平野屋


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口コミ
30年前と変わらぬ味を、唯々懐かしく堪能せり♪
kazutans(1259) [携帯電話番号認証済]
2020/03最終訪問
★★★★4.2
(詳しい評価)

★★★★4.2
2020/03訪問
【 (295) メガ盛行脚レビュー その212】

館林市は、私が教職に就いて最初に赴任した地 = 初任の地である。時は 1985年〔昭和60年〕、その年のこの地から私の社会人としての日々が始まった。思い起こせば、それはもう 35年 も前のことになる。
この地で刷り込まれた「ラーメン」の味わい、それは、高加水率にして「うどん」のような柔麺、麺幅が不揃いで手打ち感満載の「ラーメン」である。今回、そんな「館林ラーメン」の味わいを連食する企画を実施してみた。その第三弾がこちらになる。そうして、こちらの店舗こそ、今回の「館林ラーメン」連食行脚の最終目的地であり、かつ、私に「ラーメン」の味わいの何たるかを刷り込んでくれた店舗なのである。


『平野屋 支店』
群馬県館林市緑町2-24-28
0276-73-2361


R354 の群馬県内バイパス群の総称「東毛広域幹線道路」、通称「東毛広幹道」は、高崎駅東口の「栄町」交差点を起点に、伊勢崎市、太田市、館林市の 東北自動車道 館林市IC を経て邑楽郡板倉町の「板倉ゴルフ場入口」交差点に至る、東毛地域を広域的かつ横断的に連結する総延長 58.6km の主要幹線道路である。
その「東毛広幹道」の終点付近、東北自動車道 館林市IC 入口となる「館林インター前」信号交差点から 3.5km 程西となり、館林市を南北に貫くメインストリートでもある 栃木県道・群馬県道・埼玉県道7号佐野行田線、通称「5号道路」との交点となる群馬県館林市の「緑町」信号交差点を北折(北北東折)して、300m 余り北進すると、道路右手(東側)に『平野屋 支店』はある。


『平野屋 支店』、、、支店とあるからには本店もあるわけで、群馬県道2号前橋館林線と群馬県道・栃木県道57号館林藤岡線の交点となる群馬県館林市の「新宿1丁目」交差点南東角に『平野屋 本店』〔館林市本町4-5-1〕が存在している。Google MAP 等の店名表示では『平野屋そば店』と出ているが、同じ店舗である。こちらの『本店』は、何でも創業 100年 超とのことで、館林においても老舗中の老舗としての存在だ。なお、この群馬県道2号前橋館林線と群馬県道57号館林藤岡線は、この「新宿1丁目」交差点から北進しつつ「館林駅入口」交差点まで、両線の重複区間となっている。
この『平野屋』、『支店』『本店』ともに、本来は蕎麦・うどん店なのだが、館林市民の間では、両店ともに「ラーメン」が昔からとても有名で、『本店』の方は、今現在も蕎麦・うどんの提供があるものの、『支店』の方は、今や「ラーメン」のみの提供となってしまったと言う程の人気振りなのだ。
この『支店』『本店』の「ラーメン」♪ 私の個人的な 30年前 の印象では、両店とも高加水率にして「うどん」のような柔麺であることは共通し、麺幅が不揃いな点も同様ではあったが、『本店』の方がやや太麺でもちもち度が高く、『支店』の方が「うどん」ライクな柔麺振りが強かった様に記憶している。更に、麺幅の不揃い感は『支店』の方が確実に強いイメージであった。ラーメンスープの出汁感に関しては、『本店』は節系出汁が強く感じられ、「和」のテイストが濃厚で、正に蕎麦屋の「ラーメン」と言ったイメージであった。一方で『支店』の方は、鶏がら・豚がらをベースに節系出汁がほんのり香る感じであったように記憶している。
館林在勤時、『本店』にせよ『支店』にせよ、「うどん」と「ラーメン」の二丁食い、これが当時の私、若かりし 20代 の頃の超贅沢であり、また、金欠時の大いなる憧れでもあったわけだ。それも今は、『支店』では叶わぬ夢となってしまったが。。。


今回の「館林ラーメン」連食行脚、その 3番手店 となる『平野屋 支店』。その前に訪問した、今回の連食行脚店 2店 は以下の店舗だ。

(1) 『手打ちラーメン創房 舌笑家(ごちや)』〔群馬県館林市花山町2299-2〕実食総重量 1,670g
・「醤油チャーシューメン」980円「大盛」100円(税込)総重量(実測値)1,168g
・「チャーシュー飯」580円(税込)総重量(実測値)383g
・「餃子」390円(税込)総重量(実測値)119g
(2) 『つけ麺 弥七』〔群馬県館林市赤生田町1987-3〕実食総重量 1,867g
・「特製つけ麺 特盛 500g」1,380円(税込)総重量(実測値)1,617g
・「スープ割り」総重量(実測値)250g

ここまでの実食総重量 3,537g、うち固形物重量 2,282g。実食総重量には、スープ等液体が相当量含まれており、そこは水を飲んだのと変わらないことから、余り考慮の対象とはならない。そこで重要となるのが、固形物摂食重量である。この時点ではこの数字が未だ 3kg 未満の 2kg 前半。それゆえに、未だ胃袋にかなりの余裕ありであった。が、『平野屋 支店』でのオーダー予定メニューは、若かりし頃に何度となく戴いた、2人前サイズと銘打たれている「特大ラーメン」を考えていた。このメニュー、一食の喫食量としては、左程ではないものの、ここまでの連食による喫食量を踏まえた場合、果たしてどう出ることか ?! と、若干の不安を覚えさせる、意外と大きな品なのだ。


さて、今回の『平野屋 支店』を目指した「館林ラーメン」連食行脚であるが、『手打ちラーメン創房 舌笑家』のレビューを初め、『つけ麺 弥七』のレビュー内でも記したのであるが、その本旨は、3月10日 に 24歳 の若さで夭逝した私の教え子の墓参にある。従って、当時の記憶を懐かしみつつ、30年前を思い返すべくの「館林ラーメン」喫食であり、爆食やらチャレンジメニューやらとは無縁の、唯々「館林ラーメン」の味わいを純粋に愉しむ旅程となっている。だから、一品一品の量は微々たるものだ。唯だ、それも数を重ねれば、上記の様な数字に化けてくるのである。。。(;^_^A


その教え子の供養もあるので、今回の三連食、思う存分に食しつつ、そのレビューの全てに、教え子のことも以下の様に記してきた。

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忘れ得ぬ日、、、3月10日。私の教え子、この地で最初に担任したクラスの学級委員長で、そのまとめ役としての役割を 3年間 引き受けてくれた、心優しき生徒の命日。。。
突然の病死。ご両親の辛苦はいかばかりか。享年 24歳。若過ぎるその死、、、葬儀での弔辞などではなく、結婚披露宴の祝辞を読みたかったと、大いに嘆いたものだ。そんな悲しみの 1996年〔平成8年〕から、既に24年の歳月が経ってしまった。今やあいつの一生分の年月が流れようとしていることになる。
彼の死後、毎年お墓参りをして、その度にご自宅に顔を出すと、5年 くらい経っても、母親は私の顔を見る度に悲しみを思い返すらしく、滂沱の涙を流したものだ。何だか余りにも申し訳なくて、そのあたりからご自宅には伺わないようにした。今年も、お花と線香をお供えして、脇に名刺を置いてくるだけ。。。我が子の死は、本当に辛いことだろうし、ましてや心臓の発作による突然死だっただけに、ご両親の悲しみの深さは想像を絶するものがある。本人の冥福を祈ると共に、母親を初め、ご両親のご心痛が少しでも内場になることを、今もなお願わずにはいられない。
その教え子の墓参りに、今年も出掛けてみた。前橋の自宅から館林の墓所までは、距離にして 45km 程。唯だでさえ遠いところ、毎年、この時期は高校入試と重なり、命日当日の墓参はほぼかなわない。これまでも、毎年一度は墓参りをしているが、夏のお盆時期だったり、命日の翌月だったりと、命日その日の墓参はほとんど出来ていないのが通常である。今年も命日の 10日 は後期選抜入試の当日だ。そんなこんなで、命日を数日後に控えた本日、こうして館林の地を訪れたと言うわけだ。
教え子の菩提寺に入って、墓所入口を右に折れると、30m 余り先にある、あいつの墓標がぱっと目に入る。「来てくれたんだね、先生」そんな声が聞こえるかのようだった。ふわっと心が温かくなる感じがした。
今年も例年通り、お花と線香をお供えして、脇に名刺を置いてくるだけ。それでいい。。。
「また来るからな」そう告げて墓所を後にした。
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この墓参のついで、、、せっかくだから、今回は、あいつのクラスを受け持っていた頃、私の初任時代に日々食していた、こちら『平野屋 支店』の「特大ラーメン」を戴こうと先ず考えた。その流れでと言っては何だが、であればと言うことで、こうして「館林ラーメン」を巡る連食行脚を実施してみたわけだ。そのゴール地点! とうとう、当時、毎度お世話になっていた懐かしき店舗へ、実に久し振りの訪問となった次第である。


当日の現着時間は 14:15。『つけ麺 弥七』を 12:40 には後にしているのであるが、少々の間をおいてみた。こちらの営業時間は、11:00~18:00(麺切れ次第終了)となっているのだが、大変有り難いことに通し営業をしてくれているのだ。
そんな訪問時間となったので、こちらの品は言わばお八つ代わりと言ったイメージになっている。(笑´∀`)

先ずは、店舗外観撮影。30年の歳月は矢張り長い。店舗外観北側にある壁面に掲げられた店名看板から「支店」の「店」の文字が剥落していた。。。一抹の淋しさを覚えつつ、店舗入口に向かうと、営業中の立て看板に貼付された以下の文字が目を引く。

…………………………………………
営業中
ラーメン類のみ
そば・うどん出来ません
ラーメン類
大根サラダ・シューマイ
…………………………………………

今回の目的は「特大ラーメン」であるからして問題ないのだが、もうあの柔麺ながら強コシの不揃い麺幅「うどん」は戴けないのかと淋しくなった。

店内は、全く昔と変わらぬ佇まい。店舗入口正面奥の特殊な小上がりとなっている、かなり目立つ仕様のお座敷席も、30年前そのままであった。


「ラーメン」750円(税込)
「メンマラーメン」「ネギラーメン」「キムチラーメン」「ワカメラーメン」「力 ラーメン」900円(税込)

「大盛」150円増し(税込)
「チャーシュートッピング」300円増し(税込)

「ネギチャーシュー」1,250円(税込)

「特大ラーメン」1,200円(税込)
「特大チャーシュー」1,550円(税込)

「大根サラダ」500円(税込)
「シューマイ」450円(税込)
「チャーシュー」750円(税込)
「メンマ」「キムチ」400円(税込)


メニュー表を眺めると、懐かしの「特大ラーメン」1,200円(税込)が、しっかりと今も尚、メニュー表上に残っていて、ほっとする。(´∀`*)
早速にオーダーするのであるが、今回は、「特大チャ-シュー」1,550円(税込)は我慢しておいた。と言うか、メニュー表を眺めている段では見落としてしまっていたのだ。このレビューを書きながら気づくと言う体たらくであった。まあ、「特大ラーメン」で頭が一杯だったのだから、そこは致し方ないところと言える。(;^_^A

「特大ラーメン」の価格に関してであるが、確か 30年前は 900円(消費税なし)であった様に記憶している。或いは、1,000円(消費税なし)に途中で値上がりしたんだったか。。。

注文から配膳までは 10分余り。14:20 頃と言う端境時間であるが、先客多数、10名以上はいただろうか。まあ、このくらいの配膳時間は致し方あるまい。


「特大ラーメン」1,200円(税込)


配膳品をぱっと見て、そのサイズに対する印象は「こんなもんだったかなあ」と言うものであった。丼直径 22.5cm、通常店の麺量 1.5倍 投入用丼、いわゆる「大盛」のサイズである。『メガ盛』に慣れすぎた目が、けっこうな大きさだったと言う過去の記憶と連動し、そのギャップを意識の中で際立たせてしまっているのかも知れない。まあ、ここは見た目ではなく、要は中味だ !!!
早速に丼とも重量を計量すると、2605g !! このサイズの丼の重量は 1kg を越えることは先ずあるまいから、この時点で、ラーメン等汁物としての『メガ盛』入り確定であった。喜び勇んで実食へと移る私。。。

流石は、2人前サイズと銘打つだけのことはある。若かりし頃、この店に通い、ほぼ必ずと言っていい程、毎回の様に食していた「特大ラーメン」、納得の重量であったのだ!(^-^)v

因みに、実際の総重量(実測値)は 1,771g であった。
私独自の『メガ盛』基準として、ラーメン等「汁物」は 1.5kg、カレー等「固形物」は 1.0kg と言うのがあるのだが、今回のその総重量(実測値)1,771g は、堂々の『メガ盛』入りなのである。


スープは、ゲンコツ〔豚の膝関節〕や鶏がら、節系出汁、日高昆布などを 4~5時間 じっくりと煮込み、光り輝く鶏がら由来の脂が、表面に美しく浮くあっさり醤油味だ。いわゆる、昔ながらのラーメンの王道に沿って作られているスープと言って良かろう。
動物系・魚介系ともに、余り自己主張の強くない出汁感は、口腔内で平坦な印象を感じさせるが、その分、抵抗なく穏やかに喉奥へと嚥下される。昨今のスープ事情は、出汁感の強い優良素材を用いて、濃厚な旨味を醸し出そうとする傾向がある。それはそれで私は好きなので、そう言った傾向も存分に愉しみたいところではあるが、こちら『平野屋 支店』のスープの様なあっさりとした平坦さもまた悪くない。
何と言えば良いだろう。テーブル付属の調味料類の中、ラーメン店には欠かせない「胡椒」を掛けることで、程良い味わいとなるスープなのである。「胡椒」を振るだけで、その味わいが劇的にぐっと迫ってくるのだ。「胡椒」を振る量は、もちろん個々まちまちであるから、自分仕様のスープを味わえることになるわけだ。この仕様もまた 30年 前と全く同じ♪ その変わらぬ味わい !! 何とも嬉しい限りである。

因みに、この透き通ったあっさり味のスープ、麺打ちの水と同様、この地の井戸水を使用していると言う情報もある。


さて、自慢の手打ち麺だが、これぞ正しく 30年 前と変わらぬ味わい。これこそが『平野屋 支店』の麺であり、私がこの地で刷り込まれた「ラーメン」の味わいだ。高加水率にして「うどん」のような柔麺、麺幅が限りなく不揃いで手打ち感満載の「ラーメン」である。

コシの強い麺をお好みの向きには、見向きもされない様な超柔麺。しかも、麺幅が不揃いであるがゆえに、茹で時間の関係で、太い方の麺には、もちもち感こそあるものの、細い方の麺はくったくたで、もはや延びた麺の印象すらある品だ。私は、この複雑な食感が堪らないわけで、かつては、ことある毎にこちら『平野屋 支店』を訪問し、日々愉しんで食していたのであるが、この味わいに関しては、大きく好みが分かれることだろう。『延びたうどんの様な麺』と感じるか、『複雑な食感』と感じるか、、、この差は確実に個人の好み次第と言える。

ううむ、美味い♪ 旨過ぎる !!
私にとっての「ラーメン」の原点、それがこれ、『平野屋 支店』の、この「ラーメン」なのだ。


今回は、「特大チャーシュー」1,550円(税込)ではなく、普通の「特大ラーメン」1,200円(税込)であったのだが、投入されているチャーシューは、3枚であった。チャーシュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 20g、2枚目 22g、3枚目 33g の、合計重量 75g。いわゆる「チャーシュー麺」ではないのにこの量を搭載となると、矢張り嬉しいところだ。通常の「ラーメン」750円(税込)には、チャーシューが 2枚 載るらしい。「特大」ゆえの 1枚 サービスなのであろう。「特大チャーシュー」には、一体何枚載るのか⁈ そこに今、興味津々である。

チャーシューは、昔ながらの豚ロース肉のブロック煮豚チャーシューで、その味わい、歯応え抜群の肉々しい感じが堪らない。これまた、昔食べたものと同じ味わいであった。余分な脂肪は削ぎ落とし、豚肉の肉質感を大切にした感じの品だ。


その他の具材は、かなり多めの「メンマ」と、8切〔はちさい : 全型 = 1枚 分の 1/8 サイズ〕の「海苔」、小口切りの「刻みネギ」だ。「メンマ」に関しては、際立った特徴はなく、極く普通の味わいである。但し、これだけの量が搭載されると嬉しくなってくると言う量ではある。「海苔」に関しては、昔ながらの添え物のイメージで、これもまた際立った特徴は見られない。黒が良い色味を出していると言った視覚効果は感じられた。


総じて、こちら『平野屋 支店』、何と言ってもその特徴は麺にあるだろう。何度も言う様だが、高加水率にして「うどん」のような柔麺、麺幅が限りなく不揃いで手打ち感満載の「ラーメン」、これが堪らないのである。

味わいの近さとしては、世に有名な、いわゆる「佐野らーめん」が挙げられるだろうが、個人的に「館林ラーメン」としての括りを設けたいと考える私からしたら、矢張り、その味わいは一線を画している様に思われる。

また、「佐野らーめん」のルーツは「館林ラーメン」にあると言う一説もあるくらいなのだが、今回のレビューに於いては、そこは敢えて触れずにおきたい。

ううむ、『平野屋 支店』、矢張り最高だ。30年前と変わらぬ味!
唯々懐かしく堪能させて戴いた。


さて、レビュー中に何度か記した「館林ラーメン」と言う字句であるが、そもそもが「館林ラーメン」と言う括りは一般的には存在しないらしい。それに比して「館林うどん」と言う括りは、世に周知した馴染みのフレーズである。

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「館林うどん」
――――――――――――――――
「館林うどん」として、よく耳にする「製麺業者」は以下の3銘柄が有名である。

『館林うどん』〔群馬県館林市本町3-8-1〕Official Website : http://www.the-udon.com/
『花山うどん』〔群馬県館林市本町2-3-48〕Official Website : http://www.hanayamaudon.co.jp/
『めん小町』〔群馬県館林市羽附町1538/栃木県宇都宮市金田町452-2〕Official Website : https://menkomachi.com/

館林市は、今日の『株式会社 日清製粉グループ本社』〔東京都千代田区神田錦町1-25〕の前身である『館林製粉株式会社』発祥の地である(1900年〔明治33年〕創業)。また、現在、館林市で最も老舗とされる製麺所『花山うどん』は、それより早い 1894年〔明治27年〕に創業しているのだそうだ。古くから製粉・製麺の歴史がある土地柄で、小麦の生産も当然のことながら盛んな土地である。

館林を初めとする群馬県東部は、もともとが小麦の生産が盛んなところだった。これは、この土地が利根川と渡良瀬川という二本の大きな河川に挟まれていて、度々起こる河川の氾濫によって肥沃な土壌が培われてきたことと、同時に、夏に多発する河川氾濫の被害により稲作に向かなかったことから、二毛作によって初夏に収穫を迎える冬小麦の生産が発展したからだと言われている。

「群馬三大うどん」という括りもあるようなのだが、「館林うどん」「水沢うどん」「桐生うどん」の 3つ がそれに当たると言う。この中、「水沢うどん」が『生うどん』なのに対し、「館林うどん」は『乾麺』が昔から有名だ。 これは、「水沢うどん」が『五徳山 水澤寺〔水澤観音〕』〔群馬県渋川市伊香保町水沢214〕への参拝客に提供されたのに対し、「館林うどん」は献上品として発展したという経緯があるためなのだそうだ。江戸時代には、既に館林藩から幕府への献上品として「うどん」が送られていたことも記録に残っているのだと言う。
――――――――――――――――

こんな風に「うどん」文化に大変優れた地、館林!
そこに根差して生まれたラーメン店が、旨くないわけがない。小麦文化の地盤がしっかりしているだけに、良い品が提供されるのは必然と言えよう。

今回のゴール地点である『平野屋 支店』は、初任時の 35年前 で既に老舗であった。ここ最近は「ラーメン」のみの提供となってしまったようだが、当時は、「うどん」も「ラーメン」も、実に美味なる品を提供してくれる超優良店で、当時を思い出しただけで涎が出る程である。(@ ̄ρ ̄@)
今回の久し振りの訪問、味わいは昔のまま。高加水率にして「うどん」のような柔麺、麺幅が不揃いで手打ち感満載の「ラーメン」も健在であった。
30年を越える年月は、店舗の外観にある壁面店名看板から「支店」の「店」の文字の剥落を見させてくれたが、一番肝心な味わいは変化を来すことがなかった。これは嬉しい。この味わいであれば、あいつもきっと「うん! これこれ !! この味だよね♪」と、そう言ってくれることだろう。

ううむ、誠に美味しうござった。


さて、今回の実測値は、

「特大ラーメン」1,200円(税込)
総重量(実測値)1,771g
うち麺・具材重量 1,177g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)594g
チャーシュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 20g、2枚目 22g、3枚目 33g〔合計重量 75g〕
器サイズ
直径 22.5cm、高さ 8.5cm、器重量 834g

完食時間 : 7分12秒0
訪問日 : 2020.3.7(土)


この三連食、「なあんだ、たったの三軒かあ」なんて声も聞こえてきそうだが、喫食時間 3時間20分、総重量(実測値)にして 5,308g。うち固形物重量 3,459g。これは存分な量である。流石に、こちら最後の店となった『平野屋 支店』での満腹感も相当に高かった。まあ、これだけ食せば、流石の私も幸せいっぱい。満足の「館林ラーメン」連食行脚となった次第である。
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平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」1,200円(税込) 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」上から。丼とも重量を計量すると、2605g !! このサイズの丼の重量は 1kg を越えることはあるまいから、この時点で、ラーメン等汁物としての『メガ盛』入り確定であった。喜び勇んで実食へと移る私。。。 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」接写。ゲンコツや鶏がら、節系出汁、日高昆布などを 4~5時間 じっくりと煮込んだスープは、あっさり鶏がら系醤油。いわゆる、昔ながらのラーメンの王道に沿って作られている。 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」麺リフト。これこそが『平野屋 支店』の麺であり、私がこの地で刷り込まれた「ラーメン」の味わい、高加水率にして「うどん」のような柔麺、麺幅が限りなく不揃いで手打ち感満載の「ラーメン」である。 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」チャーシューリフト。チャーシューの味わいは、昔ながらの豚ロース肉のブロック煮豚チャーシュー、歯応え抜群の肉々しい感じが堪らない。これまた、昔食べたのと同じ味わいであった。余分な脂肪は削ぎ落とし、豚肉の肉質感を大切にした感じの品だ。 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」コシの強い麺をお好みの向きには、見向きもされない様な超柔麺。しかも、麺幅が不揃いであるがゆえに、茹で時間の関係で、太い麺のもちもち感こそあるものの、細い麺はくったくたで、もはや延びた麺の印象すらある品だ。私は、この複雑な食感が堪らないわだ。 平野屋 - メニュー写真:『平野屋 支店』メニュー表 1 平野屋 - メニュー写真:『平野屋 支店』メニュー表 2 平野屋 - メニュー写真:『平野屋 支店』メニュー表 3 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』店舗外観「西から」 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』店舗外観「北西から」 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』店舗外観「北から」 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』店舗外観「南西から」 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』店舗入口 平野屋 - その他写真:『平野屋 支店』そば うどん 出来ません 平野屋 - 外観写真:『平野屋 支店』昔からある灯籠 平野屋 - 内観写真:『平野屋 支店』店舗内観「テーブル席」 平野屋 - 内観写真:『平野屋 支店』店舗内観「お座敷席 1」 平野屋 - 内観写真:『平野屋 支店』店舗内観「お座敷席 2」 平野屋 - 内観写真:『平野屋 支店』混雑時の店内 平野屋 - 料理写真:『平野屋 支店』テーブル付属の各種調味料類 平野屋 - その他写真:『平野屋 支店』ウォーターサーバー 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」1,200円(税込)総重量(実測値)1,771g。うち麺・具材重量 1,177g、うちスープ重量(麺・具材等完食後)594g。 平野屋 - 料理写真:「特大ラーメン」チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 20g、2枚目 22g、3枚目 33g〔合計重量 75g〕
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■各項目の評価
夜:総合評価:
夜:料理・味 :
夜:サービス  :
夜:雰囲気 :
夜:CP   :
夜:ドリンク  :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼:総合評価:★★★★4.2
昼:料理・味 :〓〓〓〓4.5
昼:サービス  :〓〓〓〓4.0
昼:雰囲気 :〓〓〓〓4.5
昼:CP   :〓〓〓==3.5
昼:ドリンク  :〓〓〓〓4.0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■使った金額
夜:-
昼:¥1,000~¥1,999
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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