変わる付け合わせをのせています。
今日の付け合わせは、キノコとネギの味噌。
ピリ辛の味噌で和えたキノコとネギがチャーシューめしの良いアクセント。

4種のチャーシューがたっぷりのり、香ばしく食べやすいチャーシューの風味と食感、カイワレや水菜の爽快感、キノコとネギの味噌のピリ辛さなどがうまくマッチ。
ご飯とともにあっという間に食べてしまいます。

店内にはラーメンのスープやタレ、麺、具などの説明は一切なし。
「今日から」当時には強調していた「無化調」をうたわず、さりげなく無化調ラーメンを提供。
自家製麺についても、製麺室があるのをみて初めて気づくという自己主張・自己PRを全くしないお店。
まずは、先入観をもたずに食べて欲しいというのが佐々木店主の思いなのでしょう。

ラーメンとチャーシュー飯を食べ終え、佐々木店主と軽い雑談を交わしたのち、女性スタッフにお礼を言って店を出ました。
すぐ近くの「盛商前」バス停に着くや、すぐに盛岡バスセンター経由盛岡駅行きのバス(1時間に1本)が来るという幸運。
これを逃した場合、盛南大橋先の幹線道路に出て向かい側に渡ると、すぐバス停があり、1時間に2本ほどの「南イオン」から盛岡駅のバスをつかまえることができます。

年末年始は恒例の実家(東京)への帰省。
そうなると、今年「今日華」を訪れるのはあと1回かな?
そんなことを考えながら、バスで盛岡バスセンターに向かいました。

★★★★4.4
2019/11訪問
11月29日(金)

10月29日の開店以来、定点観測のように毎週通っている「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)。
平日昼や土日は結構混んでいるのですが、平日の14時頃ともなると、すっかり落ち着き、ときには私一人という時間帯も。
ジャズの流れる落ち着いた店内で、魚介の良い香りに食欲をそそられながら、到着するラーメンに期待を寄せる時間は至福のひととき。

今日は昨日よりも気温が上がり、私の家の近くでも昼間は4℃。
しかし、夜には降雪が予想されていて、雲行きも少々怪しい感じ。

最近は事情があって、自宅や職場の大掃除をしているうえ、仕事も山積み。
ますます寒くなるなかで、車もないので、盛岡とその周辺以外に遠征する時間が全くとれなくなったのが悲しい!
それでも、盛岡には無化調で自家製麺にこだわる高水準の店が数件あるので、今はワンパターンといわれようとも、そうした店を中心にリピートしています。

〇「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(900円)+「チャーシューめし」(280円)

14時過ぎに「今日華」ののれんをくぐり、引き戸を開けると、魚介の何ともいえないいい香り。
ただし、先客はゼロ。
まあ、駐車場に車がない時点で想像できましたが、淡麗ラーメン好きにもっと訪れて欲しい店です。

先週は「激にぼし」を食べたので、今日は通常のサイクルどおり「魚だしらーめん(醤油)」のチャーシュー増しと「チャーシューめし」の食券を購入。
券売機をよく見ると、「激にぼし」のみプラス50円で大盛りができるとの貼り紙。
大盛りにする方は「激にぼし」のボタンの下にある「半ライス」(50円)のボタンを押し、食券を買います。

店内は調理担当の佐々木店主とフロア担当の女性スタッフの2人。
今回も、カウンター席の一番厨房寄りの席に座ります。

券売機や店内の写真を撮っていると、佐々木店主自ら「らーめん」と「チャーシューめし」を運んでくれます。

「魚だしらーめん(しょうゆ)」は、以前よりも澄んだ琥珀色のスープ。
チャーシュー増しらしく、8枚ものチャーシューがのっています。
豚ロース肉の低温調理チャーシュー(ハーブ味)3枚、豚バラ肉の煮豚(醤油ダレ)1枚、鶏ムネ肉低温調理チャーシュー(ブラックペッパー味)2枚、そして鶏モモ肉チャーシュー(ペッパーチャーシュー:燻製味)2枚。
細い枕木メンマが3本。
チャーシューの上には、カイワレ、紫カイワレとあと1種類ほど野菜(確認し忘れ)がのっているような。
水菜に似ていますが、何ともいえません。

無化調のスープは、佐々木店主によると、煮干し系と植物系とのWスープという。
鯵干しをメインに、背黒、片口(白口)、平子などの煮干しダシと羅臼昆布、シイタケなどの植物系ダシをブレンド。
醤油ダレは古式製法長期熟成醤油、薄口醤油、生醤油、再仕込み醤油などをブレンド。
スープとタレを合わせたあと、隠し味のエビ油を仕上げに投入。
「魚だし(塩)」では紫蘇オイルを仕上げに使っていますが、「魚だし(しょうゆ)」では「麺肴 今日から」(盛岡市南通)当時から使っていた「エビ油」を仕上げ油に使用。

丼に鼻を近づけると、湯気に混じる魚介の上品な香りに心奪われてしまいます。
早速スープを飲むと、「激にぼし」登場で「魚だし」スープの魚介感(煮干し感)が増強されたと予測していたのですが、以前と同じくピュアで優しい味。

鯵干しと昆布が見事に合体。
それ以外の食材がきちんと支えるなか、鯵干しと昆布の旨みが溶けあい、穏やかで優しく滋味深いスープに、カエシのほのかな甘みが加わり、優しく沁み渡るような「主張しない」醤油スープを実現。
「心洗われるスープ」とはまさにこのこと。
決して主張するだけが旨味ではありません。
絶妙なバランスで、魚介(煮干し)と昆布の旨みがじんわりと感じられ、それに醤油の旨みがこれもじんわりと溶け込むスープ。
ある意味、無化調魚介醤油スープの完成形のような味。
仕上げに使う海老油の微かな風味を感知できれば、これも大したもの。

麺は、岩手県産小麦「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」をブレンド。
15時の営業終了後に打って、寝かしたあと翌日提供する自家製麺。
切り刃は20番。最近では加水率は37%にほぼ固定しているという。
小麦の割合は毎日調整。
それでも、小麦の甘味が感じられるプリッとして噛むとモチモチのふんわりとした角ストレート麺は、優しさ溢れるスープにぴったり。
麺量は150g。

柔らかくて淡白な味。そしてハーブの香りが微かに感じられる豚ロース肉の低温調理チャーシューが、今日は何と3枚。
対照的に豚バラ肉の煮豚(1枚)はホロホロとした柔らかさですが、醤油ダレによる比較的濃厚な味付け。
しっとりとした食感の鶏ムネ肉低温調理チャーシュー(2枚)は、これも淡白な味ですが、ブラックペッパーによる味付けが適度。
そして、燻製の香りが旨味を倍加させている鶏モモ肉のペッパーチキン(2枚)。

これら味わいも食感も違うチャーシューが4種8枚も付いているのですから、プラス200円足して「チャーシュー増し」を頼んだ方が絶対お得。

枕木メンマは柔らかく煮込んであり、薄味ですが、よく噛むと甘味と同時にメンマ本来の味が滲みでてきます。

2種類のカイワレの爽やかな苦みとシャキシャキ感が、上品で優しいスープを絵柄的に表現しているかのよう。

スープの塩味も控えめで、飲み干しても喉が渇きません。

「魚だしらーめん(醤油)」のスープを飲み干したあとは、最近お決まりの「チャーシューめし」。

ミニ丼ですが、熱々の白飯の上にチャーシュー増しで使った4種のチャーシューの切り端をサイコロ状にカットして味醂醤油で味付けしてトッピング。
とにかくご飯にのるコロチャーシューの量が半端じゃない多さ。
しかも、4種のチャーシューの味が一度に楽しめるお得感。
前回発見したコロチャーシュー以外の付け合わせ。
今回はエノキの醤油煮。
エノキのツルツル感と粘りがコロチャーシューに見事に合い、ご飯が進みます。

明後日からいよいよ12月。
寒さがますます厳しくなる盛岡。
そろそろ「今日から」時代のあの冬の名物限定ラーメンを「激にぼし」に次いで提供して欲しいなあ。
女性に人気のメニューになること請け合いです。

★★★★4.4
2019/11訪問
11月21日(木)

今日(21日)の盛岡はどんよりと曇り、朝から時折小雪の舞う凍えそうな寒さ。
それでも最近日課となっている毎週木曜の「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)通いはやめられません。
店が落ち着き、佐々木店主にじっくり話が聞ける14時過ぎに訪れるのが習慣になってしまいました。

振り返ると、「麺肴 今日から」(盛岡市南大通)時代は、ランチタイムは13時30分で早々と終了してしまうため、ハードルが高いのがネックでした。
それが15時までの営業になり、家でゆっくりしていても十分間に合うのが魅力。
今日は、ローテーションからすれば「魚だしらーめん(醤油)」のチャーシュー増しかなという気持ちで、「今日華」の引き戸を開けました。

〇「激にぼし」チャーシュー増し(1,000円)+「チャーシューめし」(280円)

盛岡駅方面から行くと、北上川に架かる盛南大橋を渡り、2つ目の信号のところのローソン先を左に曲がってわずか。
バス停「盛商前」から至近距離。

14時10分に到着しましたが、さすがにこの時間だけあって、駐車場には車が1台。
店に入ると、女性スタッフが「いらっしゃいませ」と出迎え。
厨房には佐々木店主が1人。
もう1人の男性スタッフはお休みなのかな?

まずは券売機を見ると、何とラーメンのメニューが増えているではありませんか!
それも「激にぼし」。

値段は「激にぼし」(800円)、味玉付きが900円、チャーシュー増し1,000円、味玉・チャーシュー増しが1,100円。
当然「激にぼし」のチャーシュー増しと「チャーシューめし」の食券を購入。

先客はカウンター席に男性客が1人だけ。
もっとも私のあとに男性1人客が2人続けて入ってきましたが、皆マニアの模様。
木目の美しいカウンター席とテーブル席の店内は、BGMにジャズボーカルが流れる実に落ちついた雰囲気。
前は蕎麦屋という和の雰囲気とジャズボーカルの組み合わせは、当初違和感を感じましたが、慣れるとリラックス感満点。
久々に現われた大人のラーメン店という感じで、清潔な店内にいつまでも居たくなります。

約5分ほどで、「激にぼし」チャーシュー増しと「チャーシューめし」が到着。

「激にぼし」は灰濁したセメント色のスープ。
煮干しの泡がスープの縁にびっしりと立っていますが、スープ自体は粘度が低く、サラッとしています。
チャーシュー増しなので、今回も4種のチャーシューが合計7枚という贅沢さ。
豚バラ肉チャーシュー(醤油味)2枚、豚ロース肉の低温調理チャーシュー(ハーブ味)2枚、鶏ムネ肉低温調理チャーシュー2枚(ブラックペッパー味)、そして皮付きの鶏モモ肉チャーシュー(スモークチャーシュー)1枚。
細めの枕木メンマが3本。

中央には、チャーシューの上に粗く刻んだアーリーレッドとカイワレ、糸唐辛子が盛り付けられています。
さらに大きな海苔が1枚。

ここで1つ懸念が。

「今日から」時代の「激にぼし」は「魚介スープ」の二番ダシをメインにして、それに一番ダシ(通常の「魚介スープ」)をブレンド。さらに塩ダレを合わせたスープ。
当時の「激にぼし」がアニマルオフでサラッとしたスープながら、ビターな煮干し感を誇ったのも、もともとの魚介スープが背黒を中心とした魚介風味のかなり強いものであったから。

今の「今日華」の鯵干しと昆布中心の大人しい「魚だしスープ」で、果たして「今日から」時代の作り方を踏襲して煮干し感の強い「激にぼし」をつくれるのかどうか?

しかし、それは杞憂に終わりました。
登場した「激にぼし」のスープを一口飲んだ途端、サラサラのスープですが、背黒の苦みがしっかりと抽出され、塩味も効いたなかなかのパンチ力のセメント煮干し。
むしろ以前よりもスープのコクと厚みが増した感じで、無化調もあいまって、ビターな煮干し感を核とした煮干しの凝縮した旨みが心行くまで堪能できます。

佐々木店主に聞くと、スープの作り方は「今日から」時代と変わっていないという。
つまり、「魚だし」の二番ダシをとって、それをメインに一番ダシを加えているという。
肝心の「魚だし」は背黒と鯵干しの割合を大幅に変え、「魚だし」自体の魚介風味を格段に強くしているとのこと。
そうなると、「魚だしらーめん(塩)」「魚だしらーめん(醤油)」のスープも、以前の魚介感うっすらの優しいスープから、もっと魚介が強く感じられる方向に変化。
スープの変化が「塩」「しょうゆ」の味にどのような変化をもたらしたのか?
これも試してみなければなりませんね。

「今日から」時代と大きく変わったのは、アニマルオフではなく、佐々木店主に言葉を借りると「つなぎに鶏と豚を使っている」こと。
すなわち、鶏ガラと豚背ガラを魚ダシの二番ダシ、一番ダシにブレンドして、コクを出しているという。
道理で、スープのコクと厚み(ワイド感)が「今日から」時代にくらべ、格段にアップしていたわけ。

タレは、やはり「塩」。
厳密にいえば「塩煮干し」ですが、それを全く感じさせないセメント色のビジュアル。
塩ダレのため、煮干しの苦みや旨みが本当にストレートに伝わってきますが、単にハードなだけでなく、サラッとしたスープは塩味はそこそこ強めながらも、どこか優しさが漂います。
スープを飲んだあとも、口のなかがすっきり。
これも無化調の効用でしょう。
エグ味はそれほど感じず、もっぱら苦みと旨み。
苦みも最初の一撃のあとは継続するものの、慣れもあって次第に落ち着くので、煮干しのピュアな旨みと相まって、セメント入門者でも大丈夫。

麺は、切り刃20番の自家製麺。
岩手県産小麦のゆきちから、南部小麦、もち姫、南部小麦全粒粉を使った角ストレート麺。
着色料を使わない白い麺ですが、いつものようにふっくらとした茹で上げで、ツルツルした食感が噛むとモチモチ感に移行。
スープのことで頭が一杯だったので、うっかり加水率を聞くのを忘れましたが、前回と同じ食感でしたので、多分38%でしょう。
麺量は150g。
「ツルモチ」の麺がセメント煮干しと合うのかどうか疑問に思う方も多いでしょうが、私見なかなかのマッチング。
あえて「激にぼし」用に低加水の麺を打つ必要はないでしょう。

チャーシューのバラエティと量の多さが「チャーシュー増し」の魅力。
いずれも柔らかいチャーシューですが、豚バラ肉は醤油味のコク、ロース肉低温調理は肉の旨みとうっすらとしたハーブの上品な香り、鶏ムネ肉の低温調理はしっとりとした食感とブラックペッパーのスパイス感、そして皮付きの鶏モモ肉は燻製の香ばしさが、それぞれ魅力的。

枕木メンマは柔らかく煮込んでありながら、噛むとシャキッとした食感も楽しめます。
やや甘めの味付けですが、こちらも噛むと甘めのなかに渋味も滲み出るというなかなかの出来。

刻んだアーリーレッドやカイワレのシャキシャキ感を楽しみながら、スープを最後まで飲み干し。

塩味がやや強めですが、飲んだあとに喉の乾かないセメントスープは、ニボラーなら是非試してみる味です。

ラーメンを食べたあとは、恒例の「チャーシューめし」。
「チャーシュー増し」の4種のチャーシューの切れ端を細かく刻み、味醂醤油で味付けした上で、熱々の白飯の上にたっぷりトッピング。
輪切りのネギ、白髪ネギ、紫カイワレ(紫キャベツのカイワレ)なども彩りを添えています。

相変わらずも美味しさですが、今日の発見は刻んだチャーシューに混じり、これも刻んだメンマが入っていて、シャキッとした食感と甘めの味がうまくチャーシューとマッチしていたこと。
それに「(仮称)辛味ネギ生姜」がトッピングされ、独特の辛味と風味が「チャーシューめし」にさらにアクセントを加えていたこと。

「激にぼし」の提供開始と「魚だし」の魚介感アップ、「チャーシューめし」の具の改良など前進を続ける「吟麺 今日華」。
佐々木店主によると、もっと寒くなったら「激にぼし」に続き、魚ダシに豆乳と生姜をブレンドしたあの名作「色白ラーメン」を復活させるという。
しばらくは、「今日華」から目が離せませんね。

★★★★4.4
2019/11訪問
11月14日(木)

先週木曜に続き、1週間ぶりの「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)。
営業時間は11時30分から15時までですが、今日(14日)はゆったりと食べたくて、14時過ぎに訪れてみました。

〇「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(900円)+「チャーシューめし」(280円)

強い風のなか14時10分過ぎに店の引き戸を開けると、先客1人。
佐々木店主いわく「2週間で開店ブームは過ぎました」(笑)
それでも、昼時は相変わらずの混雑という。
オペレーションも大幅に改善され、昼時でも遅くても10分でラーメンを提供しています。
「らーめん」のメニューは、「魚だし(塩)」と「魚だし(しょうゆ)」の2種類。
あとは、味玉付き、チャーシュー増し、味玉・チャーシュー増しなど。
サイドメニューのご飯類は、「半ライス」(50円)、「ライス」(100円)、「温玉めし」(200円)、「チャーシューめし」(280円)

券売機一番下の限定麺ボタンのプレートは外されていました。
「今日から」時代の「色白らーめん(魚だし+豆乳スープの生姜らーめん)」、「激ニボシ」の復活を期待。

毎週「塩」と「しょうゆ」を交替で、そして「チャーシュー増し」で食べていますが、今週は「塩」の番。
ついでに、これも必食の「チャーシューめし」をプラス。

店内にはジャズの代わりにオールディーズのポップスがBGMで流され、店内の落ち着いた雰囲気とマッチして、ゆったりとした気分。

すぐに「らーめん」と「チャーシューめし」が出てきます。

「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増しは、薄茶色がかった濁りのあるスープに3種のチャーシューがトッピング。
今日のラインナップは、中央に豚ロース肉の低温調理チャーシュー(味付けはハーブ)2枚。
脇に皮付きの鶏モモ肉のスモークチャーシュー(燻製味)2枚。
反対側の脇にブラックペッパーで味付けした鶏ムネ肉低温調理チャーシュー3枚。

メンマが穂先から長めの枕木メンマに変わって、3本。
中央の豚ロース肉チャーシューには、紫と白のカイワレと白髪ネギが綺麗に盛り付けられています。

スープからいただくと、何の雑味もないピュアで優しい塩味。
スープは鯵干しメインで背黒がほんの少し。
そして昆布とこれも少々のシイタケ。
塩ダレは、ヒマラヤ岩塩、モンゴル岩塩など4種類の塩をブレンドし、貝ダシ(ムール貝、アサリなど)を投入。
仕上げに、塩スープに紫蘇オイルを垂らしています。

「魚だし」といっても、鯵干しと昆布が主軸であることから、魚介がガツンと来る味ではなく、鯵干しが昆布を下支えした昆布のまろやかな風味が漂うピュアで優しい味。
塩ダレもマイルドで、優しいスープとマイルドな塩ダレが自然に溶けあった全く雑味のないごくごく飲める無化調塩スープ。
ここまで主張を抑え、ナチュラルな味に徹した塩スープを体験したことはありません。

濃厚な味に慣れた人には物足りなく感じられるかも知れませんが、ここまで洗練され、上品で優しくピュアな塩スープは貴重。

麺は、岩手県産小麦「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」「南部小麦全粒粉」をブレンドした自家製麺。
前回は加水率を少し下げ、「ツルシコ」的な食感でしたが、今回はもとの加水率38%に戻し、着色料不使用の白い麺はツルツルとしてふわっとした食感。
噛むと、ちょうど良いモチモチ感。
あの「ツルモチ」の麺が帰ってきました。

切り刃20番の中細角ストレート麺。
食後佐々木店主に聞いてみましたが、麺のモチモチ感はとくに「もち姫」の割合を増やしたわけではなく、加水率とかん水の種類に関係しているという。
小麦の甘味がほのかに感じられるツルモチの麺は、閉店後に打ったり、当日の朝に打ったりしているという。
麺量は150g。

「チャーシュー増し」といえば、真ん中のごく薄いピンク色の豚モモ肉チャーシュー2枚は固定。
柔らかくて、噛むと肉の旨みとほのかなハーブの香りが一緒に感じられます。
皮付き鶏モモ肉のスモークチャーシューは、燻製の香りが実に絶妙。
全体的にあっさりとした「らーめん」のなかで、燻製味のスモークチャーシュー(皮付き鶏モモ肉チャーシュー)がいいアクセント。
しかも、スープに燻製味が移らないという細かい配慮。
しっとりとした鶏ムネ肉チャーシューには、ブラックペッパーで軽くスパイス風味をつけています。

今回は細長い枕木メンマ。
柔らかさとシャキシャキ感が同居した絶妙な食感のメンマは、軽い甘味が感じられますが、基本薄めの味付け。
メンマ本来の旨みを活かした調理。

2種のカイワレと白髪ネギが、上品な「らーめん」をさらに洗練された味にするのに貢献。
隠し味である紫蘇オイルの微かな風味を感知できれば大したもの。

「らーめん」をさくっと食べたあと、いつもの「チャーシューめし」。
「チャーシュー増し」に使ったチャーシュー(スモークチャーシューを含む)の切り端を味醂醤油で味付けしたあと、白飯の上にたっぷりトッピング。
最後にブラックペッパーを振っています。
細かく切り刻んだチャーシューは、今回は鶏ムネ肉が主体ですが、スモークチャーシューなども加わり、多様なチャーシューの食感や味の違いを楽しむことができます。

食べ終えたあと、佐々木店主と少し立ち話をして店を出ようとしたまさにそのとき、入れ替わりで入ってこられたのが、岩手ラーメン界のレジェンド!
彼は「魚だしらーめん(しょうゆ)」の食券を購入しましたが、そこで私が一言「今日華の『チャーシューめし』は絶対食べるべきですよ」
「チャーシューめし」の食券をついでに買わせてしまいましたが、私が出たあと、どんな感想を述べたのか大いに気になりますね。

来週両店に行く予定なので、それぞれ聞いてみようかな?

★★★★4.4
2019/11訪問
11月7日(木)

10月29日に開店した「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)。
あの無化調ラーメンを極めた名店「麺肴 今日から」(盛岡市南大通)の佐々木店主が、同店閉店後に移転して、再出発した店。
今度は無化調に加え、自家製麺に挑戦。

開店日に訪れて以降、今日を含め9日間で4回も通ってしまいました。
2日に1回のペースですね(笑)
「魚だし(塩)」を2回、「魚だし(しょうゆ)」を2回。
それだけ、魅力的なお店です。

今回は、前回(今週月曜)「魚だしらーめん(塩)」のチャーシュー増しを食べたので、「魚だしらーめん(しょうゆ)」のチャーシュー増しを食べることにしました。

〇「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(900円)+「チャーシューめし」(280円)

平日昼の混雑を避け、13時20分過ぎに着くと、駐車場には車が3台。
客足も落ち着いてきましたね。

駐車場寄りの窓は、二重窓の内側を開けて、外から店内が見えるようにしています。
お陰で、店内も明るくなりましたし、これまで以上に店に入りやすくなりました。

ちょうど車で着いた先客2人が店に入ったあと、時間差をつけて引き戸を開け、店内に入ります。
カウンター、テーブルを合わせ、19席の客席ですが、13時を過ぎたせいか、先客は先の2人を含め4人。
盛岡のラーメン店は、一部の超人気店を除き、平日13時過ぎになると、客が急激に減り、店内はがらんとなります。
それでも、後続客が途切れず入ってくるのは、早くも人気店になった証。

スタッフは前回、店内を仕切っていたベテランの女性スタッフ(週末専任か?)がいなくなり、いつもの男女3人。
奥の厨房では、真剣なまなざしで、佐々木店主がラーメンづくりに専念。
それを男性スタッフが好サポート。
女性スタッフはきめ細かな気遣いをしながら、ホールを担当。

座って6分程度経ってから、男性スタッフが「魚だしらーめん(しょうゆ)」肉増しと「チャーシューめし」をもってきてくれます。

薄め琥珀色の少し濁りのあるスープ。
そこにチャーシュー増しだけあって、中央に薄ピンク色の豚ロース肉低温調理(ハーブ味)が2枚。
花びらのように、中央のチャーシュー2枚を囲むように、3種6枚のチャーシューがトッピング。
豚バラ肉チャーシュー(醤油味)が2枚、鶏ムネ肉低温調理チャーシュー(ブラックペッパー味)が2枚、皮付きの鶏モモ肉スモークチャーシュー(燻製味)が2枚。
豚ロース肉チャーシューを合わせると、合計豚と鶏のチャーシューが4種8枚もつく豪華版。

その他、穂先メンマが2本、中央の豚ロース肉低温調理チャーシューの上に、通常のカイワレ、紫カイワレ、ネギなどが添えてあります。

鯵干しと羅臼昆布をメインに、シイタケを少量足した無化調アニマルオフの魚介スープ。
これに、古式製法長期熟成醤油、濃口醤油、生醤油、再仕込み醤油に貝ダシ(ムール貝、アサリ)をブレンドした醤油ダレを合わせています。
仕上げ油は不使用。

魚ダシは、鯵干しよりも羅臼昆布の旨みが前面に出た大人しく上品な味。
前回は、醤油ダレのふわっとした甘味が特徴的でした。
今回醤油ダレに微かな甘みこそ感じられますが、前回よりも甘味を抑え、醤油の旨みや香りをほんのりと感じさせる方向にチェンジ。
醤油ダレとしては、大人しい部類。

魚ダシスープと醤油ダレがいずれも上品で大人しい味で、両者が上手くバランス。
魚介風味がそれほど立たずに、醤油もコクや深みなどはそれほど感じさせず、上品かつ繊細な旨みがじんわりと感じられる染み入るような旨み。

「今日から」当時の魚介スープの醤油ラーメンでは、背黒をメインとする強めの魚介風味と生醤油のコクと深み、そしてキレのある旨みがせめぎ合うような醤油スープでした。
それと比較すると、現在の醤油スープがあまりにもマイルドで、そこに物足りなさを感じる方も多いかも知れません。
私も最初そう感じましたが、「今日から」時代の個性的・マニア的な突き抜けた醤油スープから、あえて個性を前面に出さず上品に旨みをまとめた「とがったところ」の全くない魚介醤油スープにシフト。
どの世代にも合うとともに、スープとタレの突出性を抑え、むしろ自家製麺の旨みを引き立てる役割に徹している感じ。

「ラーメンは麺を美味しく食べるための料理」というあの名店「麺や 七彩」(東京都中央区八丁堀)のモットーを地で行くような「主張しない」スープです。

麺は、これまで3回訪れたときには、モチモチ感を前面に出した食感でしたが、今回はモチモチ感を若干抑えて、「ツルシコ」寄りにシフト。
麺も前回よりもやや細めにみえます。
もちろん切り刃は同じ20番。
加水率を36%に下げ、小麦粉の配合を少し変えた模様。
岩手県産小麦の「ゆきちから」「南部小麦」「もち姫」の3種に「南部小麦全粒粉」をブレンドした自家製麺で、「もち姫」の存在がモチモチ感に大きく寄与。
中細の角ストレート麺。

今回は加水率を38%から36%に下げるとともに、「もち姫」の配合を若干減らしたようです。
個人的には、前回までのようなやや膨らみを感じるモチっとした麺の方が、大人しい魚ダシスープとのバランスでは勝っているという感想。
スープ、タレ、麺の三者のバランスは良いのですが、麺もこれまでの個性的な麺から「普通寄り」になったので、トータルとして、上品ですが印象に残りにくいラーメンになった感があるといえなくもありません。
麺量は150g。

肉増しだけに、チャーシューは先に書いたように4種8枚と圧倒的。
8枚という量は変わりませんが、日によっては3種になることも。
チャーシューの味付けに使われる「燻製」「醤油」「ブラックペッパー」、そしてチャーシュー自体の旨みが、大人しめのスープやタレを補完。
そのため、今日のスープ、タレ、麺、具のバランスであれば、「チャーシュー増し」が一番のおススメ。

中央に鎮座する豚ロース肉の低温調理チャーシュー2枚は、薄めのスライス。
ハーブ風味の上品な味付けと肉の柔らかさが特徴。
それを囲むように花弁のように添えられたチャーシューのうち、豚バラ肉チャーシュー2枚は、ほろほろと崩れるような柔らかさ。
醤油ダレが滲みこんだ濃厚な味。
鶏ムネ肉の低温調理チャーシュー2枚は、しっとりとした食感と淡いブラックペッパーの風味。
皮付きの鶏モモ肉チャーシュー2枚は燻製したスモークチャーシューで、燻製独特の香ばしさがスープに混ざり、スープの厚みを増す役割も。

大きな穂先メンマ2本は、醤油ダレに良く漬けられていて、柔らかく仕上げられています。メンマ本来の旨みと醤油ダレのコクが良くバランスした味。

薬味の2種のカイワレが、ラーメンの爽快感を増すうえで不可欠の役割。

魚ダシの「塩」と「しょうゆ」を比較すると、スープの魚介感の大人しさは同様ですが、「今日から」当時とほぼ同じ(?)ブレンドの塩ダレにくらべ、使用する醤油を大きく変えた「しょうゆ」ダレは、スープの大人しさ+タレの大人しさという点で、バランスは良いのですが、若干の物足りなさを感じます。
むしろ、前回食べた醤油の甘味を思い切って出した調合の方が満足感が高いのではないでしょうか。

しかしアニマルオフで、メイン食材は鯵干しと昆布。
これに複数の醤油ブレンドと貝ダシのみという醤油ダレを合わせる「魚介系の引き算系ラーメン」。
こんなすっきりとしたクリアで落ち着いた油感のない醤油ラーメンは、ある意味「究極のラーメン」であり、大人しいたたずまいから想像もできないような現代的なラーメンであるといえるでしょう。

今後もスープやタレの調合、麺の食感などを細かく調整していくでしょうから、どのように進化していくのか見守りたいラーメンです。

さて、「今日華」に来たら必食の「チャーシューめし」。
「チャーシュー増し」に使ったチャーシューの切り端を細かく刻み、味醂醤油で味付けして、ご飯の上にのせています。
チャーシューの上には、ラーメンと同様、2種のカイワレとネギ。
チャーシュー飯では、「肉増し」以上に醤油ダレに漬かった豚バラ肉チャーシューと、鶏モモ肉のスモークの味が際立ち、これらに味醂醤油のコクと風味が加わり、ご飯の具としては最高。

ほぼ完成の域に達した感のある「塩」にくらべると、「しょうゆ」はもう少し改善の余地があるということから、「4.5」から「4.4」の評価へ。

今後順次メニューを増やすということですが、やはり気になるのは880円と1,000円という「限定」のボタン。
一体どのよう限定麺がいつ登場するのでしょうか?
楽しみでなりません。

★★★★☆4.5
2019/11訪問
11月4日(月・祝)

3連休の最終日。
盛岡は昨日の寒々とした曇り空から打って変わり、ポカポカした晴天。
そこで、今日も盛岡市本宮の「吟麺 今日華」へ。

休日の昼時のオペレーションを確認するのが目的で、12時15分店に到着。
引き戸を開けると、先客は7人と手頃な人数。
女性スタッフが1人増え、佐々木店主を含め計4人。

休日のせいか、店内には家族連れが目立ちます。
私が入店したあとも、続々とお客が入り、満席ではないものの、8割以上の入り。

今日は、前回の「チャーシューめし」で美味しかった「スモークチャーシュー」がたっぷり入るという「チャーシュー増し」。
スープは魚だしの塩。
塩は、前回塩角が立っていたので、再度確認するつもり。

○「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(900円)

カウンター席の厨房に一番近いところに着席しますが、厨房が客席からよく見えないのが残念。
それでも、今日は座ってから6分でラーメンが出てきました。
オペレーションがスムーズになり、お客にもストレスを与えていないので、ホッとしました。

着丼した「魚だしらーめん(塩)」のチャーシュー増し。
まず驚くのは、麺が見えないほどチャーシューがたっぷり入っていること。
魚だしの塩スープは、やや茶色っぽく、少々濁っています。

チャーシューは、3種類8枚。
中央に大判の豚ロース肉低温調理チャーシューが2枚。
ハーブで味付けがされています。
その向こうに、鶏モモ肉のスモークチャーシューが3枚。
手前には、醤油ダレでしっかりと味付けした豚バラ肉のチャーシューが3枚。

佐々木店主によると、毎日チャーシューの種類と味付けを変えているという。
たしかに、前回は豚ロース肉の低温調理チャーシュー(ハーブ味)は変わらないものの、鶏ムネ肉の低温調理チャーシュー(プラックペッパー味)。
前々回は豚ロース肉低温調理チャーシュー(ハーブ味)と豚バラ肉のスモークチャーシュー。

要するに、豚ロース肉の低温調理チャーシュー(ハーブ味)は固定されているものの、それ以外は種類と味付けを日替わりで変えています。
「チャーシュー増し」には、薫製したスモークチャーシューが必ず付きますが、それは豚バラ肉であったり、鶏モモ肉であったり。

中央の豚ロース肉低温調理チャーシューの上には、通常のカイワレと紫カイワレを混ぜて盛り付け。
色彩的にも見事。
前回はなかった(ような)輪切りのネギも見受けられます。
メンマは、穂先メンマ。

魚介スープは、煮干しと昆布がメインで、これにシイタケなどを加え、節類は不使用。
塩ダレは、ヒマラヤ岩塩など数種の塩をブレンドし、ムール貝などの貝ダシをブレンド。
「今日から」(盛岡市南大通)時代は、仕上げに海老油を使っていましたが、「今日華」では仕上げ油を使わず、さらにさっぱり仕上げています。

魚だしは、やはり「今日から」よりもかなりおとなしくなり、煮干しの風味がガツンと来るというより、むしろ昆布の旨味がより前面に出、さらにスープとタレが一体化したさっぱりしているものの、決してコクや深みに欠けるものではないというより一般受けするものに変化。

前回塩角が立っていた塩ダレはマイルド方向にシフト。
濃厚な味とは真逆のさっぱりした優しい味の塩スープ。
塩分濃度も適度。
繊細なスープで、魚だしと塩ダレが完全に一体化。

麺は切り刃20番、加水率38%の全粒粉練り込みの角ストレート麺。
ツルツルとして、ソフトでふわっとした食感の白い麺。
それでいて、噛むとモッチリとした食感。
本当に優しく、小麦の風味を堪能できる麺。
今まで盛岡の自家製麺になかった新食感の麺。
麺量は150g。

優しい無化調スープとモチモチ食感の自家製麺がコラボしながら、ナチュラルな旨味がしみじみと感じられるラーメン。

「魚だしスープ」は、以前の「魚介スープ」よりおとなしくなりましたが、自家製麺によりラーメンのクオリティが大幅にアップ。
化調まみれの超濃厚ラーメン好きには絶対おすすめしませんが、食材本来の旨味をそのまま活かしたピュアなラーメンとは、こんな味だと断言できる味。

自家製麺の導入により、アニマルオフの無化調魚だしラーメンとしては、全国でも屈指の味に飛躍。

「チャーシュー増し」だけあって、チャーシューの量と質が圧倒的。
大きめですが、薄くスライスした薄ピンク色の豚ロース肉低温調理チャーシュー。
柔らかい食感で、上品なハーブの味付けが堪りません。

豚バラ肉チャーシューは、醤油ダレに良く漬け込んだ醤油の旨味と肉の旨味が融合した柔らかい食感。

今日は鶏モモ肉がスモークチャーシュー。
佐々木店主にモモ肉と聞いて、初めてそれと分かるしっとり食感。
最初はムネ肉かと思っていた自分が恥ずかしいかぎり。
それ以上に、薄味の鶏チャーシューを薫製にして、香ばしいスモークチャーシューに仕上げる佐々木店主のセンスは素晴らしいかぎり。

とっとも、「チャーシュー増し」の肉の組み合わせは日替わりですので、日によってはスモークチキンではなく、スモークポークの可能性もあります。

穂先メンマも柔らかく煮込まれながらも、ある程度のシャキシャキ感を残した絶妙の味。
味付けは薄味です。

たっぷりのった2種のカイワレが、優しさとさっぱりさの溢れる塩ラーメンをぴりっと引き締めます。

ラーメンを食べ終える頃には、ほぼ満席になっていましたが、やはり絶品の「チャーシューめし」(280円)を頼まなければ!

○「チャーシューめし」(280円)

ご飯の上にサイコロチャーシューがこれでもかとのった「チャーシューめし」。
使われるチャーシューは、「らーめん」チャーシュー増しの切り端。
そのため、チャーシュー増に使うチャーシューに応じ、「チャーシューめし」のサイコロチャーシューの種類や味付けも毎日異なります。

今日は、豚ロース肉低温調理チャーシュー、豚バラ肉チャーシュー、それに鶏モモ肉のスモークチャーシューの角切りがのり、ラーメンと同じく2種のカイワレ、ネギがトッピング。
少量の味醂醤油で肉を味付けし、ブラックペッパーを振りかけています。

噛むと醤油の旨味が溢れる豚バラ肉のサイコロチャーシュー、香ばしい薫製味の鶏モモ肉スモークチャーシューなどと味醂醤油のタレ、ご飯の組み合わせが素晴らしい。
チャーシューが日替わりする「チャーシューめし」も欠かせないサイドメニュー。

ちなみに、ほぼ満席でしたが、「チャーシューめし」はすぐに着丼。

前回と前々回指摘した待ち時間が大幅に短縮され、ストレスなしに美味しいラーメンやサイドメニューを楽しむことができます。
近所にも徐々に浸透し、近くのお客とラーメンマニアが押し寄せる同店。

次は、券売機にもボタンのある「限定麺」の登場に期待です。

★★★★4.3
2019/10訪問
10月31日(木)

一昨日(10月29日)、盛岡市本宮にオープンした「吟麺 今日華」に再訪。
前回は開店前の訪問でしたが、今回はあえて一番混んでいるであろう12時台に訪問。

店に12時15分到着。
すると、駐車場には車が一杯。
なかには県外ナンバーの車もあります。

外から店のなかの様子が見えないのが難点ですが、まずは引き戸を開けて店に入ると、満席で、店内待ちが出来ています。
退店するお客さんと入れ替わりにカウンター席に座ることができましたので、店内で立って待つ時間はほぼゼロ。

まずは券売機をチェック。
すると、2日前には全部「×」になっていたライス関係が全部提供可能に。
そこで、前回食べた「魚だしらーめん(塩)」に続き、今回はまず「魚だしらーめん(しょうゆ)」(700円)を選択。
次に、サイドメニューの「チャーシューめし」(280円)の食券を購入。

元・日本蕎麦の店を居抜きで使っているためか、店内はウッディーで、やや古風な和の雰囲気。
この和風感と流れるBGMのジャズとのミスマッチ感が大(笑)
もう少し明るくお洒落な内装にして欲しかったな?
入口をガラス戸にして、店内を眺めることができるような仕様にした方が、入りやすいでしょう。

〇「魚だしらーめん(しょうゆ)」(700円)+「チャーシューめし」(280円)

最大の問題は待ち時間の長さ。
これは前回も指摘しましたが、昼時で満席なだけに、待ち時間は前回よりもさらに長くなっています。
カウンター席に座ったのが12時20分。
「魚だしらーめん(しょうゆ)」と「チャーシューめし」が到着したのが12時50分ですから、約30分の待ち時間。

「麺肴 今日から」時代から待ち時間は比較的長かったのですが、ラーメン専門店で昼だけの営業、それも主要なメニューは「塩」「しょうゆ」というシンプルな構成の割には、待ち時間が長すぎます。

カウンターに座ったお客さんのなかには、待ち切れず、ラーメンを食べず、お金を返却してもらい、店を出る方も出る始末。
それ以外にも、なかなかラーメンが出ないのでイライラしている方が見受けられたのが残念。
これらのお客さんは、果たしてリピートしてくれるかどうか?

昼休みの限られた時間を使って食べに来ている方が多いので、待ち時間はせいぜい10~15分でしょう。
今後オペレーションも改善され、待ち時間問題も解消の方向に向かうでしょうが、ラーメンの味が良いだけに、食べる前のストレスが本当に残念。

現時点では、客足が落ち着き、店内に空席が目立つようになる13時30分過ぎに訪れることをおススメします。

ようやくスタッフが「魚だしらーめん(しょうゆ)」と「チャーシューめし」を運んでくれます。
「魚だしらーめん(しょうゆ)」は、明るい琥珀色の少し濁りのあるスープ。
前回なかった穂先メンマが、今日はついています。
チャーシューの構成も変わって、薄いピンク色の豚ロース肉低温調理チャーシューと鶏ムネ肉低温調理チャーシュー。
ネギは入っておらず、チャーシューの上にはカイワレが盛り付けてあります。

無化調アニマルオフ(動物系不使用)の魚介スープをベースに醤油ダレをブレンド。
仕上げ油は不使用。
魚介スープは「塩」と共通。
節は使わず、煮干しと昆布、シイタケなどから抽出したスープ。
醤油ダレは、古式製法長期熟成醤油、濃口醤油、生醤油、再仕込み醤油をブレンド。

スープを飲む前に、丼に鼻を近づけると、実にいい魚介の香り。
ただし、スープを飲むと、魚介の風味が前面に出ることはなく、「塩」では感じることのなかったほんのりとした甘味がふわっと香ります。
ただし、甘味が突出しているのではなく、魚介がしっかりと下支えをしていますので、深みを感じるスープがほんのりと甘味を醸し出しているといった表現の方が適切でしょう。

「今日から」時代には、「塩」であれ「醤油」であれ、スープを飲むと、煮干しメインの魚介の旨みがまず感じられたものでしたが、「今日華」になってからは魚介がかなりおとなしくなり、煮干しよりも昆布メインの風味にシフト。
「塩」では、それでも魚介をある程度感じることができますが、「しょうゆ」になると「醤油ダレ」が魚介をマスキングして、魚介風味をダイレクトに感じるというよりも、醤油と昆布が結びついた優しい甘味とコクがスープを包み込むように感じられます。

ほんのりとした甘味としっかりとしたコクのある醤油スープは大変飲みやすいのですが、魚介の突出感とあの生醤油の鋭角的な旨みや香りが特色だった「今日から」後期の味にくらべると、マイルドになった印象。

「魚介」が感じられ、やや塩角の立った「塩」と、魚介感が薄くなり、むしろ醤油ダレと魚介スープが一体になり、優しい味わいと深いコクをつくり出している「しょうゆ」。
「しょうゆ」の方が万人受けする味ですが、魚介感にこだわる方には「塩」を勧めます。
しかし、両者とも「魚介のみ」でしかも無化調で、これだけの旨みをつくり出し、物足りなさを感じさせないのはさすがです。

前回は書き逃しましたが、切り刃20番、加水率38%の自家製麺には全粒粉が練り込まれています。
着色料不使用の白い麺だけに、全粒粉が練り込まれているとは思いませんでしたが、ツルツルとした食感で、噛むとモチモチ感と小麦の香りが何とも心地よい中細角ストレート麺。
喉越しもよく、食べやすい「優しい」食感の麺。
自家製麺の旨みをより引き立てるため、魚介スープやタレを調整し、煮干し感を減らすとともに、むしろ昆布の旨みや上品な甘みを前面に出す方向を選択したのかな?
「しょうゆ」の優しい麺と優しい醤油スープとのマッチングは女性に受けるかも。
女性客が多かったのも頷けます。
麺量は150g。

薄ピンク色の美しいビジュアルの豚ロース肉の低温調理チャーシュー。
柔らかく、あっさりとした味ながらも、肉の旨みをハーブの風味が包み込む上品な美味しさ。
前回は燻製した豚バラ肉チャーシューが付いていましたが、今回は鶏ムネ肉チャーシュー。
しっとりとした食感の鶏チャーシューは、ブラックペッパーで軽いスパイシー味に仕上げています。

新たに加わった太い穂先メンマ。
柔らかく煮込まれていますが、それでもメンマらしいシャキッとした食感も感じられます。
味付けは、やや甘めながらも、メンマ本来の味を活かしたもの。
多めのカイワレの爽やかな苦みとシャキシャキ感が、ラーメンの良いアクセントとなっています。

醤油スープを飲み干したあと、サイドメニューの「チャーシューめし」。

圧巻なのがトッピングの各種サイコロチャーシューのボリューム。
豚ロース肉、スモークチャーシュー(「らーめん」のチャーシュー増しに付いてくる)、鶏ムネ肉などの厚みと弾力のあるサイコロチャーシューに少量の味醂醤油で味付け。
そんな各種サイコロチャーシューが大量に白飯にのり、チャーシューには白ゴマが振りかけられています。
「鶏ムネ肉」チャーシューに塗られたブラックペッパーがこぼれだすとともに、スモークチャーシューの燻製味が効いて、チャーシューの旨味を十二分の堪能できます。

今回は、何せ混んでいて周りのお客にイライラ感が見えたので、奥の厨房で調理に専念する佐々木店主に声をかけるのは遠慮。
「ごちそうさま」と言って、店を出ました。

大変でしょうが、ラーメン提供のスピードをあげることと、今後無化調の濃厚系・ジャンク系ラーメンを限定で提供。
メニューのバラエティを増やすことなどを是非検討して欲しいものです。
「トマトスープ」のラーメンや「生姜味の豆乳ラーメン」なども良いでしょう。

前回は「4.4」の評価でしたが、提供スピードの遅さ(開店したばかりで、しかも昼食時間という悪条件を考慮しても)やスムーズさを欠くオペレーションなどをマイナスして、今回は総合で「4.3」評価とさせていただきました。

★★★★4.4
2019/10訪問
10月29日(火)

私の大好きなザ・ビーチ・ボーイズの名盤「ペット・サウンズ」に「待ったこの日」(I'm Waiting for the Day)という名曲があります。
今の私の心境はまさに「待ったこの日」。

今年6月20日、突然閉店した「麺肴 今日から」(盛岡市南大通)。
私にとって、無化調ラーメンという広大な世界への案内役だった佐々木店主が、盛岡市本宮の「蕎麦屋 やまぐち」(現在は向中野に移転)の建物を居抜きで借り、自家製麺にチャレンジする構想は「今日から」閉店前から知っていました。

それにしても、「今日から」閉店から「吟麺 今日華」(盛岡市本宮)開店までが長かった。
8月初めオープン予定が9月初旬のオープン予定に代わり、さらに9月末。
その後情報が途絶え、どうなったのかヤキモキしていましたが、昨日夜に今日(29日)午前11時30分からオープンという確実な情報をゲット。

29日は、13時から職場(滝沢市)で仕事があるだけに、方向的には反対側の盛南にある「今日華」に訪れるのはきつい。
しかし、佐々木店主の再出発を見届けたいという一心で、自宅から本宮までタクシーを飛ばしました。

〇「魚だしらーめん(塩)」味玉(800円)

盛南大橋を過ぎ、2番目の信号で左に入り、タクシーを「盛商前」バス停でおります。
その斜め向かいに「鎌田内科クリニック」。
そこから6軒先に、旧「蕎麦屋やまぐち」の建物をそのまま使った「今日華」がありました。
「盛商前」バス停、その先の「本宮小学校前」バス停の両者から徒歩2分という至近距離。

完全にフライングで、11時の到着
開店までは30分。
店内では、オープンに向けての最後の準備の最中。
入りたい欲求を抑え、ポールポジション獲得を自分で褒めながらも、なかなか後続が続かないので、心配がつのります。

周辺には「新日本設計㈱東北支社」、「岩手県土地改良事業団体連合会」などのオフィスがあります。

それにしても、開店日だというのに祝花1つないさびしさ。
「静かにオープンしたい」という佐々木店主に考えで、「プレオープン」もなし。
近所の方々もオープンを知らないような雰囲気。

入口の引き戸左手には、真新しい「今日華」のロゴマークが貼ってあります。
「今日華」と黒い筆文字で書かれ、その右上に小さく「KYOUKA」の文字。
「今日華」の黒文字の右は「麺」をデフォルメした赤文字。
そして、「今日華」の「華」の字が小麦の形になって、右に伸び、赤の「麺」の文字を射抜いています。
なかなか洒落たロゴマーク。

店の左側は駐車場で、7台止まるスペースがあります。

開店数分前の11時25分過ぎに、車が駐車スペースに乗り付け、近くのオフィスから昼食に来たらしい男女4人。
さらにラーメンマニアらしき男性1人。
私を含め計6人がオープン前の入口に並びました。

11時30分を少し過ぎたとき、引き戸が開けられ、佐々木店主が金色の暖簾をもって登場。
暖簾をかけたあと、全員が入店。
入ると、すぐ右に券売機。
「まずは、メニューを2~3品から順次増やしていく予定」という佐々木店主の言葉どおり、メニューは実にシンプル。

スープはアニマルオフの「魚だし」のみ。
タレは塩と醤油。
基本メニューは「魚だしらーめん(塩)」と「同(醤油)」(700円)。
味玉トッピングが800円、チャーシュー増しが900円、味玉・チャーシュー増しが1,000円。
上下一列ずつあけ、2列目と3列目がそれぞれ「魚だしらーめん(塩)」と「同(醤油)」と上記の味玉トッピング、チャーシュー増し、味玉・チャーシュー増しのボタン。
下の方に、「半ライス」「ライス」「温玉めし」「チャーシューめし」のボタンがありますが、「×」印。
最下段に、気になる「限定」(880円)、「限定」(1,000円)のボタンがありますが、こちらも「×」。

今後、「魚だし」の塩・醤油の上下二列に、「鶏豚」(塩・醤油)のボタンが並び、いずれミニ丼や限定麺が登場という流れなのかな?

まずは私が「今日から」に魅了された「魚介スープのヒマラヤ岩塩らーめん」後継の「魚だしらーめん(塩)」(味玉)の食券を購入。

小広い店内は、「やまぐち」当時と同じレイアウトの模様(何せ「やまぐち」に行っていないので)。
厨房は奥まっていますが、その手前に真新しい製麺機が鎮座する製麺室。
製麺室を囲むように、L字型カウンター7席。
反対側の壁際にもカウンター4席。
さらに窓に沿って、テーブル席が4人卓×2。
計19席。

スタッフは調理担当の佐々木店主と調理補助の男性スタッフ、フロア担当の女性スタッフの計3人。
カウンターの上はシンプルで、割り箸箱の上にペッパーミルと楊枝入れがあるだけ。
あとはコップとお冷の入ったピッチャー。
残念ながら、「魚だしらーめん」のスープ、醤油ダレ、塩ダレ、麺、具材に関する説明書きの類は全くありません。

厨房を見ると、佐々木店主がチャーシューを注文ごとにスライサーで切るという丁寧な仕事ぶり。
「今日から」当時も提供までかなり時間がかかりましたが、シンプルなラーメンの割には提供まで時間を要するのが難点。
4人組グループ(多分「醤油」を注文か?)に着丼したのが注文15分後、私ともう1人のカウンター席の男性に着丼が20分後。
その間に、「今日から」時代の常連らしき中年のご夫婦が入店。
ご夫婦もかなり待たされていました。

開店初日なので仕方ありませんが、もう少しスピーディーな提供につとめるほか、店内に「1回に3~4杯までしかつくれませんので、提供までお時間をいただきます」(例えば)などの貼り紙をすべきでしょう。

さて到着した「魚だしらーめん(塩)」味玉。
「今日から」時代の「魚介スープのモンゴル岩塩らーめん」を想起させる黄金色の少し濁りのあるスープ。
スープからは、湯気にのって魚介のいい匂いが立ち上ります。

具材は、「今日から」時代よりもシンプルかも。
中央に、薄いけれど大判の豚ロース肉低温調理チャーシュー。
その横に、やや細長い豚バラ肉の皮付きのチャーシュー。
いずれも薄いピンク色。
チャーシューの上にはカイワレがのり、スープには細い筒状にカットした青ネギが浮かびます。
それから味玉。
メンマがないのも特徴。
もっとも今後メンマがつくかも知れません。
オイルは、多分不使用でしょうが、今後要確認。

スープはアニマルオフの無化調魚介スープに、ヒマラヤ岩塩など数種の塩にムール貝などの貝ダシをブレンドした塩ダレを合わせています。
「今日から」時代の最後は、かなり煮干し(とくに背黒)を突出させ、逆に節やシイタケをカット。
ピュアななかにも、煮干しのビター感を前面に出たパンチのある旨みが特徴でした。
今回スープを飲んでみると、たしかに雑味のない「今日華」らしいピュアな旨みのある魚介スープですが、煮干しのパンチ力は影を潜め、むしろ昆布の旨みを強調しながらも、煮干しと昆布のバランスの良くとれた落ち着いた味。
魚介スープがおとなしくなったせいか、相対的に塩角がやや立つ感じ。
マイルドな塩味ではなく、結構鋭角的な塩味。
もちろん、しょっぱいというほどではありません。

いよいよ佐々木店主初めての自家製麺。
切り刃20番、加水率は38%とやや高め。
角ストレート中細麺です。
ツルツルとした食感の麺は、口に含むとモチモチ感と小麦の香りが横溢。
佐々木店主も、小麦のブレンド(今回は時間がなく使用小麦粉を聞けませんでしたが)や加水率高めなど、モチモチ食感をねらっていると語っていました。
麺量は150g。

具の2種類の豚チャーシューが白眉。
豚ロース肉の軟らかい低温調理チャーシューはハーブで味付けられ、皮付きのバラ肉チャーシューには燻製が施されています。
「チャーシュー増し」にすべきだったと後悔するレベルの味。

シャキシャキとしたカイワレの淡い苦みも、良いスパイスになっています。

味玉は黄身がジュース状になっていて、噛むと黄身が口に溢れます。

食べ終わって、麺を自家製麺にするだけで、こんなにラーメンのクオリティがアップするのかと改めて驚かされました。
「今日から」から引き継ぐ、無化調魚介スープの旨みは変わりません。
佐々木店主が、開店にあたって、「魚介ダシ」で勝負したのも分かります。

盛岡に無化調の名店が誕生という今日のオープンに出会うことができ、嬉しいかぎり。
次回は、今週中に「魚ダシ」の醤油を食べるつもり。

もっとも、オープンしたことが近所に全く伝わっていないせいか、そして地味な外観のせいか、オープン初日の昼時なのに、お客が少なかったのは残念。
前の「蕎麦屋」が繁盛していただけに、事業所の多い界隈にある利点をいかすためにも、もっと開店を周りにアピールすべき。
その意味では祝花も必要だったのでは?

あとは、提供のスピードと「塩」に限りますが、かなり上品で繊細な味。
私は、この洗練された味が大好きなのですが、濃厚ラーメン好きの若い世代の趣向とは真逆の味だけに、「商売」として考えると、周囲とのミスマッチが起きる可能性も。
「今日華」がラーメン専門店としてスタートし、11時30分~15時という短い営業時間であるだけに、酒や肴に頼らず、純粋にラーメンで勝負するためには、上品で洗練されたラーメンだけでなく、ある意味ジャンクなラーメンも必要かも知れません。

まずは佐々木店主には開店おめでとうといいたいと思います。
そのうえで、この地で長く愛される店になるために、いくつかクリアすべき課題があることを自覚して、ときには「妥協」も必要でしょう。
ともあれ、オイルを使わない「魚介だし」スープの美味しさが戻ってきたことを、素直に喜びたい心境です。
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吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - その他写真:営業時間は11時30分~15時。毎週水曜定休。自家製麺+チャーシュー、トッピングすべて手作り(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - 外観写真:昨日の雪の残る「今日華」店前(2020年2月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:割り箸入れとティッシュ、楊枝、ペッパーミル(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 内観写真:カウンター席とテーブル席(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:「激にぼし」のみ大盛り可(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - その他写真:営業時間と定休日(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2020年1月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(別角度)(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(上から)(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - 料理写真:割り箸箱と楊枝、ペッパーミル(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年12月20日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」味玉・チャーシュー増し(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)味玉・チャーシュー増し」(別角度)(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - 料理写真:卓上の割り箸入れとレンゲ、楊枝、ペッパーミル(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(「激にぼし」は売り切れ!)(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:「激にぼし」のみ50円プラスで大盛り可(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」外観(2019年12月13日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - その他写真:製麺室(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - その他写真:カウンター席の割り箸箱、レンゲ、楊枝、ペッパーミル、グラス、ピッチャーなど(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 内観写真:厨房寄りのカウンター席からテーブル席、カウンター席を見る(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 内観写真:駐車場側の窓側からテーブル席を見る(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 内観写真:駐車場寄りの窓際からカウンター席を見る(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:「激にぼし」のみ大盛りできます(50円プラス)(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」外観(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:壁には「今日華」のロゴマーク(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口ののれんと引き戸(2019年11月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「激にぼし」チャーシュー増し(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機に「激にぼし」のボタンが加わりました(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:ラーメン類のボタンを拡大(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 料理写真:卓上の箸箱と楊枝、ペッパーミル(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2019年11月21日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:限定麺のプレートが外された券売機(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 内観写真:カウンター席とテーブル席(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:卓上の割り箸箱とレンゲ、楊枝、ペッパーミル(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2019年11月14日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」チャーシュー増し(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機の「魚だしらーめん(塩)」と「魚だしらーめん(しょうゆ)」のボタンを拡大(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:「限定」2種の提供はまだ(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:卓上の箸箱、レンゲ、ペッパーミル、楊枝など(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2019年11月7日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」チャーシュー増し(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - 内観写真:製麺室(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2019年11月4日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しゅうゆ)」(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(しょうゆ)」(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「チャーシューめし」(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - メニュー写真: 吟麺 今日華 - メニュー写真:ライスやチャーシューめしなどが登場(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「吟麺 今日華」入口(2019年10月31日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」味玉(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」味玉(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:「魚だしらーめん(塩)」味玉(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - メニュー写真:券売機(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 料理写真:卓上の割り箸箱とペッパーミル、楊枝、レンゲ(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 内観写真:カウンター席とテーブル席(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「今日華」の「ロゴマーク」?(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:新しい金色の暖簾(2019年10月29日) 吟麺 今日華 - 外観写真:「今日華」入口(2019年10月29日)
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この口コミの詳しい評価
■各項目の評価
夜:総合評価:
夜:料理・味 :
夜:サービス  :
夜:雰囲気 :
夜:CP   :
夜:ドリンク  :
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昼:総合評価:★★★★4.4
昼:料理・味 :〓〓〓〓4.4
昼:サービス  :〓〓〓〓4.0
昼:雰囲気 :〓〓〓〓4.0
昼:CP   :〓〓〓==3.9
昼:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■使った金額
夜:-
昼:¥1,000~¥1,999
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これらの口コミは、ユーザの方々お食事された当時の内容に基づく主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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